Electronic Entertainment Expo 2009現地レポート

Ubisoft、「Ubisoft E3 Press Conference」を開催
「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」、「Assassins Creed 2」など大作の続編が登場!!

6月2~4日開催(現地時間)

6月1日 開催(現地時間)

会場:Los Angeles Theatre

 

Ubisoft President & CEO Yves Guillemot氏

 フランス大手ゲームパブリッシャーUbisoftは、Los Angeles Theatreにおいて、現地時間の6月1日、メディア向けのプレスカンファレンスを開催した。

 UbisoftはE3が縮小された2007年から自社の大型イベント「Ubiday」を開催し、新作を次々と発表してきたが、今年はE3の復活に合わせ「Ubiday」を開催せず、E3に全力を尽くして13に及ぶ大量の新作を公開した。特にUbisoftの人気フランチャイズ「Assassins Creed」、「Tom Clancy’s Splinter Cell」の新作は注目したいところだ。

 また、映画「ターミネーター」や「タイタニック」などで有名なジェームズ・キャメロン監督やブラジルサッカーのスター・ペレ(本名:Edison Arantes do Nascimento)選手といった超有名人も本カンファレンスに登壇した。Ubisoftはジェームズ・キャメロン監督が手掛ける新作映画「Avatar」の技術的なサポートを行なっており、ゲーム版の開発、販売も展開される予定だ。また、ペレ選手がゲームのコーチキャラクターとして登場する「Academy of Champions: Soccer」などが紹介されていた。

 今年のUbisoftは「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」や「Assasins Creed 2」、「Red Steel 2」、「Rabbits Go Home」、「No More Heroes 2: Desperate Struggle」など、続編が多いのが特徴だった。特に「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」はインパクトのある戦闘とゲーム演出で一押しの作品だろう。

 なお、本カンファレンスで発表されたタイトルの日本展開に関しては不明なままだ。発売予定日はあくまで北米におけるものとなっていることを承知していただきたい。

【Assassins Creed 2】
「Assassins Creed 2」の舞台は15世紀のVenice。ムービーは主人公「Ezio」が腐敗した役人を暗殺する内容になっている。本カンファレンスの最後は本作のトレイラームービーで飾られただけで、詳しいゲームの内容については発表されなかった。追ってブースレポートで紹介したい



■ 娘Sarahの死の真相を暴くため、Sam Fisherが帰ってきた!!「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」

「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」のプレゼンを行なったProducerのAlex Parizeau氏(左)とCreative DirectorのMax Beland氏(右)

 「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」では今までエージェントとして活躍して来た主人公Sam Fisherが娘の死に疑問を抱き、その真相を暴くために自身が所属していたエージェンシー「the Third Echelo」を離れることになる。今回のカンファレンスでは「Xbox 360 E309 Media Briefing」と同じゲームステージのデモプレイに詳しい話が紹介された。本作はXbox 360とPCで発売される予定である。

 まず、ゲームは公衆便所の中で1人の男を締め上げて尋問することからスタートする。Samは尋問するとき、周りのどんな環境も利用できると言う。締め上げた男を隣のドアに投げつけるとドアの中で用を足していた男のみっとも無く慌てる姿が見られるなど、シュールなギャグも盛り込まれていた。

 カギとなるキャラクターは殺さず、尋問し、情報を聞き出すと次に進むことができる。男が情報を吐き出すとその内容が周りの壁をディスプレイとして利用し、映し出される。さらには、その情報を元にローディング画面無しに次のステージ全体が見渡され、次のステージへ進むことができた。カメラワークでステージの全体を見渡す場面で、リアルタイムにローディングされるらしい。PDAといったメニューを通じたゴールの確認や別のローディング画面が無く、上手く演出を利用して、よりスムースなゲームプレイを実現している。

 戦闘は、敵をフォーカス(ターゲット)し、隙をみて瞬時に射殺するパターンである。敵をフォーカスしておくことで正確且つ素早い射撃が可能だという。アクション面では素早い殺しを売りにしているようで、Samがまるで腕のいい殺し屋になっているように見えた。

 身を守るには、フォーカスするまで壁やオブジェクトなどの後ろで身を隠すことが重要だという。また、天井のシャンデリアを落として敵を混乱させたり、EMP爆弾を投げて周りの光を消すなど、様々なインタラクションで敵の注意を引くことも可能だった。

 デモプレイは最後にSamが特殊部隊に囲まれるところで終わる。娘Sarahの死の真相を知っているKobinという男を尋問するところで、Samは特殊部隊に捕まえてしまう。今後、どういうストーリー展開が待たれているか気になるところだった。今秋に発売が予定されている。

【Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction】
ゲームに盛り込まれた様々な演出が面白い

【「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」トレーラー】

【「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」プレイムービー】



■ Wii専用ゲーム「Red Steel 2」と「Rabbits Go Home」のデモプレイを実施!!そのほか、大量の新作を一挙公開

・「Wii MotionPlus」を用いてよりパワーアップした「Red Steel 2」

「Red Steel 2」Creative DirectorのJason Vandenberghe氏

 「Red Steel 2」は「Wii MotionPlus」専用のタイトルだ。ウェスタン風の舞台で、日本刀とマグナムを操るキャラクターたちの死闘を描く、独特な作品だ。「Wii MotionPlus」を用いることで、前作「Red Steel」よりリアルリティの高い剣の振る舞いが可能になっている。

 デモプレイでは自由自在に剣を振る舞うことが披露された。ゲームは1人称の画面で、Wiiリモコンで切る、刺す、突くといったモーションが、そのままゲームに対応された。また、剣を素早く振り、敵を空中へ浮かび上げる技も盛り込まれている。Wiiリモコンで剣を操りながら、ヌンチャクで銃を撃つことができる。

 ボス級キャラクターとの戦闘も披露された。ボスキャラクターとの戦闘は敵の死角に入って攻撃していくことがポイントだという。「Red Steel 2」は今年末に発売される予定だ。


【Red Steel 2】
ウェスタンと日本の雰囲気を絶妙にマッチした「Red Steel 2」。「Wii MotionPlus」でパワーアップした操作に期待したい

【「Red Steel 2」トレーラー】



・ Bwaah!! ラビッツたちが月に帰る?!「Rabbits Go Home」

「Rabbits Go Home」のプロデューサーのAdrian Fernandez-Lancey氏はショッピングカートにラビッツを乗せて登場」

 「Rabbits Go Home」は「Rayman Raving Rabbits」シリーズの新作だ。本作は地球で遊び尽くしたラビッツたちが自分たちの故郷“月”に帰ろうとする内容で、本作からはRaymanから離れた初のラビッツ作品になっている。

 本作でラビッツたちは月へ帰る方法として、地球のあらゆるものを月まで積み重ねて昇っていく考こうとた。今までのシリーズで見てきたラビッツらしいコミックな発想が面白い。本作では様々なミニゲームを通じて、地球のあらゆるモノを集めていくことがゲームの目標である。

 デモプレイではラビッツのカスタマイズから披露された。ガスを目に入れて目を大きくしたり、頭の大きさを調整するなど、シュールにカスタマイズできる。カスタマイズしたキャラクターはそのままゲームで使用可能だ。

 本作は15のゲームが収録されており、それぞれのゲームを通じて地球上のモノを集めていく。デモプレイではラビッツがショッピングカートを運転しながら、スーパーマーケットのあらゆるモノを集めていく「Supermarkets」や、飛行機のエンジンにラビッツが乗り、空港のあらゆるものを飛行機のエンジンで吸い込んでいく「jet past airport」が紹介された。いずれにしてもモノを吸い込むゲームになっているようだ。「Rabbits Go Home」は今年末に発売される予定。

【Rabbits Go Home】
キモかわいいラビッツたちが、再び騒ぎ出す。Bwaah!!!!

【「Rabbits Go Home」トレーラー】

【「Rabbits Go Home」プレイムービー】


【Avatar】
ジェームズ・キャメロン監督が手掛ける映画「Avatar」のゲーム版。SFアクションゲームだ。本カンファレンスではジェームズ・キャメロン監督による映画の話が多く語られた。発売日は未定

【Academy of Champions: Soccer】
ペレ選手がゲームのコーチキャラクターとして登場するサッカーゲームだ。Ubisoft初のサッカーゲームでもある。コミックなキャラクターが特徴で、5対5のサッカーゲームだ。今年発売予定

【「Academy of Champions: Soccer」トレーラー】

【No More Heroes 2: Desperate Struggle】
「No More Heroes 2: Desperate Struggle」はWii専用で早ければ2010年に発売される予定

【R.U.S.E】
RTSゲームで、最大8人のマルチプレイも可能。2010年の第1四半期に発売される予定

【Shaun White Snowboarding: World Stag】
「Shaun White Snowboarding」の続編。前作と異なり、Wii専用で発売される。チャレンジ要素、カスタマイズ、キャラクターなどがより豊富になっている。今年末発売予定

【Teenage Mutant Ninja Turtle: Smash-Up】
Wii専用のNinja Turtleの新作。ストーリーモードの他、オンラインを通じて4人プレイも可能だ。今秋発売予定

【Your Shape】
身体の特定の箇所を鍛えたり、痩せたりするトレーニングコースを提供してくれる。プラットフォームはWiiで発売日は未定

【「Imagine」&「Petz」】
Ubisoftが持つニンテンドーDSタイトルのフランチャイズ。 「Imagine」は275万本以上販売され、「Petz」は169万本以上販売された。欧米で10代の女性に人気のようだ

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(2009年 6月 4日)

[Reported by DongSoo“Luie”Han ]