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アニメとスマホゲームの融合「ザクセスヘブン」発表会

シリアスなストーリー展開をみせる第2弾PCゲームの制作も発表

4月25日~26日 開催

会場:幕張メッセ 1ホール~11ホール、イベントホール

入場料:
1,500円(前売り)
2,000円(当日券)
2,500円(2日間通し券・前売り販売のみ)

左からセガネットワークスの萱沼由晴プロデューサー、企画・原作の古里尚丈氏、バンダイナムコオンラインの近藤貴浩氏

 バンダイナムコオンラインは、セガネットワークスと共同で開発を進めているスマートフォン用ゲーム「ザクセスヘブン」の発表会を「ニコニコ超会議2015」会場内のバンダイナムコエンターテインメントブースにて行なった。

 「ザクセスヘブン」は、スマホゲームをメインにしたメディアミックスタイトル。企画・原作は古里尚丈氏。スマートフォンゲームでありながらアニメーションとゲームが融合したかのようなリッチな仕様のゲームとなっている。

 設定的には5つの学園があり、それぞれに重厚なストーリーが用意され、その学園毎に特徴的なキャラクターが登場するかなりのボリュームとなっている。それぞれ違ったキャラクターデザインの方が手がけており、雰囲気も異なるという。そしてなんと、150名を超えるキャラクターが登場しそれぞれにシナリオが用意される。これだけのボリュームを用意した理由は「キャラクターの魅力を伝えたい」ためだという。

 ゲーム内では、20本以上のプレミアムアニメーションが用意されており、アニメーションはストーリーの進行に従って流れるほか、バトル中や「アッと言う場面で」流されることがあるという。セガネットワークスの萱沼由晴プロデューサーによれば「ゲームとアニメが融合しており、ジャンルもアニメーションRPGとした」というだけに自信作に仕上がっているようだ。

 前述のように制作はセガネットワークスだが、アニメーションのエンジンはバンダイナムコエンターテインメントのものを利用しており、技術的にも両者の良いところを持ち寄った合作に仕上がっているという。ゲームからアニメーションにシームレスに入り、ロードなどは緩和されており違和感はないのだとバンダイナムコオンラインの近藤貴浩氏は説明した。

 それ故にアニメーションの演出にはかなり苦労したようで古里尚丈氏によれば「テレビアニメの1番良いところだけを集めて3分間作ったようなもので、かなり濃密。構成的に苦労したが何とか形になった。見応えがあり全部がハイライト」と仕上がりに胸を張った。

 ゲーム的には、簡単操作で連携を繋げていき、合体技を繰り出すことでど派手で爽快な攻撃を繰り出すところが醍醐味だという。ただ、6人で連携攻撃を繰り出すのは一苦労という高い難易度だが、その分爽快感あふれる攻撃となる。

 アニメーション部分に関しては、すでに1年から2年かけて作られている。古里氏は基本的にアニメーション部分を担当しているため、「ゲームのキャラクターに会えるのを楽しみにしている」とコメント。ゲームとしての完成が近づいているようだ。萱沼氏は「初夏にはお手元に届けられるように進めているので、事前登録をよろしくお願いします」とアピールして「ザクセスヘブン」の紹介を終えた。

会場で公開されたゲームのと特徴を表すスライド。スマートフォンプラットフォームでありながら、豪華なアニメーションがゲームと融合する形で展開するのが大きな特徴。ゲームのシステム的には、簡単操作で爽快感を感じられるものを目指している。細かいシステムはまだ明らかになっていないが、近藤氏によれば「作り上げたが、みなで面白くないということになり、1から作り直した」というからかなりの気合いの入りようだ
とにかく、これでもかというボリュームで展開するリッチな展開が特徴的なゲーム。アニメーションの制作だけでも既に2年ほどかかっているようだ。声優陣も豪華!
事前登録が既にスタートしており、特典も用意されているので、気になる人はチェックしてみると良いだろう
会場で公開されたアニメーション。クオリティはかなり高いものに仕上がっていた。またキャラクターも特徴的で、ストーリー展開も期待だ

シリアスな展開をみせる第2弾PCゲーム「ザクセスヘブン リベリオン」を発表

右から中山哲郎バンダイナムコオンラインプロデューサー、DMMゲームズの花澤雄太エグゼクティブプロデューサー、椿本桃代プロデューサー
イベントにはコスプレをした中村静香さんが駆けつけた

 バンダイナムコオンラインの近藤貴浩氏だけがステージに残り、この夏のリリースが予定される第2弾ゲーム「ザクセスヘブン リベリオン」の発表が行なわれた。スマートフォン版のゲーム制作が続けられているのになぜPC版のゲームが開発されるのか?この問いに近藤氏は「スマートフォンだけでは(作品世界が)収まらない」と語った。ベースとなる世界観をベースに多方面に展開するマルチメディアな展開の1つの方向性としてのPC版はスマートフォン版とは全く違った展開になりそうだ。

 そしてPC版で組むのはDMMゲームズ。バンダイナムコオンラインの提案書を見たときDMMゲームズの花澤雄太エグゼクティブプロデューサーは「キャラクターが魅力的で、スタッフも豪華」と魅力を感じてすぐに担当者として手を挙げたのだという。スマートフォンゲームの方が明るめの展開をみせるため、PC版はシリアスな展開となるという。このためこちらのゲームジャンルは「ドラマティックRPG」となっている。

 舞台も若干変わってくる。スマートフォン版が学園を舞台にしているのに対してPC版は、オリジナルの組織が舞台となる。プレーヤーはある結社のエージェントとなり冒険を進めていく。しかしベースとなる世界観は「ザクセスヘブン」であるため、特殊能力を持ったキャラクター達が登場する。発表会で紹介された“ヒロイン”も同様で、超能力を持っている。その能力を感情でコントロールができないため、暴走状態になるといった特徴を持つ。こういった設定を持つヒロインと主人公の関係が、どのようにストーリーに影響してくるのかが楽しみなところ。

 細かいストーリー展開などについては明かされなかったが、緑、赤、青の学園が物語に絡んでくるほか、桃色の学園も登場し様々なキャラクターが登場するという。会場では女性キャラが2名紹介されたが、20名以上が登場する予定だという。

公開されたキャスト。スマートフォン版と比べても甲乙付けがたいほどに豪華
世界観の一端が明らかになった「ザクセスヘブン リベリオン」
主人公の紹介スライド
ヒロインの紹介スライド。感情で能力をコントロールできないため、暴走するのだという
見た目はかわいい猫だが、実は40歳代の中年の男性だという室長さんのキャラクター設定
「桃色の学園」とは……?

マルチメディア展開ということで、今回発表された以外にも、多方面に展開していく予定だ
すでに「ニコニコ超会議2015」の開場でもTシャツなどの販売が行なわれている
コミックの連載もスタート。無料で読むことができる

設定画や制作者のサイン色紙などが展示されている。ゲームの設定が学園ということもあって、学園毎にアトラクションが用意されていた

(船津稔)