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【スマホアプリ今日の1本】グリーのシンプルな空間認識パズル「CubicTour」

ハマるほどに面白くなる良質ゲーム。繰り返しプレイできるシステムも好印象

8月28日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

手前のブロックを回転させて、奥の壁の表示と同じように揃えるゲーム。空間認識力が試されるタイトルだ

 「消滅都市」や配信されたばかりの「el」など、良質なタイトル作りで巻き直しを図っているグリーより、もう1つ特徴的なタイトルが配信されているのでご紹介したい。

 紹介するのは、iOS/Android「CubicTour」というタイトル。立体的に組み合わされた正方形のブロックをフリック操作で回転させて、制限時間内に表示されるお題ブロックと同じように揃えていくパズルゲームとなっている。

 ブロックは回転させることで色々な形が現われるが、カメラ正面から捉えた形とお題の形を揃えるというのがポイントで、立体的な思考と平面的な思考を随時切り替えながら考える必要がある。1つのステージは同じブロックの組み合わせによる5問構成となっており、ステージが進むごとに2つから3つ、3つから4つとブロックの数が増えてきて、ゲームは段々と複雑さを増していく。

 ゲームとしてはシンプルだが、ステージが進むほど初見のクリアは難しくなっていく。ミスをするとステージの初めからやり直しになるが、プレイへの制限はないためすぐに再スタートできてテンポが良く、そのため気づけば何度もゲームを繰り返してしまう。

 プレイをある程度進めれば慣れもあってブロックの多さにも慣れていくが、その慣れとレベル上昇が上手く均衡していくような感覚もあり、ハマるほどに面白くなっていくタイトルでもある。シンプルがゆえに派手さはないが、自分の限界に挑戦しているような感覚も味わえるので、脳トレやパズルゲーム好きには特にオススメだ。

【スクリーンショット】
暗い空間に鮮やかなブロックだけが浮かび上がるというシンプルな作り。宇宙空間が意識されているようだ
iTunesで購入

(安田俊亮)