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対戦を楽しめる「三國志12 対戦版」、PlayStation Storeで9月26日から配信

9月26日 配信開始

ビジネスモデル:基本プレイ無料(アイテム課金制)

CEROレーティング:A(全年齢対象)

 コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3/PlayStation Vita用オンライン対戦ソフト「三國志12 対戦版」をPlayStation Storeで9月26日から配信を開始する。価格は無料で、CEROレーティングはA(全年齢対象)。

 「三國志12 対戦版」は、「三国志」に登場する武将達でデッキを作り、オンライン上で対戦を繰り広げることができるソフト。各プラットフォーム同士はもちろん、PS3とPS Vitaのクロスプラットフォームで対戦も可能。さらに、PS3/PS Vita版「三國志12」と「三國志12 with パワーアップキット」とのクロスプレイ対戦まで可能となっている。ちなみに、「三國志12 with パワーアップキット」のオンライン対戦モードは、「三國志12 対戦版」と同じ内容が楽しめる。

 モードは「全国戦」と「個人戦」の2種類を用意。「全国戦」は全国のプレーヤーと対戦し、勝敗とランキングを競いあう。「個人戦」はCPU対戦を楽しめる。全国戦では勝敗により、「勇名」や「全国ランキング」が変動するほか、「武将カード」や「印綬」を獲得することができる。「個人戦」は、対戦ルールを学べる「戦闘演習」、行動力を使わず遊べる「模擬戦」、武将カードが獲得できる「獲得模擬戦」など基本的には「全国戦」にむけて準備するモードとなる。

 前述の通り、「全国戦」で勝利を重ねると「勇名」を獲得でき、その積み重ねにより強さの証となる「大将軍」などの称号が与えられることもある。また、「勇名」はマッチングの目安ともなる。

 獲得した武将カードには、自軍の能力をさらに引き出す「総大将スキル」が付いてくるときがある。総大将スキルには、特定の兵科を強化するスキルや、味方部隊全体に効果を及ぼすスキルなど様々なスキルがある。

 敵武将を倒して集めることができる「印綬」を皇帝へ上奏すると、褒美として「装備品」を獲得することができる。「印綬」のランクが高くなると、さらに貴重な「装備品」を受けることができ、装備させた武将の能力を大幅に強化することができる。

赤兎馬
方天画戟
七星宝刀
遁甲天書

 ゲームには、特定の条件をクリアしなければならない「勅命」がある。たとえば、「特定の兵科だけを使って勝利せよ」や「すべての陣を制圧した状態で勝利せよ」といった条件が課せられる。この「勅命」をクリアすると、他のプレーヤーにアピールできる「武名」を獲得できる。難易度の高い勅命に挑戦して高ランクの武名を集めコンプリートするといったやりこみ要素もある。

 さらには毎週末には「公式大会」や特殊なルールの下で競い合う「限定大会」などが開催される予定となっている。プレーヤーの実力アップを図り底上げを行なうだけでなく、「三國志12 対戦版」の世界を盛り上げていきたいとしている。

 戦闘終了後には、「武将くじ」を引くことで新たな武将カードを得ることができる。特定の兵科のみが出る「兵科くじ」や、10勝するごとに登場する希少な武将が出やすい「蒼玉」などコレクション要素も充実している。武将カードは、他の武将カードや「水鏡先生」の武将カードで合成し、強化することが可能。自分の戦術にあったカードを強化していくことでデッキ作りを楽しめる。

 また面白いところでは、PS3版はUSBマウスに対応しており、より素早いカーソル移動が可能になっているという。

(船津稔)