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PS3/Xbox 360「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」まもなく発売!

Team NINJA&セガAM R&D Div #2 対戦企画「セガ・リベンジ編」
あの新宿ジャッキーが帰ってきた? そして両社の戦いは新たなる次元へ!

発売日:9月5日

価格:
6,090円(通常版)
11,340円(コレクターズエディション)
16,590円(かすみちゃんブルー コンプリートパッケージ/紅葉レッド コンプリートパッケージ)
24,990円(かすみちゃんブルー&紅葉レッド 最強パッケージ)
CEROレーティング:D(17才以上対象)

このまま大会が開けそうなほど超ゴージャスな環境設定。ありがとうございます!

 コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用格闘エンターテイメント「DEAD OR ALVIE 5 Ultimate」を9月5日に発売する。価格は通常版が6,090円、オリジナルサウンドトラックなどが同梱されたる「コレクターズエディション」が11,340円、「等身大タペストリー」や「お風呂ポスター」などが同梱された「かすみちゃんブルー コンプリートパッケージ」、および「紅葉レッド コンプリートパッケージ」が16,590円、両コンプリートパッケージ特典が封入された「かすみちゃんブルー&紅葉レッド 最強パッケージ」が24,990円。CEROレーティングはD(17才以上対象)。プレイ人数は1〜16人。

 今回の企画は、昨年10月に掲載された「コーエーテクモ、PS3/Xbox 360『DEAD OR ALIVE 5』祝発売! Team NINJA&セガAM R&D Div #2の対戦ムービーを掲載!」の続編。当事「これだけ双方で行き来があるのに、開発同士で対戦する機会がなかった」という事実を前に「これはもったいない」とばかり対戦企画を提案。見事実現し、前回はアウェイとホームでいえば後者的立場のコーエーテクモ側が勝利。

 「これは……リベンジの機会も必要ですよね?(ニヤリ)」と煽る筆者に「次こそは!(セガチーム)」、「受けてたちましょう(コーエーテクモチーム)」と両社ともにやる気十分。もっけの幸いというか、対戦企画の直前に「バーチャファイター」シリーズから「ジャッキー」の新規参戦が発表され「『DEAD OR ALIVE 5』で“新宿ジャッキー”往年の勇姿が再現されるのか!?」と絶好の場となった。

 参加者は前回同様、コーエーテクモ側がプロデューサーの早矢仕洋介氏とディレクターの新堀洋平氏、セガ側が第二研究開発本部スペシャリストの片桐大智氏、同じく第二研究開発本部アシスタントチームマネージャーの羽田隆之氏。前回は弊誌の持込機材などプレイ環境で両社にご迷惑をおかけしたが、今回はコーエーテクモさんが「これユーザーを招聘してちょっとしたゲーム大会が開けますよ!?」というくらい豪華なセッティングをしてくださり感謝感激。

 超巨大液晶モニターで腕慣らしをする早矢仕氏と新堀氏。予定時刻を若干過ぎた頃「(セガチーム)到着しました」の一報。「いやー、遅れてすいません!」と姿をあらわした片桐氏と羽田氏。「羽田さん、走ってきたのかなぁ。そんなに急がなくても大丈夫なのに……あんなに顔が上気して、って! んんん!?」と、なにやら微妙な風体。それとなくたずねる前に、自ら「すいません、勢いをつけるために、ちょっと一杯ひっかけてきまして」と仰天発言。

 表情の曇り具合から詳しくはきけなかったのだが、なにやらプライベートで相当キツイことがあったらしく「飲まずにはいられなかった(羽田氏)」とのこと。開始前に「ちょっと腕鳴らししてから始めましょうか?」と、残ったアルコールが対戦に影響するかどうか確認させていただき「これなら問題ない」と各員ゴーサインの後“セガ・リベンジ編”がスタートした。

※注:今回収録した動画はFLV形式で掲載しております。このため、スマートフォンなどでは動画が見られない可能性があります。あしからずご了承ください。また、帯域制限を行なっておりますので、サーバーの負荷状況によっては再生できない場合があります。その場合は、しばらく時間をおいて再度再生を行なってください。

選手プロフィール

リングネーム:はやし(本名:早矢仕洋介)

年齢:34歳、身長:169.9cm、体重:ぷよぷよ30個分、血液型:O型、出身地:東京都、ゲーム暦:生まれてからずっと。

・使用キャラクター:かすみ(「DOA5」の顔だから)など

・使用コントローラー:PS3純正コントローラー

・備考
 今回も唯一純正コントローラーを駆使する本作のプロデューサー。前回同様“対戦”という基本コンセプトに忠実なあまり“ヒール(悪役)”を演じようとするも「せっかくだから、持ちキャラじゃないやつで(相手をしましょう)!」など“無理してる感”満載の台詞で周囲の笑いを誘ってしまうなど、相変わらずの人柄の良さがにじみ出る今日この頃。

