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「CEATEC JAPAN 2014」開幕! マイコンソフトの「XCAPTURE-MINI」などに注目してみた

10月7日〜10月11日 開催(7日は招待日)

会場:幕張メッセ

入場料:
当日入場券(一般1,000円/学生500円)
(10月11日は無料)

 CEATEC JAPAN 実施協議会が主催する「CEATEC JAPAN 2014」が幕張メッセで開幕した。台風の影響で会場準備が遅れ、開幕前日のメディアコンベンションが個別取材に切り替わるなど混乱したが、無事に10月7日より開催となった。

 ゲーム媒体的には直接関連性があるものが少ないイベントだが、その中でいくつかのブースに注目してみた。

マイコンソフト、発売目前の「XCAPTURE-MINI」などを実機展示!

 マイコンソフトブースには、10月中旬発売予定のSDHCカードに直接記録するHDMI接続タイプの小型キャプチャー・ユニット「XCAPTURE-MINI」の実機が展示されている。詳しくは9月26日のニュース記事を参照していただきたいが、会場では、Xbox 360の「UNDER DEFEAT HD」をスルーアウトした映像と、東芝の無線LAN通信機能を搭載したSDHCカード「Flash Air」により、「XCAPTURE-MINI」でキャプチャした静止画と動画をタブレットに転送して、その場で見られるように展示されている。

 また、同梱される外付けボタン「XE-1BT」と、マイコンソフトダイレクトショップ購入分に数量限定で付属する「XE-1mini」も展示。ケーブル接続されているので、実際にキャプチャを試すことができる。

 このほか、HDMI2分配器「ROOTY HD SP2」の最新版となる「ROOTY HD SP2 PRO」も展示。HDMI1入力2出力の分配機能は同様だが、HDMIバージョン1.3→1.4に対応し、4K2K映像(3,840×2,160[30p]/3D映像入力にも対応。4K2K映像を1080p[24/30p]へのダウンコンバートに対応している。さらに、CECリンク機能の切り替えや、映像/音声EDIDの優先切り替えにも対応している。出力時、表示解像度の異なる2つの画面に対して別の解像度で出力が可能で、4K2K対応のTVと1080p対応TVに同時に出力できる。スルー映像は遅延なく、ダウンコンバート時は処理が入るためわずかに遅延するという。

 また、コンポーネントHD&DVIキャプチャーボード「SC-512N1-L/DVI」の最新ドライバーの予告としてシャープの「X68000」の映像のキャプチャーに対応することが発表されており、実際にX68000 SUPER HDから出力された映像をキャプチャしているPCの映像を前述の「ROOTY HD SP2 PRO」で2画面出力しているデモンストレーションを見ることができる。

「XCAPTURE-MINI」と同梱される外付けボタン「XE-1BT」、数量限定の「XE-1mini」が展示されている
HDMI1入力2分配の「ROOTY HD SP2 PRO」とDVIキャプチャーボード「SC-512N1-L/DVI」(最新ドライバー)の組み合わせにより、X68000の映像のキャプチャ映像が4K2Kと1080pで2画面出力されているデモも展示されている
そのほか、同社が輸入代理店を務めているオープンソースロボットキット「DARWIN-MINI」(49,900円:発売中)のデモも実施。WindowsだけでなくAndroidでもモーション作成が可能で制御もできる「ROBO ONE Light」公認ロボット。上位機種に通ずるテクノロジーがベーシックモデルにも採用されている

そのほか

Panasonicブースはビデオカメラ、デジタルカメラなど映像記録から出力まで、4Kをテーマにしたエリアが大きく取られていた

 今年のCEATECにはソニーが出展しておらず、Panasonicやシャープ、三菱電機のブースには4K対応TVが展示されていたが、昨年ほど映像関連の出展はメーカーブースには目立った印象はなかった。

 シャープは、2016年にスタートする予定の8K試験放送に向け、フルスペック8K(7,680×4,320/120Hz/10bitカラー)対応液晶ディスプレイを出展。8K放送時代になれば、120Hz動作が基準となるのだろうか?

