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「シーマン ~禁断のペット~」に「鉄騎」も! 「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」

6月24日より開催。日本のマンガ、アニメ、ゲームの想像性を再発見する展覧会

6月24日~8月31日 開催予定

場所:国立新美術館

チケット価格:

1,000円(税込、当日一般)

500円(税込、当日大学生)

会場の様子。ゲームはソフトだけでなく、ハードの展示もあった

 国立新美術館にて6月24日から8月31日まで開催予定の展覧会「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」。本展覧会では、漫画家の手塚治虫氏が亡くなった1989年を起点とし、以後約25年に渡って制作されてきた日本のマンガ、アニメ、ゲームが8つのテーマに沿って紹介されている。

 「NARUTO -ナルト-」と「少女革命ウテナ」、「スーパーマリオブラザーズ」が同居する第1章「現代のヒーロー&ヒロイン」にはじまり、「機動警察パトレイバー」や「METAL GEAR SOLID」、PlayStationハードの歴史などを展示して作品背景にテクノロジー/ネットワーク社会がある作品と視覚表現の進化を紹介する第2章「テクノロジーが描く『リアリティー』―作品世界と視覚表現」、また時代を象徴するゲームタイトルを集めた第4章「出会う、集まる―『場』としてのゲーム」などが会場では見られる。

 リアルタイムでマンガ、アニメ、ゲームに触れてきた人にとっては知っている、あるいは懐かしい作品ばかりだが、展覧会は、25年間のすべての作品を包括するというよりは、テーマごとの象徴的な作品をマンガ、アニメ、ゲームからピックアップしている。これらを同じ枠組みで並べることで、日本文化が発信してきた想像性を再発見するような構成となっている。

「ファイナルファンタジーVII」や「ひぐらしのなく頃に」など、いくつかのタイトルはプレイアブルの展示となっていた

展覧会8つのテーマ

・現代のヒーロー&ヒロイン
・テクノロジーが描く「リアリティー」―作品世界と視覚表現
・ネット社会が生み出したもの
・出会う、集まる―「場」としてのゲーム
・キャラクターが生きる=「世界」
・交差する「日常」と「非日常」
・現実とのリンク
・作り手の「手業」

「ぐんまのやぼう」から「ポケットモンスター」まで、広い範囲で展示が行なわれている

 会場では単なる作品紹介だけではなく、漫画やアニメであれば原画や絵コンテなどの資料、ゲームであればプレイアブル機なども展示されている。ゲームの中で興味深かったのは、ドリームキャストで遊べる「シーマン ~禁断のペット~」の展示、専用コントローラーと共に展示されている「鉄騎」、また専用コントローラーで遊べる「電車でGO!」などの懐かしいタイトル。特に第4章はセガやバンダイナムコエンターテインメント、カプコン、スクウェア・エニックスと各メーカーから著名タイトルが集まっていて、任天堂のコーナーでは9月10日発売予定のWii U最新作「スーパーマリオメーカー」も遊べるようになっていた。

 また資料として面白かったのは、第8章「作り手の『手業』」で展示されている「山内一典と『グランツーリスモ6』」。ゲーム内の映像とともに制作の様子が展示されており、「グランツーリスモ6」が車体とトラックを細かく分析し、いかにありのままに再現しようとしているかの一端を知ることができる。ゲームファンのみならず、1989年以降のマンガ、アニメ、ゲームに親しんできた方は、本展覧会を1度チェックしてみるといいだろう。

 開館時間は各日10時から18時まで(金曜日は20時まで。入場は閉館30分前まで)。毎週火曜日は休館。チケット価格は当日一般が1,000円(税込)、当日大学生が500円(税込)。9月19日から11月23日まで兵庫県立美術館にて巡回予定。

「鉄騎」や「ぷよぷよ」、「シーマン ~禁断のペット~」など、思わず2度見してしまうような展示もある

(安田俊亮)