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スクエニ「FFXIV: 新生エオルゼア」初の大阪イベント開催

吉田氏らスタッフが、来場した200人のファンと親密に交流

1月25日 開催

会場:大阪・TKP大阪梅田ビジネスセンター

ファンで賑わう会場の様子

 大阪でF.A.T.E.が発生した。全国を巡るファンイベントの先陣を切って、大阪市内で「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(以下、FFXIV: 新生エオルゼア)」のファンイベント「FINAL FANTASY XIV: Full Active Time Event in OSAKA」が開催された。招待されたのは、6,000人を超える申し込みの中から抽選で選ばれたラッキーな200名。男女比はだいたい7:3程度で、「旧FFXIV」からずっと応援しているという根強いファンや、まだエンドコンテンツに行ったことがないというライトなプレーヤーまで、多彩な顔ぶれが集まった。

 会場では、午後から夕方までプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏をはじめ、アシスタントディレクターの井浩氏、音楽担当の祖堅正慶氏、コミュニティチームの室内俊夫氏など主要なスタッフが来場者を出迎え、フランクに会話を交わしていた。

 夜9時からは、同じ会場から「第12回プロデューサーレターLIVE」が生放送された。こちらは次回の大型アップデート「2.2」について、吉田氏がはじめて詳細を語るというもので、「大迷宮バハムート」の新章や新ダンジョンなどについての話題や、会場やフォーラムから集められた質問に吉田氏が回答していった。レターLIVEの様子は別のレポートで詳しく紹介したい。

 このレポートでは、初めて東京以外で開催された「FFXIV: 新生エオルゼア」イベントの様子をお届けしたい。

【物販コーナー】
オリジナルのTシャツやタオル、カンバッヂなど、この会場が初売りとなる商品が並んでいた

ファンと同じ目線で不満や希望を聞きながらの交流

吉田氏との記念撮影コーナーは、まったく人が途切れない大人気

 会場内には、2カ所の記念撮影コーナー、物販コーナー、プレイステーション4版の体験コーナー、プロデューサーレターLIVEの生放送コーナー、「究極幻想 アルテマウェポン破壊作戦」に挑むバトルチャレンジコーナーなどが設けられた。

 開場と同時に物販コーナーには長蛇の行列ができた。アイテムはTシャツやマグカップ、カンバッヂなどで、この会場での販売が先行発売となる。抽選に外れたり仕事だったりして今日来られなかった人に頼まれたと、たくさんのアイテムを買い込んでいる姿もあった。購入したマグカップなどを手に、早速そこにサインを求めている人も多かった。

 「プロデューサーレターLIVE」のセットを模した記念撮影コーナーでは、室内氏と並んでポロリの紙を差し出すポーズで吉田氏になりきった姿をスタッフが激写してくれた。チョコボの垂れ幕前は吉田氏との記念撮影コーナーとなり、大勢が記念撮影と一緒に持参したプレゼントを渡したり、色紙やアイテムへサインを求めていた。中には、一足早いバレンタインデーとして、タイトルロゴを再現した手作りチョコレートを持参していた人もいて、その精巧なできばえで周りを驚かせていた。

 「2.1」で感じている不満を吉田氏にぶつけている人や、こうしたらどうかという提案をしている人、質問をしている人などいて、吉田氏もフランクに答えていた。いくつかはプロデューサーレターLIVEで発表される内容とかぶっている質問もあったようで、そこは後でと答えていたが、それ以外の質問や雑談でもかなりの時間話し込んで、じっくりと説明をしている姿は訪れていたファンにも好印象に映ったようで、「意外と話を聞いてくれる」という驚きの声も聞こえてきた。

【記念撮影やファンとの交流の様子】
「旧FFXIV」のタンブラーにサインを求めるレガシーのファンも
室内氏と共に、吉田氏になりきってポロリのポーズで記念撮影
祖堅氏も求められればその場でサイン
力作の特製ロゴマークチョコレート

吉田氏がPS4版で真アルテマバトルに挑戦!

バトルチャレンジコーナーの様子
プレイステーション4版の試遊コーナー

 バトルチャレンジコーナーでは、参加者が8人パーティを組んで「究極幻想 アルテマウェポン破壊作戦」の敵、真アルテマウェポンと戦うというイベントが常時開催されていた。会場にはゲーミングノートPCが用意され、あらかじめ用意されている全身ダークライト装備のナイト、戦士、白魔導士、黒魔導士、モンク、詩人、竜騎士、学者のどれを使うかを選ぶ。

 真アルテマウェポンはイベント用に調整されたもので、戦闘に7分の制限時間がある代わりに、タンクのスイッチがなく、HPや防御力が低めに設定されている。ほとんどのパーティーは難なく突破していたが、中にはまだゲーム内で真アルテマウェポンと戦ったことがないという人もいて苦戦しているパーティーもあった。勝つと、「I ラブ XIV」と書かれたカンバッヂがもらえた。

