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PS4「PSO2」クローズドβテストインプレッション

ついにPS4版が始動! 驚きの展開で魅せるEPISODEP4と共に4周年へと向かう「PSO2」

クローズドβテスト実施期間:2月25日〜3月6日

 2012年7月にWindows版でのサービスが開始されて以来、PlayStation Vita版、キャラクターデータと連動するスマートフォン用アプリ版など、プラットフォームを広げてきた「ファンタシースターオンライン2(PSO2)」。

 そうした広がりに対して誰もが思っていたのは、「据え置きゲーム機では遊べるようにならないの?」ということだろう。

 実は筆者、ちょうど1年ほど前にシリーズプロデューサーの酒井智史氏と、シリーズディレクターの木村裕也氏にインタビューさせて頂いて、「PSO2」をプレイできるプラットフォームをさらに増やすことについても伺ったのだが……その時はしっかり受け流されてしまった(笑)。もっと言うと、そのインタビューでは「現実とのコラボに注目している」、「制服」などなど、始まったばかりの新章EPISODE 4を連想させるようなキーワードも出ていたのだが……。

 それはさておき、ついに据え置きゲーム機版としてプレイステーション 4版の「PSO2」が始動する。2月25日から3月6日にかけてクローズドβテストが行なわれているので、そこでプレイしてみてのインプレッションをお届けしよう。

既に完成度が充分に高いPS4版「PSO2」。大画面でハイクオリティなグラフィックスを楽しめる

 ゲームファンの多くの人がそう想像していそうではあるが、PS4版の「PSO2」は、実際にβテストでプレイしてみても大きな問題を感じさせるところはなく、順調な仕上がりだ。一部、描画の乱れなどが起きるバグが確認されているようだが、それも修正の難しい大問題と言うものではないだろう。現段階で正式版を名乗っても良さそうと思えるぐらいに、完成度は高い。

 解像度とグラフィックスのクオリティももちろん「PSO2」の最高峰のもの。Windows版の表示設定周りを全て「最高」にしたものを、ほぼそのままPS4でプレイできると捉えて良さそうだが、エフェクトの美しさは、ハードの特性からかPS4版の方がよりキレイに感じられる時もあったほどだ。(PS4版のリリースと合わせて、Windows版のグラフィックス設定では「設定6」が実装される。「設定6」は、「設定5」から大幅にグラフィックスを改善している)。

 操作はPS4の標準コントローラーであるDUALSHOCK 4が基本となるが、こちらも違和感はない。タッチパッドの左右押し込みがクイックメニューとショートカットチャットに割り当てられている。また、右半分のショートカットチャットを2回押すと、フリーチャットを呼び出せるようにもなっている。

 独特だったのは、グラフィックス関係の表示オプションがWindows版さながらに充実していること。ブルームエフェクト、被写界深度、ブラーなど描画やライティング周りなどの設定が並んでいる。これは逆に言えば、Windows版を下手にいじらずにそのままに移植しているとも言えるのだが、家庭用ゲーム機版としては珍しい作りだ。

 中でも、内部解像度を可変させる設定があり、キャラクター数が多いときなど処理負荷の高いときに、解像度を保つか、それとも内部的な解像度を下げてフレームレートの維持を重視するかを選択できる。これも家庭用機のゲームとしては珍しい設定だが、このあたりはWindwos版がメインプラットフォームの「PSO2」ならではかもしれない。

クローズドβテストでは新規ゲームデータでのプレイとなっていたので、新たにキャラクターを作成、登場したばかりの新クラス「サモナー」でプレイしてみた。βテストでプレイできるクエストは序盤のものに制限されていたものの、PS4版のクライアント自体はすでに充分に完成度が高い

Windows版同様にグラフィックスや表示のオプションが多くあるのが印象的。解像度重視かフレームレート重視かの設定もある
PS4標準コントローラーであるDUALSHOCK 4での操作一覧。タッチパッド押し込みの左右にもメニュー呼び出し周りの機能を割り当てていて、不足感なくプレイできる

 PS4版が登場することの1番の恩恵は、“大画面で「PSO2」を遊べる”というところにあるかもしれない。テレビの大画面で遊ぶには、これまでもWindows版をテレビにHDMI出力するなり方法はあったものの、それはお手軽とは言えなかった。

 筆者も実際のところ、「PSO2」の大部分をWindows版でプレイし、たまにPS Vita版でも遊ぶという付き合い方をしてきた。PCモニターは23インチを常用しているので、それが1番大きな画面のプレイ環境だった。それが、今回はPS4版ということで40インチのテレビでプレイすることになったわけで、その印象はだいぶ見違えるものがあった。

 これが、“PCではゲームをやらずゲームは家庭用ゲーム機で遊ぶ”という人で、これまで「PSO2」をPS Vitaメインでプレイしてきた……という人だと、PS4版を触った時のインパクトはさらに大きいだろう。

 このPS4版を最もオススメしたいのは、そうしたPS Vitaメインでプレイしてきたという人だ。これまで同様、携帯機での手軽な付き合い方もできるし、大画面でのグラフィックスの美しさや迫力も楽しめるようになる。

クーナのスペシャルライブは、大画面のPS4版だとより美しさを楽しめる。普段はPS Vita版で楽しんでいる人だとなおさらだろう

驚愕の展開を見せる「EPISODE 4」!!

 PS4版の登場を機に、ぜひご注目頂きたいのが、1月27日から始まった新章「EPISODE 4」だ。EPISODE 3まででこれまでの物語がひとつの節目を迎え、EPISODE 4からはまったく新しい展開を見せている。今回のPS4版クローズドβテストでも「EPISODE 4」を、それを象徴するような新フィールド「東京」でのクエストがプレイできた。

 このEPISODE 4の物語が実にぶっとんでいて、「PSO2」をサービス開始前から見守ってきた筆者などは、その展開に「すごいことになっちゃってる!!」と、ハラハラしたほど。その一部を画像で紹介しよう。

驚きの光景から、物語の舞台は、地球、東京へ!! 衝撃の新展開をみせる「EPISODE 4」は必見だ

PS4で、EPISODE 4で、4周年に突入する「PSO2」

 「PS4版」がついに登場し、全く新しい世界観へと走り始めた「EPISODE 4」があり、そして「PSO2」はもうすぐサービス開始から4周年を迎える……といったように“4”が並ぶわけだが、これまで「PSO2」をプレイしていないという人や、初期に少し触っただけという人には、「EPISODE 4」をぜひプレイしてみてもらいたい。また、PS Vitaをメインにしていた人には、大画面で美しいグラフィックスの楽しめるPS4版にぜひご注目頂きたいところだ。

 冒頭の通りクローズドベータテストは3月6日まで開催中なので、当選してまだプレイしていない人はいまからでも間に合うので、プレイしてみると良いだろう。

(山村智美)