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「モンスターハンター ストーリーズ」発表。RPGでしか描けない「モンハン」とは?

「モンスターハンターフェスタ'15」スペシャルステージをレポート!

【モンスターハンターフェスタ'15】

4月12日 開催

会場:ラフォーレミュージアム六本木

電撃的に発表となった「モンスターハンター ストーリーズ」。2016年に3DS用タイトルとして発売されることのみが明らかとなった

 カプコンはニンテンドー3DS用ハンティングアクション「モンスターハンター4G」のハンター日本一を決定する決勝大会「モンスターハンターフェスタ'15」をラフォーレミュージアム六本木で開催した。

 何より驚きなのは、スペシャルステージ冒頭いきなり「お伝えしたいことがある」と挨拶もそこそこに辻本良三プロデューサーから新作発表があったことだ。既にタイトルはお伝えしているとおりタイトルは「モンスターハンター ストーリーズ」でジャンルはRPG。ニンテンドー3DS用ソフトとして開発が進行中。

 辻本氏は、5年前から「ずっと実現したいと考えていた」と語り構想としてはもっていたのだという。広大な世界で繰り広げられる奥深いストーリーがメインとなり、「モンスターハンター」ではこれまで“狩り”が中心で“ハンター”として生活してきたが、今作ではモンスター(オトモン)に乗る“モンスターライダー”が主人公となる。そしてそのオトモンとの「絆」が大きなテーマとして取り上げられている。

 「これまで登場した拠点などは登場するのか?」など詳細については一切明らかにされず、現状では語られたことは少ないが、ムービーではラストに卵が割れていく中鳴き声が聞こえる。辻本氏によればこれがヒントということで公開映像を見て想像を膨らまして欲しい。本格派RPGとして制作が進められ、2016年に発売される予定となっている。

【「モンスターハンター ストーリーズ」発表映像】

【広大な世界が舞台となる】
大地に闇の生まれし時 我らは求めん 彼の人の到来を……
彼は乗り人……
モンスターと絆を結びし者である

【スクリーンショット】
「モンスターハンター」のナンバリングタイトルはリアル寄りだが、トゥーンシェード風のマンガチックな可愛らしいグラフィックスとなっている。会場からはアイルーのデザインに驚きの声が上がっていた

「『モンスターハンター』ハンターの集い 2015」では豪華BDをプレゼント

 スペシャルステージではこのほかにもイベント系の発表が中心に行なわれた。5月31日に東京国際フォーラム ホールCで開催される「『モンスターハンター』ハンターの集い 2015」の一部情報が公開となった。

 「モンスターハンター」を好きなタレントさんなどがステージに登場し、トークやゲーム、ミニライブなどが行なわれるという総合的エンターテイメントを扱ったファン感謝祭だ。入場料は3,000円となるが、来場者にはお土産として、これまでの歴代タイトルのオープニングCGなど貴重な映像を80分以上も収録したBlu-ray Disc「Premium Disc」がプレゼントされる。かなりのボリュームで、収録内容も同作の歴史を網羅したものとなるので、楽しみなところだ。

 現在チケットは、モンハン部会員先行抽選販売が行なわれている。期限は4月19日23時59分まで。

【『モンスターハンター』ハンターの集い 2015】

「すれちがいMii広場」に「モンスターハンター4G」登場

 ニンテンドー3DS用「すれちがいMii広場」のパネルに「モンスターハンター4G」が4月12日から配信が開始となった。すれ違い通信でピースを集めてパネルを完成させる。完成すると3Dグラフィックスで動く3D映像として楽しめる。

【すれちがいMii広場】

「『モンスターハンター4G』ご当地テーマ」一般配信開始

 これまで「モンスターハンターフェスタ'15」の地方会場で開催される毎に「『モンスターハンター4G』ご当地テーマ」が配信されてきたが、このほどその全ての再配信が開始となる。全5バージョンを4月13日より発売再開する。各200円(税別)。

 3DSを開けると「上手に焼けました」を各地方の言葉「方言肉焼きボイス」でしゃべってくれる。例えば北海道バージョンであれば「なんまら上手に焼けたべさ」といった具合。

「モンスターハンター4G」ご当地テーマ

ニコニコ超会議も盛りだくさん

 4月25日と26日に幕張メッセ全ホールを使用して開催される一大イベント「ニコニコ超会議」にも出展。様々なイベントが開催される。

「ニコ超」に挑戦するクエストにゲストが一足早くチャレンジ

 ステージにはこの日ゲストとして次長課長の井上 聡さん、後藤真希さん、コンマニセンチの堀内貴司さんが登場。井上さんは出場者に「負けても泣かずに胸を張れ」とエールを送った。また後藤さんは「独特の雰囲気で、少しのミスで焦ったりする。運を味方に付けて頑張ってください」とアドバイス。

 ここで「ニコニコ超会議」で出されるチャレンジクエストの参考タイムを出すべく、ゲストと来場者でチームを作ってアタックすることに。もちろん参加するのは井上さんと後藤さんで、今回も堀内さんは落選となってしまった。来場者の選出は井上さんと後藤さんが行なったのだが、後藤さんが選んだのが7年前の「狩王」だったマサキさん。「モンスターハンター4G」は現在「ハンターランク:750」ということで強力な助っ人となった。

 選択武器は、井上さんとマサキさんがハンマー、女性来場者の方が双剣、後藤さんがランスといったところ。

 闘技場でのジンオウガ討伐ということだが、ほんの少しの打ち合わせで完璧な攻撃を行ない、「6'02"70」が公式タイムとなった。やはり上手い人が集まっただけに位置取りが完璧で、気絶させると井上さんが右側から、マサキさんが左からハンマーで頭を痛撃。後藤さんは倒れる寸前からキチンとモンスター後方に異動しハンマーの邪魔にならないように攻撃するといった形で各人の攻撃の邪魔にならないよう心がけていた。

ゲストとして登場した次長課長の井上 聡さん、コンマニセンチの堀内貴司さん、後藤真希さん(左から)。堀内さんは今回もいじられまくり
4人でチャレンジクエストに挑戦。後藤さんはしみじみと「おもしろい……」とコメントしていたのが興味深かった

「ニコニコ超会議」で挑戦するチャレンジクエスト。申込期限が迫っているので出場したい人はお早めに

ジンオウガが倒れたときにはみんな位置取りがキチンと完了しており、よりたくさん攻撃をたたき込める効率の良さは、上級者が集まったからだからだろう

【会場の様子】
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(船津稔)