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NVIDIA、Kepler GPUアーキテクチャ採用の「Tegra K1」を発表
192コア搭載のモバイルプロセッサ。PS4、Xbox Oneと同じグラフィックス機能を発揮
(2014/1/6 15:35)
米NVIDIAは、Kepler GPUアーキテクチャを採用したモバイル用プロセッサー「Tegra K1」を1月6日に発表した。
これはアメリカのラスベガスで開催されているコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES)で発表されたもので、 「Tegra K1」は192コアのスーパーチップとなっている。Kepler GPUアーキテクチャはGPU「GeForce GTX 780 Ti」でも採用されており、最新PCと同じゲームテクノロジをサポートし、Epic Gamesの「Unreal Engine 4」などの高性能ゲーム・エンジンを走らせることができるという。
また他のゲームコンソールと比べると、次世代型コンソール(プレイステーション 4、Xbox One)と同じグラフィックス機能と、従来型コンソール(プレイステーション 3、Xbox 360)よりも高速なパフォーマンスを発揮する初めてのモバイル・プロセッサになるという。
Tegra K1は32ビットと64ビットの2つのバージョンがあり、32ビット製品の搭載機器が2014年上半期、64ビット製品の搭載機器が2014年下半期に発売される予定。
NVIDIAの共同創立者兼CEOのジェンスン・フアン氏のコメント
過去20年間、NVIDIAはGPUを発明するとともに、他社よりも多くのグラフィックス・テクノロジを開発してきました。その伝統をモバイル環境でも利用できるようにしたのが、今度のTegra K1です。いままで存在したギャップがTegra K1で埋まり、次世代のゲームやアプリをどのような機器でも走る形で開発することが可能になったのです。