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スクエニ、シンラ・テクノロジーの解散を発表

約20億円の特損を計上予定

1月6日発表

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは1月6日、100%子会社のShinra Technologies, Incおよびその日本法人シンラ・テクノロジー・ジャパンを解散することを明らかにした。

創業者であり事業推進者でもあった和田洋一氏

 シンラ・テクノロジーは、クラウドベースのゲームプラットフォームとして、スクウェア・エニックス前代表取締役社長の和田洋一氏が2014年に立ち上げた会社。“クラウドゲーミング”、“スーパーコンピューターゲーミング”を標榜してニューヨークを拠点に事業化を目指したが、追加の事業資金の目処が立たなかったため解散することにしたとしている。

 子会社解散にともないスクウェア・エニックスでは、20億円程度の特別損失を計上する見込み。うち、約11億円については、2016年3月第2四半期連結決算において、関連会社株式評価損としてすでに計上済みとしている。

(中村聖司)