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「艦これ」春イベントに挑戦! -アップデート解説&限定海域レポートその1-
鍵を握るのは偵察機! 昼戦特殊砲撃や工作艦「明石」の使い勝手は?
(2014/4/26 00:00)
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」にて、春イベント「索敵機、発艦始め!」が4月23日より開始された。
「艦これ」は2013年4月23日に正式サービスを開始。今回のイベントは1周年記念イベントという位置付けになる。さらに同日には、艦娘やシステムの追加・改修など大規模なアップデートも行なわれた。今回はアップデート内容の解説と、イベントの期間限定海域を第2海域までご紹介する。
アップデートおよびイベントの概要については、こちらの記事を参照していただきたい。
索敵機に新機能、昼戦で特殊砲撃が可能に!
システム面で大きな変更点は2つ。1つは索敵機の新たな要素となる「触接」と「弾着修正射撃」だ。
「触接」は戦闘開幕の航空戦に影響を与えるもの。艦隊に水上偵察機(零式水上偵察機など、緑のアイコン)、または艦上偵察機(彩雲など、「偵」マークが付いたもの)が配備されていると、航空戦の際に敵陣系を示すアイコンに「触接中!」という文字とともに偵察機が現われることがある。また艦上偵察機が少ない場合、艦上攻撃機が触接を行なうこともある。
この状態で制空権確保または航空優勢になると、開幕航空戦の打撃力が上昇する。上昇値は触接した索敵機の命中値によって変化し、最大で20%程度になる。増えたダメージ量は目で見える形には示されない。劇的な変化ではないが、艦上戦闘機を多く積んでおくメリットが増えた、というところだ。
「弾着修正射撃」は、開幕航空戦にて制空権確保ないし航空優勢の状態で、水上偵察機を搭載した巡洋艦以上の艦娘が、昼戦において特殊な砲撃を行なうことがあるというもの。当初は「瑞雲」などの水上爆撃機では発動しなかったが、4月25日に修正され、現在は対応している。
上記の条件を満たした状態での昼戦の砲撃時、「弾着観測射撃」というカットイン演出が入るものと、連続砲撃を行なうものの2種類が発動する場合がある。弾着観測射撃は夜戦のカットインコンボと似たもので、単発で大ダメージを与える。連続砲撃も夜戦のものと同様。ただいずれも夜戦ほどのダメージ補正はないようで、弾着観測射撃では1桁台のダメージ、連続砲撃はミスも頻発する。それでも単発砲撃より信頼性が増しているのは確かだ。
弾着観測射撃と連続砲撃の発動条件は、主砲1門と副砲、または九一式徹甲弾を装備している場合は弾着観測射撃。主砲を2門装備している場合は連続砲撃となる。それ以外(例えば主砲1門のみ、副砲2門など)ではいずれも発動は確認できていない。
よって制空権を確保する前提ならば、主砲2門ないし主砲+副砲、それに水上偵察機という組み合わせで装備しておくと、昼戦の砲撃力を高められることになる。しかし艦隊に空母を入れないなど、制空権を取れそうにない編成であれば、弾着修正射撃は全く期待できないので、水上偵察機ではなく他の装備を選ぶ方が得策だ。
なお触接や弾着修正射撃は、期間限定海域だけでなく、通常海域や演習でも効果を発揮する。公式にも期間限定の効果だという説明はないので、今後はこの点も意識して艦隊を編成するといいだろう。
ドック外で修理が可能! 新艦娘・工作艦「明石」
もう1つのトピックスは、工作艦「明石」の実装。小破までの艦娘を修理ドックに入れることなく修理する能力を持った、今までにない特殊艦だ。「明石」は今回の期間限定海域の第2海域「ズンダ海峡を越えて」の攻略褒賞として入手できる。
修理能力を発動するには、まず「明石」を旗艦にする。その状態で、同艦隊の2番枠に小破までの艦娘を入れておくと、時間経過によって徐々に修理される(中破以上は修理されない)。修理が行なわれると、資材が消費される。
また「明石」が「艦艇修理施設」を装備していると、その数だけ修理可能な枠が広がる。初期状態では1つ装備しており、この状態なら3番枠も回復対象となる。それ以外の枠に配備した艦娘は回復されない。2番枠、3番枠の回復が終わったからと言って、4番枠以降の艦娘に回復対象が移るわけではない。ちなみに1番枠に座る明石も、小破までなら自己修復する。
回復はかなりゆっくり進む。寝る前などプレイが空く時、軽微なダメージを受けた艦娘を「明石」に回復させることで、修理ドック不足を補えるといった使い方になるだろう。あと余談だが、「明石」は以前からアイテム屋の看板キャラクターとして登場していた。