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目が潤むほど良かった「シオカライブ 2016」が最高潮の盛り上がり!
「Splatoon」のトップアイドル「シオカラーズ」が幕張メッセに降臨
(2016/1/30 19:48)
Wii U「Splatoon(スプラトゥーン)」のアイドル「シオカラーズ」がついに音楽ライブイベントにデビュー! 1月30日、「闘会議2016」1日目の終盤に開催された「シオカライブ 2016」は、30分という短い時間ながらこの日最高潮に盛り上がった。
ライブの方式は、会場に透明スクリーンが設置され、ここにシオカラーズの2人が映し出されるというもの。ゲーム内では「フェス」で2人は良く踊っているが、目の前に2人が映しだされ、1曲目「キミ色に染めて」が流れだすと、待ってましたと会場が大きな歓声で応える。
今回はあくまで「Splatoon」ファンのためのイベントであるとは理解していたのだが、「シオカラーズ」が歌い、踊る姿は立派に「アイドル」として観客を盛り上げていた。
その様子は単なるゲームキャラクターの枠を軽く飛び越えており、「Splatoon」が来場者たちそれぞれの心に大きく響いていることが良く伝わってきて、「『シオカラーズ』はゲームの中だけじゃなく、本当にアイドルになったんだ……」となんだか深く感動してしまった。
ライブは「キミ色に染めて」からスタートし、「イマ・ヌラネバー!」、「ハイカラシンカ」、「マリタイム・メモリー」、そして最後に「シオカラ節」が演奏された。
中でも特筆だったのは「シオカラ節」で、ライブ用にさらにノれるアレンジになっていて、会場にいた子供も腕を振り上げて盛り上がっていたのがとても良かった。両手をヒラヒラさせる動きがある、メリハリの効いた振り付けも面白く、代表曲らしい存在感を示していたと言える。
正直「シオカラ節」の公式の振り付けを待ち望んでいた人は多いように思うし、こんな優れた振り付けは「踊り手」たちが放っておかないだろう。今後の「踊ってみた」動画の動向にも注目しておきたい。
また「Splatoon」ファンとしては、これら初めて見る振り付けが新鮮だったほか、合間のMCではイカ語が同時通訳でスクリーンに表示され、普段以上のシオカラーズの掛け合いを見ることができたのも良かった。正直もっと2人の踊る姿を見ていたいと思ったのだが、楽曲が現時点で5曲しかないのだから仕方ない。
ただ目が潤むほど、正直「見て良かった!」と思うライブイベントだった。イカ界のアイドルは、人間界にさらに進出していくのかどうか、新曲や次回の開催など、さらなるシオカラーズの展開に期待しておきたい。