 プレイステーション4版コーナーでは、PS4版の「FFXIV: 新生エオルゼア」と、VITAでのリモートプレイを自由に試すことができた。今回はインターネットを経由せずに直接接続してあるということで、リモートでのラグはほとんど感じないレベルだった。試しにかなり離した場所からも操作してみたが、普通の自宅なら隣の部屋からでも快適にプレイできそうな雰囲気だった。

 デフォルトではアナログスティックの押し込みが背面タッチパネルに設定されていたりと、多少使いづらい部分があるが、吉田氏によれば、VITAとPS4で別々のUIカスタマイズを登録でき、それぞれを使うとき自動的に切り替わるようになるとのことだ。

【PS4版試遊の様子】
VITAでのリモートプレイでもすべてのコンテンツが利用可能。ラグによるストレスは、会場ではほとんど感じなかった
発表されたばかりの「パッチ2.16」が既に入っているため、よく見ると微妙にUIが異なっている

 さらに夕方の6時すぎ頃から、まずは吉田氏がPS4版を使って真アルテマに挑んだ。使用キャラクターは黒魔導士。エンドコンテンツの装備はオーバースペックだと言う会場からの声に応えて、アクセサリをすべて外すというハンデを付けたうえでゲームをスタート。危なげのないプレイでクリアした。

 さらに高井氏が、今度は戦士でチャレンジ。戦士のキモである「原初の魂」がなぜかスロットに入っておらず、他にも防御バフがまったくないという状態で苦戦が予想された。さらに途中でナイトが回線落ちするというハプニングにも見舞われたが、こちらも無事撃破した。

 PS4版はエフェクトが強化されているようで、魔導ビットのアサルトカノンが立体的で迫力のあるエフェクトに変わっていた。PS4ではこのクオリティが標準になっているということで、グラフィックスにこだわりがある人にとっても十分選択枝に入るできばえとなっている。

 システム的にも、キャラクターの装備登録画面に平均アイテムレベルが表示されていたりと微妙なアップデートが入っており、また、PS3で気になったエリア移動のローディングもストレスなく行なうことができた。

【バトルチャレンジ】
吉田氏の黒魔導士用UI。このイベント用に組んだもので、本物はもう少し複雑なのだそうだ
吉田氏による真アルテマウェポンへのトライを大勢が周囲で見学
PS4版の立体的に表現されたアサルトカノン
高井氏の戦士を使った真アルテマチャレンジ

生放送ライブ準備放送では、高井氏に答えにくい質問が集中

生放送準備はゲストの高井氏が本番では答えにくい変な質問に答えた
祖堅氏による、サウンドトラックの先出しポロリも

 5時からは、会場からのテスト放送が行なわれ、居並ぶ参加者の前で少し緊張ぎみのテストが行なわれていた。テスト放送では、祖堅氏が「FFXIV: 新生エオルゼア」のサウンドトラックのマスターバージョンを披露。間もなく予約が開始されるという情報を発表した。サウンドトラックの中には、音楽とは別に動画が6時間以上入っており、音とともに映像も楽しめるという贅沢な内容になっている。

 高井氏への本番では聞けない質問コーナーでは、趣味はプロレス、今は「FFXIV: 新生エオルゼア」。推し種族はエレゼン。ララフェルは、あくまでも個人の意見と念押しした後「蹴りたくなる」とぶっちゃけたりと、終始和気あいあいな雰囲気の中で進められていた。

 午後3時にスタートして23時までの長丁場イベントだったが、会場チェンジのための休憩時間をのぞくと、ずっと人で賑わっていた。吉田氏はイベントに参加する短い時間の他は、ずっと来場者との会話に時間を割いて、生の声を聞いていた。

 エントランス近くに作られたメッセージボードには、「FFXIV: 新生エオルゼア」を楽しんでいる喜びの声や、次のパッチへの声援が多く寄せられ、ファンと開発者の距離の近さが本作の魅力を作っている秘訣なのだと感じられた。今後も今回程度の人数による小規模なイベントを全国各地で開催していく予定だ。開催規模を絞っているのは、この規模なら会場に来た人全員と話ができるからという理由で、ヴァナフェスのような大規模イベント開催も、構想としてはあるそうだ。次回のイベントは、3月に北海道は札幌で200人を招待して開催される。次回のプロデューサーレターLIVEはその会場から公開生放送される予定だ。

プロデューサーレターLIVE収録前に集まった人全員で行なった記念撮影
ファンからの暖かい励ましの言葉が開発の活力になる

(石井聡)