ニュース

「ガンダムブレイカー3」ステージに古谷徹さん見参!

「落ちろ、落ちろ! 落ちろ!!」 アムロの生声炸裂で会場は大歓喜

1月30日 開催



会場:Taipei World Trade Center



「ガンダムブレイカー3」プロデューサーの薄井宏太郎氏(左)と、アムロ・レイ役の声優、古谷徹さん(右)

バンダイナムコエンターテインメントは、Taipei Gmae Show 2016で、プレイステーション4/PlayStation Vita向け創壊共闘アクション「ガンダムブレイカー3」のステージイベントを開催した。

 イベントにはプロデューサーの薄井宏太郎氏と共に、アムロ・レイ役の声優、古谷徹さんが登場、昨日のシャア役池田秀一さんの落ち着きとは好対照なテンションの高さで、何度もファンを沸かせていた。ゲームショウ会場のすぐ横にある、台湾のシンボル「Taipei 101」にはまだ上ったことがないという古谷さん。前回来た時には1時間待ちであきらめたんです、と残念そうに語っていた。

 「ガンダムブレイカー3」の繁体中文版の発売自体はすでに昨年アナウンスされており、現在は3月の発売を目指してローカライズと開発の作業が行なわれている。イベントでは、ここでの発表が世界初となる台北ステージの画像と、実機でデモでの紹介が行なわれた。ステージは台北101の周囲に広がるピンク色のラインで描かれたリング。ちょうどゲームショウ会場の上空あたりに位置している。

 デモプレイでガンダムが出撃する時、古谷さんが「ガンダム、アムロ、行きまーす!」と生でセリフを叫ぶと、会場から大歓声が沸いた。その後も、攻撃に合わせて「ちっ、なかなかやる!」、「落ちろ、落ちろ! 落ちろ!!」、「そこだ!」と動きに合わせたセリフを叫ぶと、観客からも「アムロ―!」と応援の歓声が沸いて会場は「ガンダム」カラー一色にヒートアップした。

 ゲームの紹介の後は、古谷さんへの質問コーナーが続いた。一番好きなセリフを尋ねられると、ファーストガンダムに出てくる「悔しいけど僕は男なんだな」というセリフを挙げた。そして「このセリフを言ったとき、アムロはフラウ・ボウを守るために戦いに出ていく。青年に成長した時のセリフなんです」と理由を語って見せた。さらに同じセリフを今度は中国語で披露。言語が違っても、声のトーンが全く変わらないのはさすがプロだと感服した。

 1月29日に公開されたばかりの第2弾のPVでは、古谷さんと池田さんがナレーションを務めている。「僕が一番ガンプラをうまく作れるんだ!」など、名セリフのセルフパロディが満載の11分40秒のPVを見れば、「ガンダムブレイカー3」のシステムや遊び方がよく分かる。薄井氏も「ぜひ見てください」とPRしていた。

 古谷氏は最後に「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では13歳のアムロも登場します。キャスバルがシャアに変身します。よろしくお願いします」とゴールデンウォーク公開の映画も宣伝していた。

 ガンプラや前作のパッケージを振って声援を送っているファンもおり、台湾にも熱いガンダムファンがこんなにもいるのかと驚かされた。

【PS4/PS Vita『ガンダムブレイカー3』第2弾PV】

【台北ステージのデモプレイ】
行った時に1時間待ちだったのでまだ「台北101」に登ったことがないんですと古谷さん
羽が生えているガンダムを見て「かっこいい!」と歓声を上げつつ、カットシーンに合わせてアムロを演じる
「台北101」が登場すると知った台湾のファンも大喜びだった

(石井聡)