ニュース

AC「スクール オブ ラグナロク」稼働開始!

オープニングセレモニーでふ~ど選手とカジさんがガチ対決!!

8月27日 稼働開始

「スクール オブ ラグナロク」が8月27日からついに稼働を開始した

 スクウェア・エニックスはアーケード用オンライン1vs1タクティカル5Dアクション「スクール オブ ラグナロク」の稼働を8月27日より開始した。タイトーステーション新宿南口ゲームワールド店ではオープニングセレモニーが開催され、松田洋祐代表取締役社長、柴 貴正プロデューサー、Razer所属のプロゲーマーふ~ど選手らが駆けつけた。また、いち早くプレイしたい多くのファンが朝から店舗の前に列を作った。

 松田氏は「『ロードオブヴァーミリオン』、『ガンスリンガーストラトス』に続く完全オリジナルタイトル。前2作はたくさんのファンを獲得できた。これらに負けないよう頑張って欲しい」と切り出し、「『e-Sports』という言葉を耳にするが、スクウェア・エニックスとしてはリーディングカンパニーとして頑張っていきたい。『スクール オブ ラグナロク』は1対1での戦いということで競技性も高い。11月には賞金制の大会を予定しており大きな大会にしたい」と盛り上げていきたい意向をアピールした。

 続いて挨拶を行なった柴プロデューサーは、「『ロードオブヴァーミリオン』から始まり7年間アーケードを作り続け、肌感覚としてアーケードゲームがわかってきた中で制作している。アーケードユーザーにチューニングした出来となっている」と自信のほどを伺わせた。ゲーム性については「アーケードゲームは1対1で戦いねじ伏せるのが醍醐味。とはいえ今のプレーヤーは(ゲーム性が)複雑な方が良い。『スクール オブ ラグナロク』では長くプレイできるよう仕込んでいるので、プレーヤーの皆さんにはそこら辺をわかっていただいて、輪が広がっていって欲しい」とコメントした。

 テープカットを終えると、早速ゲームをプレイすることに。ふ~ど選手が誰とプレイするのかというと、会場後方から大きく名乗りを上げる声が! 「スクール オブ ラグナロク」の公式番組にも登場した芸人のカジさん(鍛治輝光さん)が登場。同作のロケーションテストですでに100試合をプレイしているということで、プロゲーマーのふ~ど選手に挑戦することとなった。

 「スクール オブ ラグナロク」は、プレーヤーキャラクターが学園服など装備品を身につけサポートキャラクターの学園神を選択し、学園神と共に1対1で戦うアクションゲーム。HPをゼロにし、3本先取した方が勝利となる。装備品にはスキルやパラメーターが用意されているので、これらをカスタマイズしてどういった組み合わせで敵に挑むのかが重要になる。当初用意されている学園神は8体。柴プロデューサーによれば学園神は近々に増やしていく予定だという。ちなみに装備品の「制服」はプレイすることで入手できるがかなりの数が用意されており、2~3カ月ほど普通にプレイしただけでは入手しきれないほどの数なのだという。

【「スクール オブ ラグナロク」NEWトレーラー】

【ストーリー】
荒廃した世界の学園を舞台に、転校生として転入してきたキャラクターで学園神と共に戦う

【キャラクター】
プレーヤーキャラクター
一緒に戦う学園神
様々な学園神が登場。稼働開始当初は8体だが、近々うちに追加される予定だという

【スクリーンショット】

タイトーステーション新宿南口ゲームワールド店に置かれた筐体

 ふ~ど選手は「スクール オブ ラグナロク」の感想を問われ「大きく変えてきたなという印象。今のゲームは結局何かのゲームに似ているので、同じジャンルのゲームであれば、そのジャンルに強い人が強くなる傾向にある。でも『スクール オブ ラグナロク』はこれまでのゲームと大きく違うので、みんなはじめてプレイする。制御するのが難しく乗りこなすのは大変だけど、平等なゲーム」と評価。事実、他のプロゲームプレーヤーにも「11月8日に大会があるからそれまで頑張ってみたら。やりこんだだけ報われるゲームだから」と勧めたのだという。

 ふ~ど選手とカジさんの試合は、ふ~ど選手がプロ選手の実力を見せつける形で展開。近距離では投げを決め、間合いを取ると2丁拳銃で牽制。拠点を押さえることで終始圧倒し有利にゲームを展開していき、圧勝で1本目を先取。しかし2試合目はカジさんも拠点を押さえることを覚え、一時ゲームを有利に進める場面も見られた。しかしそこはプロゲーマーであるふ~ど選手に一日の長がある。ふ~ど選手は「学園神を拠点に配置していたので、学園神の位置を変えるなどして対応した」とゲーム展開に合わせて柔軟な戦略の組み替えを行なうことで、ラストは必殺技の「ラグナロクドライブ」を決めて勝ちを決めた。

 カジさんはプレイした感想として「(ふ~ど選手に向かって)さすがプロ選手、1セットも勝たせてくれないんですね。でも格闘ゲームをあまりプレイしない私でも良い試合を展開できた。複雑なようで簡単に楽しめる」と誰もが楽しめる点を強調した。

 すでに9時前から店舗前にはファンが詰めかけ、ズラリとプレイ待ちの行列ができていた。11月8日には大会「センバツ征服戦選手権大会」が秋葉原の「e-sports SQUARE AKIHABARA」で開催される。優勝賞金は100万円で、2位以下にも賞金を贈与予定ということで、いち早くプレイしてスタートダッシュを決め、多くの人にチャレンジしていただきたい。

松田洋祐代表取締役社長
柴 貴正プロデューサー
Razer所属のプロゲーマーふ~ど選手
ふ~ど選手に戦いを挑んだ芸人のカジさん

松田代表取締役社長と柴プロデューサー、ふ~ど選手でテープカットが行なわれた

ふ~ど選手とカジさんの試合は白熱した内容だった
装備を選択するところから勝負は始まっている

(船津稔)