 また、6日に発表されたMEMS-IGZOディスプレイ搭載の7型タブレットの実機も展示。カラーフィルターを介さずRGBバックライトを効率よく利用できること、MEMSシャッターの駆動スピードを調節することにより、外光下でも視認性に優れるモードや、グレースケール対応で超低消費電力に対応したモードなどに切り替えることができる点が特徴。OSはAndroid 4.4で、CPUはQualcommのSnapdragon800。解像度はWXGA(1,280×800)。企業向けに2015年上半期にリリースされるとのことだが、将来的に、こうした新技術のプライスゾーンが下がってくれば、携帯ゲーム機やスマートフォンでのゲームにもメリットが出てくるかも?

MEMS-IGZOディスプレイ搭載の7型タブレット
フルスペック8K対応液晶ディスプレイ
四角で構成されるという常識を破る曲面処理されたディスプレイ

 東芝ブースには、眼鏡型ディスプレイ「Toshiba Glass」が展示。視界を遮らずに映像を右目側のレンズに投影する。着脱可能、折りたたみ可能でいろんなタイプのフレームが用意されていた。単体で動作するものではなく、あくまで投影型ディスプレイの1つ。製品化は2015年ごろを予定。こちらも企業向けとなっている。

眼鏡型ディスプレイ「Toshiba Glass」
将来的に福祉・ヘルスケア分野などでの活用を目指し、人間らしい容姿で腕や手が自然な動きをするコミュニケーションアンドロイド「地平(ちひら)アイこ」も展示

 三菱電機ブースには、バックライトに赤色レーザーとシアンLEDを採用した「REAL 4K」シリーズの4Kテレビが出展。10月30日より発売される。

 また、「TURKSAT-4A バーチャル宇宙体験」コーナーでは、Oculus Riftを使っての通信衛星の大きさを擬似体験できるコーナーが設置されている。ほかにも、自動車向けの「簡単操作インターフェース」なども公開。実際に体験できる。

赤色レーザーとシアンLEDを採用した「REAL 4K」シリーズ
Oculus Riftを使って通信衛星の大きさを疑似体験
自動車向けの「簡単操作インターフェース」

 ドコモブースでは、握るだけで触覚を使ってたどりつけるナビゲーション「YUBI NAVI」が出展。スマートフォンと連携し、グリップ型のコントローラーを握って指を滑らせることで触覚でルートがわかったり、「YUBI NAVI」同士てインフォメーションが振動で伝わる。

 また、10月下旬に発売予定のiPhoneに装着することで「おサイフケータイ」の各種サービスが利用できる「おサイフケータイ ジャケット01」も出展。リチウムイオン電池を内蔵し、iPhoneとはBluetoothで通信し、対応アプリ「おサイフリンク」に電子マネーなどの各種サービスを登録すれば、「おサイフケータイ ジャケット01」を使って買い物などができるようになる。連続動作時間は約2.5か月。

 電子マネーのチャージやアプリにサービスの追加を行なう場合にiPhoneとはBluetooth接続すればよく、通常は通信せずとも単体で利用が可能。「iD」やヨドバシカメラの「ゴールドポイントカード」などが対応を発表しているが、「Suica」など「おサイフケータイ」で使えていたサービスの対応はまだ発表されていない。

「YUBI NAVI」
「おサイフケータイ ジャケット01」

 ほかにも、フォーラムエイトのブースには、3画面のドライブシミュレーターやOculus Riftとドライビングフォース GTによるウェアラブルVRコーナー、3D VR(Vertual Reality)をクラウドサーバー上で利用可能なVR-Cloud体験コーナーなどが用意されていた。

3画面ドライブシミュレーター
Oculus Rift+ドライビングフォース GTによるウェアラブルVRコーナー
SENSO-Wheelを採用した実車に近い操作を体験できるコーナー
3D VRをクラウドサーバー上で利用可能なVR-Cloud体験コーナー
エプソンの3D対応シースルーモバイルビューアーBT-200を試せるコーナーは20分待ち
アスカネットと関係各社による空中ディスプレイのコーナーも
ホンダの「水素小僧ブラザーズ」

(佐伯憲司)