リングネーム:モースト・デンジャラスしんぼり(本名:新堀洋平)

年齢:33歳、身長:162.5cm、体重:ゲン・フーと同じ、血液型:O型、出身地:神奈川県、ゲーム暦:29年

・使用キャラクター:なし

・使用コントローラー:アーケード型ジョイスティック

・備考
 4人のなかで最も“俺、格ゲー大好きっス!”感をかもし出す頼もしいアラサー。繁忙期ならではの徹夜明けにも関わらず、今回も気合の入ったプレイで沸かせてくれたが、筆者の脳裏には昨年の東京ゲームショウ「SCEJブースレポート“一遊入魂”ステージイベント2日目」でステージ下から垣間見た新堀氏の本当に辛そうな表情がなぜかフラッシュバック。今年のTGSでもアレやるんですよね?

リングネーム:D.K.(本名:片桐大智)

年齢:44歳、身長:186cm、体重:たぶんバースと同じくらい、血液型:O型、出身地:愛知県、ゲーム暦:小学校4年からずっと。

・使用キャラクター:ジャン・リー(アーケード版「DOA2」で持ちキャラ)、アキラ(使ってみたい。「DOA5」でスペシャルはまだ出せません、とのこと)

・使用コントローラー:アーケード型ジョイスティック

・備考
 羽田氏が一杯ひっかけてきたのを最初に暴露したのは、実は他ならぬ片桐氏。会場に着くや否や「羽田さん! あんた飲んでますよね!?」と開幕ぶっぱで会場の笑いを取る。対戦中も「あの新宿ジャッキーですよ!?」と相方にプレッシャーをかけることを忘れない姿勢は見事という他なし。一見仲睦まじい光景だが、羽田氏は笑いのなかに一抹のつらさをにじませていたことを付け加えておこう……。

リングネーム:新宿ジャッキー(本名:羽田隆之)

年齢:43歳、身長:166cm、体重:エリオットと同じくらい、血液型:O型、出身地:東京都、ゲーム暦:38年

・使用キャラクター:サラ、ティナ、ジャッキー

・使用コントローラー:アーケード型ジョイスティック

・備考
 「ジャッキー」の新規参戦により、今回の企画の“主役”になるはず……が、千鳥足とはいかないまでも、一杯ひっかけてくるってどういうことですか!! とはいえ、ちょっぴり酔拳っぽく見せつつ、それでいてしっかりした所作は「さすが元鉄人」と称えねばなるまい。前回の結果は社内外で相当イジられたとのことで、頬をほんのり桜色に染めつつ汚名返上、名誉挽回を狙う。



第1試合 〜新堀選手 vs 羽田選手〜

新堀氏(紅葉) VS 羽田氏(ジャッキー)

会場音声収録バージョン

 先手を取ったのは新堀氏。投げを通してコンボを叩き込み体力ゲージを一気に半分奪い去り、リードをいかし1本目をゲット。2本目は、紅葉の動きに慣れてきた羽田氏がローを意識させてからの中段と投げで劣勢を覆しタイに持ち込む。3本目はほぼ互角の状態からホールド読みの空中コンボで新堀氏が2-1とリード。4本目はお互いあと1コンボで終わりという状況下で、渾身のサマーソルトを新堀氏がガード。これで決まりかと思った瞬間、羽田氏の投げが通り、踏み込んできたところをソバットで一閃。最終ラウンドは、序盤のコンボから流れをつかんだ新堀氏が畳み掛け大幅に体力リード。羽田氏もあとコンボ2回といったところまで追いすがるが、あと一歩のところで及ばず終了。セガチーム、リベンジを誓ったはずが、これはいったい……。

第2試合 〜片桐選手 vs 早矢仕選手〜

片桐氏(ジャン・リー) VS 早矢仕氏(かすみ)

会場音声収録バージョン

 幸せ投げを食らった瞬間「これ、なんか思い出した! 嫌な思い出が! やべえどうしよう!」と半年前の記憶が呼び起こされた片桐氏。かすみの下段を見事にキャッチし「半年前とは違うんだぁ!」と叫び2-1とリード。そこから1本返されて、つい呟いてしまった「俺、必ず負けるんだよね、最後」の一言。その“弱気”が、そうさせたのか。ついついぶっぱなしたとび蹴りと早矢仕氏のパワーブローが見事にかみ合い、巨大な仏像にガッシリつかまれ、地面に叩きつけられるジャン・リー。あの……この企画には“リベンジ”というタイトルがですね……。

