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【スマホアプリ今日の1本】150万DL突破! 「KINGDOM HEARTS Unchained χ」

「メダル」による戦闘システムとビジュアルが「KH」らしさを生む1本

9月3日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

「KINGDOM HEARTS Unchained χ」の3大ポイント

・配信直後は障害でつまづいたが、人気を伸ばして150万DLを突破!
・攻撃は爽快、ディズニーキャラクターはかわいい「KH」らしい作り
・配信直後だけ起動してそのままなら、大量の「ジュエル」と共に再開すべし!

 9月3日より配信が開始されたAndroid/iOS用RPG「KINGDOM HEARTS Unchained χ(キングダム ハーツ アンチェインド キー)」。ブラウザゲームとして配信中の「KINGDOM HEARTS χ[chi]」と世界観や物語を共有しながら、異なる仕掛けも用意されている本作は、現在では150万ダウンロードを突破するほどの人気を誇っている。

 配信直後はアクセス集中による障害などが断続的に発生しており、プレイしづらい状況が数日間続いていたのだが、現在では150万ダウンロードを突破したということで、改めて本作をご紹介したい。

【プロモーションムービー】

キーブレードに「メダル」を嵌めて攻撃方法をカスタマイズ。攻撃はテンポ良く進められる

 「KINGDOM HEARTS Unchained χ」は、2Dで表現される「キングダム ハーツ」のスマホアプリ版。プレーヤーはカスタマイズ可能なアバターキャラクターを操作して、ディズニー世界で起こる異変に立ち向かっていく。

 ゲームはステージクリア型で、ステージを進み、目標の敵を倒せばクリア。ステージには目標以外にも敵がいて、タッチ操作で移動し、敵に近づくことで戦闘モードへと移行する。

 戦闘はターン制で、プレーヤーのターンではキーブレードに設定した「メダル」の数だけ攻撃できる。敵をタッチすれば単体攻撃、画面をスワイプすれば全体攻撃、アビリティポイントが溜まった状態でメダルをスワイプすれば強力なアビリティ攻撃となり、攻撃手段を使い分けながら戦闘していく。プレーヤーの攻撃が終われば敵にターンが移り、ここで体力が0になれば挑戦失敗となる。

 秀逸なのはこの簡略化されたターン制の戦闘で、タッチ操作とスワイプ操作でリズム良く攻撃が出せるほか、アビリティも積極的に出せる。一方でメダルによって基礎性能やアビリティ性能がガラリと変わってくるので、メダルの選出や配置する順番を考慮した上で攻撃していく戦略的な面も持っており、やり応えも感じられる。

 プレイを先へ進めるほど「白雪姫」、「不思議の国のアリス」、「アラジン」とディズニー世界が移り変わっていくし、キーブレードの種類やアバターをカスタマイズできるアイテムが増えていくので、世界がどんどん広がっていく感覚が面白い。2Dかつ3頭身キャラクターとはいえ、ディズニーキャラクターそれぞれがかわいく描かれているのも注目しておきたい。爽快でかわいい、「キングダム ハーツ」らしいタイトルと言えるだろう。

【スクリーンショット】
世界観、キャラクターはディズニーらしさ満載。ビジュアルは総じてかわいらしい

チェシャ猫アバターを身につけてニヤニヤ……の図

 ちなみにマイナーケースだとは思うが、9月3日付近でアプリを開き、障害のためプレイできずにそのまま……という方は、ぜひプレイを再開することをオススメする。というのも、障害の補填や150万ダウンロード突破記念などによってメダル用のレアガチャ「レイズドロー」など使用できる「ジュエル」がかなり溜まっているはずだからだ。

 かく言う筆者も事前登録までして本作の配信を楽しみにしていたのだが、アプリを開く度にプレイできない状態が続き、そのまま東京ゲームショウ2015に突入する……という状況だった。

 東京ゲームショウも会期を終え、プレイするならすべてが落ち着いた今しかないと思いアプリを開くと、「ジュエル」が7,500個ほど溜まっていた。これは「レイズドロー」を25回(1回300個必要)できる計算で、10連ガチャを1回でも利用すれば序盤からいきなり有利になることができる。

 実際その効果は絶大で、最初から40ステージほどぶっ続けでプレイしてもまだ全然余裕といった感じで突き進むことができ、その先もしばらくはプレイできそうであった。途中では「チェシャ猫」のアバターアイテムを手に入れて、早速カスタマイズするくらいに楽しめており、早々に起動しておいて良かったと思った瞬間である。このケースに当てはまる方は、ぜひ参考にしていただきたい。

【スクリーンショット】

(安田俊亮)