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「AVA」、新導入の戦車対戦モード「BATTLE TANK」を先行体験!

カジュアルだがワイワイ楽しめる「AVA」的戦車ゲームモード

3月23日 実装予定

新モード「BATTLE TANK」。想像以上にしっかりとした戦車ゲームだった

 ゲームオンは、Windows用オンラインFPS「Alliance of Valiant Arms」(AVA)において、新モード「BATTLE TANK」を3月23日に実装する。今回は実装に先立って「BATTLE TANK」を体験できたので、こちらの模様をお届けしたい。

 「BATTLE TANK」は、選択した戦車を操縦して、最大12対12の戦車戦をプレイする新モード。位置づけとしては、メインモードの合間に息抜きとしてプレイするような、純粋にワイワイ楽しむものとなっている。

 今回プレイできたのは敵チームの戦車を全滅させれば勝利というルールで、ゲーム開始時に軽戦車、中戦車、重戦車の3種類から1つを選んで乗り込むのだが、「AVA」らしいのは戦車の外へ出て「歩兵」としても戦闘できるという点。

 マップは本モード専用にかなり広くなっているが、歩兵状態のプレーヤー全員にはRPGが装備されており、これを使用することで戦車に対抗できる。このRPGは、本モードでは特殊な扱いで、戦車に攻撃を当てると乗車しているプレーヤーの体力が削られるようになっている。プレーヤーの体力を奪いきれば戦車は空となり、自身が乗り込んで味方の戦車とすることも可能だ。

 さらに戦車が破壊された場合、そのまま退場するのではなく歩兵としてリスポーンする。自身の戦車は失うが、上記のように他の味方の戦車を援護できるほか、上手くすれば敵の戦車を奪うチャンスもあるので、歩兵状態での戦闘も重要だ。

ゲームの概要はゲームオン「AVA」日本運営プロデューサーの井上洋一郎氏が直に解説してくれた
ゲーム開始時に戦車を選択する
歩兵状態では、RPGが常に使える

戦車が戦車の上に乗り上げるなど、予期せぬアクシデントも含めてワイワイ楽しむモードとなっていた

 さて実際のプレイだが、「AVA」とはほぼ別の戦車ゲームとなっていた。操作はWASDキーで前後進と旋回、マウス操作で砲塔の移動と発射を行なう。「World of Tanks」と「AVA」の中間くらいの感触で、カジュアルな戦車ゲームとして成立している。

 戦車は選択する種類によってはっきり特徴がわかれていて、軽戦車は防御が弱い代わりに、機動性が高く、装填速度や砲身の回転速度も速い。重戦車は機動性や装填速度、砲身回転速度が遅い代わりに、砲弾のダメージと防御に優れている。中戦車は、その中間といった感じだ。

 どの戦車を選択するかはプレーヤーの自由であり、これは好みで選択すれば良い。大人数でプレイすれば、普段の「AVA」とは違って戦車が画面に入り乱れる展開になるので、実際ワイワイ楽しめる。戦車同士がぶつかれば戦車が戦車に乗り上がったり、ひっくり返ったりと予期せぬ動きもするため、笑いの絶えない戦場になるだろう。

 突き詰めていけば、戦車同士はできるだけ隊列を組んだ方が良いなど戦略的なセオリーも数々生まれてきそうだが、何分純粋な息抜きモードなので、あまり深く考え過ぎないほうが楽しめると思う。

 戦車同士でバンバン撃ちあって、歩兵になってもカンガンRPGを飛ばして、敵を無力化していく。1ラウンドの時間は5分ほどで決着するようになっているが、プレイ中は思わず白熱して、思った以上に濃厚な5分だったと言える。プレイ制限は特にないので、ひとまず「AVA」プレーヤーは触ってみるといいし、「AVA」をプレイしたことがなくてもこれを機に挑戦してみてはいかがだろうか。

(安田俊亮)