第3試合 〜早矢仕選手 vs 羽田選手〜

早矢仕氏(こころ) VS 羽田氏(ジャッキー)

会場音声収録バージョン

 「なんていうんですか? 思い出したんですけど(片桐氏)」、「なんかちょっとアレですよね? デジャヴ的なところもありますよね?(羽田氏)」、「なにも成長してなかった、俺ら! でも前回よりはやりたいことができたかな? そこデカイですよね!(片桐氏)」、「ことごとくつながってました!(羽田氏)」、「いや、そういうんじゃないです(一同笑)。相手がしてくることに対して、対応できることがあったなっていう満足感はあります(片桐氏)」、「もう、フォローできないっすよ!(一同爆笑/羽田氏)」。

 そんな事前のやりとりそのままに(?)、早矢仕氏のこころに機先を制される羽田氏。2本目も大幅リードであと一歩でK.O.までいきながら、せつなの逡巡から一気にまくられる悲しい展開。勢いそのままに押し切られ「3タテじゃないっすか! あっはっはっは!(片桐氏)」という自虐炸裂のセガチームを、悩殺カメラワークで煽る早矢仕氏。筆者は部屋の片隅で「(この記事マジでどうしよう)」と頭を抱えるのだった。

第4試合 〜新堀選手 vs 片桐選手〜

新堀氏(レオン) VS 片桐氏(ジャン・リー)

会場音声収録バージョン

 「せめて一矢報いないと! が、勝てるビジョンがまるでない」と現状を冷静に分析する片桐氏。「全然練習してないから大丈夫です(笑/早矢仕氏)」と送り出されたのは、新堀氏のレオン。一応(アキラ以外は)全キャラ使えるはずの新堀氏だが、練習不足というよりは片桐氏が繰り出す技のテンポと“かみ合ってしまった”というべきか。

 同じ人でも、キャラによって攻防の流れは大幅に変わってくる。その妙味が存分に詰め込まれたかのような展開は、片桐氏にとってみれば痛快そのもの、新堀氏にしてみれば「なんで!? どうして!?」といったところか。リベンジは潰えたが、3-1で見事に勝利した片桐氏。有言実行(?)、一矢を報いてみせた。

第5試合 Team NINJA vs セガAM R&D Div #2 スペシャルタッグマッチ・その1

ハヤブサ&紅葉 VS ジャッキー&ジャン・リー

会場音声収録バージョン

 事実上の勝敗が決してる今、エキシビジョン的な雰囲気にするのもアレなので「3本勝負、1本勝負かは……様子を見て決めましょうか?」と大人の提案をしてみる筆者。この場にいる人たちはみんな“大人”なので快諾していただき一安心。“開幕交代”という鉄板ネタを炸裂させるセガチームに対し、強制交代など王者としての貫禄を見せつけるコーエーテクモチーム。こういっては失礼ながら、予想外の健闘で最終ラウンドに突入し、結果はなんとタイムアップでセガチームの勝利! 自然発生的に沸き起こったギャラリーからの暖かい拍手は、まさに“大人のテイスト”といえよう。

第6試合 Team NINJA vs セガAM R&D Div #2 スペシャルタッグマッチ・その2

ハヤブサ&紅葉 VS ジャッキー&ジャン・リー

会場音声収録バージョン

 そんなこんなで3本勝負になったタッグマッチ。タイムアップ決着の味気なさを考慮して、2本目以降はオプションでタイムを「∞」に設定。色々な意味で肩の力が抜けたのか、両チームともに動きに積極性が増し、見ごたえのある攻防が随所で炸裂。先に片桐氏が倒され、ふたり相手に奮闘する羽田氏。新堀氏を倒し、あと一歩で逆転……と思いきや、起き上がり直後に大胆にも投げを狙い通してしまう早矢仕氏。1-1で3本目に突入!。

第7試合 Team NINJA vs セガAM R&D Div #2 スペシャルタッグマッチ・その3

ハヤテ&ヒトミ VS ジャッキー&ジャン・リー

会場音声収録バージョン

 「ステージ、変えますか?(新堀氏)」、「ステージの風水が良くない。鬼門がね!(片桐氏)」などなど、もはや何をいっているのかよくわかないテンションで突入した3本目。事前のおちゃらけたトークとは裏腹に、ゲーム内の攻防は真剣そのもの。キーマンとなったのは早矢仕氏で、要所で幸せ投げを決めてペースを強引に引き寄せたばかりか、2本連取でサクっと試合を決めてしまう。

