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タカラトミーアーツ、12月11日より「新・ガチャブランド パンダの穴展」開催
「どうぶつクレヨン」、「フルーツゾンビ」、「自由すぎる女神」など新作続々!
(2013/12/10 19:55)
タカラトミーアーツは東京・下北 アート スペース ギャラリー Space Aにて「新・ガチャブランド パンダの穴展」を12月11日~15日まで開催する。11~13日は12時~20時、14、15日は10時~19時までとなっており、入場料は無料。
「パンダの穴」は9月の「サメフライ」を皮切りに、タカラトミーアーツが“謎のクリエイター集団”とコラボレーションを行ない、展開しているガチャブランド。イベントではこのクリエイター集団が電通テックのクリエーティブディレクター飯田雅実氏が率いるスタッフであることが明らかになり、これまでの製品に加え、今後のラインナップも紹介している。
今回はイベントに先がけて行なわれた内覧会から、イベント会場の様子を紹介していきたい。また、本作品を手がけた電通テックの飯田氏と、タカラトミーアーツのプロジェクトリーダー佐藤涼子氏のインタビューを後日掲載するので、こちらにも期待して欲しい。
もっと「パンダの穴」が好きになる! 今後の作品も企画書を含めて展示
今年9月に発売されたパンダの穴第1弾である「サメフライ」はとても奇妙なミニフィギュアだった。巨大なサメに衣をつけてフライにするというインパクトのあるコンセプトで、しかもフィギュアの完成度が高かったのだ。衣をつけてはいるが、衣から飛び出した尾びれや、全体の造形がきちんとサメの形を再現しているのがわかる。ユニークなコンセプトを高いクオリティで表現した「サメフライ」は大きな話題を集めた。
続いて10月に登場した「ZooZooZoo 第1弾:もうしら寝」は動物が寝た姿を再現したかわいらしいフィギュア。コーギーで人間が仰向けに寝ているかのようなポーズをとっていたり、ポーズや表情に独特のアレンジが加えてあるのが楽しい。11月にはロダンの「考える人」が、奇妙なポーズをとっているという「考えない人」だ。
さらに12月下旬発売の文具機能を持ったちょっとセクシーなミニフィギュア「チラリーダー」の先行販売も行なわれる。会場ではこれらのフィギュアを見ることができるほか、手がけたクリエイターからのメッセージ、製品になる前の企画書なども見ることができる。
イベントの目玉は今後のラインナップの展示だ。2014年1月発売予定の「どうぶつクレヨン」はリアルな造形の動物フィギュアだが、しっかりとクレヨンとしての機能を持っており、実際にこれを使って絵を描くことができる。ゾウガメやカバ、猿やウサギなど8種類が、全8色で作られており、全部で64種類のバリエーションとなる。クレヨンのガチャというのはこれまで例がなく、製品化が難しかったため、直前まで紹介できなかったという。
2014年2月に登場するのが「フルーツゾンビ」だ。フレッシュなフルーツがなぜかゾンビになるという、かわいらしさと不気味さを併せ持ったミニフィギュア。特にブドウは粒に目がついているのがキモイ。独特の造形が楽しいフィギュアである。
さらにComing Soonとして「考えない人」に続く、「自由の女神」のポーズを思いっきりくだけさせた「自由すぎる女神」。そして「チラリーダー」に続く「アミーゴガール第2弾」として、「メイドM」が展示されている。自由すぎる女神は原作のイメージが大きく揺らぐデザインが楽しく、メイドMはかなりフェティッシュな怪しい雰囲気が魅力だ。
このほか会場限定としてパンダの穴のガチャやトレードマークのパンダの姿を描いた缶バッチのガチャも用意されている。会場の他、会場の向かいにある書籍・雑貨店のヴィレッジヴァンガード下北沢店、さらにヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店でも「チラリーダー」の先行販売が行なわれている。ぜひ会場でこのユニークなガチャシリーズを見てもらいたい。
(C)Panda's ana