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京商、ラジコンキット「1/10 電動R/C 4WDレーシングバギー オプティマ」発売

一世を風靡した「4WDチェーン駆動」が現代に蘇る

3月末発売予定

価格:42,000円(税別)

細部まで現代の技術でリファイン

 京商は、ラジコンキット「1/10 電動R/C 4WDレーシングバギー オプティマ」を3月末に発売する。価格は42,000円(税別)。全長39.5cm。本製品はキットであり組み立てが必要で、走行させるためにはサーボやプロポ(送信機)、バッテリーなどが別途必要になる。

 今回発売されるのは、1985年に発売された初代「オプティマ」を現代のパーツでブラッシュアップした、新たな「オプティマ」だ。

 細身で軽量でありつつ、剛性の高いアルミバックボーン形式のフレームを採用。レッドアルマイトが目を引く「ダブルウィッシュボーンサスペンション」は35mmものロングストロークを確保しており、衝撃を確実に吸収する。ギヤボックスには「スリッパークラッチ」が追加されており、減速時にはミッションを保護しつつ、トラクションを有効に活用するように設計されている。

 この新「オプティマ」の最大の特徴は、何と言っても「4WDチェーンシステム」。コンパートメントハウスにシールドされた「4WDチェーン駆動」は当時のイメージのまま再現。当時はオプションとして発売され、駆動ロスを最小限に軽減した「4WDベルト駆動」と駆動方式を選択できる。

 他にも、ヘックスビス、樹脂製ダンパー、タックスパイクタイヤなど、当時のデザインを踏襲しつつも、現代の技術を活かして高性能なマシンとして仕上がっている。組み立てる楽しみを保ちつつ、タッピングビスやナットをほとんど使わない構造になるなど、初心者からベテランまで視野に入れたキットとなっている。

【1/10 電動R/C 4WDレーシングバギー オプティマ】
ギヤボックス
チェーン駆動が目を引く

(三宮一二三)