 「なんですか、あの……(我々は)成長はしてないってことですか? 努力が足りなかったですか?(片桐氏)」、「若干ですね。紙一重っス!(羽田氏)」、「あの、日本語の使い方が間違ってます(片桐氏)」と、セガチームは早くも反省会モードに突入。

第8試合 Team NINJA vs セガAM R&D Div #2 スペシャルタッグマッチ・Extra Round

紅葉&かすみ VS ジャッキー&ジャン・リー

会場音声収録バージョン

 対戦企画・第2回は一応の決着を見たものの、まだ何かをやり残した感を漂わせるセガチームと、余力に満ちたコーエーテクモチームの両者に「なんていうか、整理体操的な感じで“エキシビジョン”やりませんか?」と提案。ともに快諾していただき、最後にシメのタッグマッチが慣行された。「負けられない」というプレッシャーから開放されたのか、これまでの試合よりも伸び伸びとした動きを見せる両者。お世辞抜きに見ごたえのあるいいムービーが収録でき、この場をお借りして改めて関係者各位にお礼を申し上げます。



このままでは終われない……第3回「○×! 君に決めた!」編を企画中!

 本来、こうした対戦企画は「お互いのホーム&アウェイ」で1戦ずつやるのが常だが、今回の企画は「DEAD OR ALIVE 5」、「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」という大前提、つまり“コーエーテクモのホーム”というしばりがあるため、どうしてもセガ側に若干不利がついてしまった感が否めない。

 ただ、ゆえに両者の交わりから“格闘ゲーマーとして染み付いた何か”を感じ取れた点は、非常に見ごたえがあり、なおかつ意義深いものがあった。たとえば、ジャン・リーというまぎれもない「DEAD OR ALIVE」キャラクターを使っていた片桐氏も、その根っこには「バーチャファイター」シリーズなどで染み付いた“身体の反応”があり、そこから生じる“わずかな差”が随所で見てとれた。前回の反省からか、起き上がり下段を相当意識していることも痛いほど伝わってきて、本来中立であるべき立場を忘れ、声をあげて応援したくなってしまったほどだ。

 一方、コーエーテクモチームは「DEAD OR ALIVE」を当然のように知り尽くしているというか“迷いのない動き”が随所で光った。もっともよくあらわれていたのは、早矢仕氏が投げを狙う瞬間。セガチームとの絶対的な差はここで、勝手知ったるホームの利点が存分に生かされていた。普通は「(ちょっと華を持たせてもいいかな?)」というところを、ガチ対戦という趣旨をまっとうして容赦なくやっていただけたことも、改めて深く感謝したい(みんな大人だから、心底から悔しくてもそこは笑顔でやってくれますので……)。

 さて……なぜ唐突に「ホーム&アウェイ」的なことを言い出したかというと「もう1回この対戦企画をやりたいけど、なるべくイーブンにするにはどうしたらいいか?」と考えたからだ。これまでに生じた因縁から、早矢仕氏、新堀氏、片桐氏、羽田氏の4人は絶対に外せない。ただ、この4人は純粋な勝敗とは違った形でのびのびと対戦をしていただき、マンネリ化を防ぐ意味でも「ガチ対戦」はより純度を高める方向で模索したい。

 そこで、収録終了後「それぞれの開発チームで『DEAD OR ALIVE 5』が1番上手な人は誰ですか?」と両社に質問してみた。なんだかんだで、対戦格闘ゲームは“若者”がブイブイいわせるジャンル。各チームとも相当な腕っこきがいるはずで、確認すると両社ともにアタリがつく様子。「DEAD OR ALIVE 5」を得意とする者同士であれば、ホーム&アウェイとは無関係にイーブンな戦いができるはず。

 「次は、その格闘モンスター同士をぶつけるってのはどうでしょう? 次回開催まで『ポ○モン』よろしく育てていただいて……」と提案すると、どちらとも悪くない感触。まだ確定はしていないが、現在検討していただいている最中につき、実現のあかつきにはぜひぜひご一読いただきたい。

開発者である前に、誰もが“いち格闘ゲームファン”ゆえ、みんな本気かつ楽しく企画に参加していただけたことが、なによりも嬉しゅうございました。第3回目&関連企画につきましても、ぜひぜひよろしくお願いいたします! 読者の方々もご期待くださいまし!


(豊臣和孝)