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ゲームヤロウ、破産手続きを開始

「ノーステイル」や「サドンアタック」の元運営会社。負債総額は22億

5月21日破産手続き開始

 オンラインゲームパブリッシャーのゲームヤロウは、5月21日に東京地裁より破産手続きの決定を受けたことが明らかになった。負債総額は22億4,200万円。

最後のタイトルとなった「ノーステイル」

 今回の発表は帝国データバンクの告知により明らかになったもの。ゲームヤロウは、韓国系のオンラインゲームパブリッシャーとしてGame Hiの社名で設立され、その後ゲームヤロウと社名を変え、「ノーステイル」、「サドンアタック」、「デカロン」、「鉄鬼」など様々なオンラインゲームの配信を行なっていた。

 立ち上げ直後からオンラインFPS「サドンアタック」をヒットさせ、2009年にはジャレコを買収するなど韓国系メーカーとして一定の存在感を示していたが、2010年に韓国GameHiが韓国Nexonに買収され、主要タイトルをネクソンに運営を移譲したことで状況が悪化。残る「ノーステイル」も2013年12月に突然ログインできなくなるなどの大きなトラブルがあり、2014年2月には公式サイトが消滅。いわゆる“夜逃げ”状態となっていた。

 債権届け出期間は6月18日までで、財産状況報告集会期日は8月21日午前10時30分。破産管財人は笹倉興基弁護士(港区虎ノ門3-6-2、電話03-5425-3211)

(中村聖司)