SCEJブースレポート“一遊入魂”ステージイベント2日目

「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」、「DEAD OR ALIVE 5」


開催期間:9月20日~9月23日 開催(20日、21日はビジネスデー)

11月22日 発売予定

会場:幕張メッセ1~8ホール



 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、注目度が高い出展タイトルを豪華ゲストとともに紹介するステージイベント「一遊入魂(ONE PLAY NYU-KON)」を同社ブースのイベントステージにて開催した。ここでは一般公開最終日(23日)に行なわれたステージイベントから、「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」と「DEAD OR ALIVE 5」をピックアップしてご紹介する。


■ PS3「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」

 国内外のファンから高い関心が寄せられている「METAL GEAR」シリーズの新たな流れを作る話題作。既にKONAMIブースでもイベントが行なわれ好評を博しているが、SCEJブース“一遊入魂”ステージにも大勢の来場者が訪れ、開始時間を今か今かと待ち焦がれている様子が見受けられた。

 ステージに登場したのは株式会社コナミデジタルエンタテインメントの是角有二プロデューサー、プラチナゲームズ株式会社の稲葉敦志プロデューサーと田浦貴久氏。ユーザーの反応についてきかれた是角氏は「日本初となるプレイアブル出展。非常にいい意見をいただいて安心するとともに、より面白くしていきたいと改めて実感した」とコメント。

 稲葉氏は「今回は物凄い台数を出展しており『この台数が埋まらなかったらどうしよう』という変な心配もしたが、実際フタをあけてみると大盛況。みなさん本当に楽しんでくださっている。制作が佳境につき気は抜けないが、3人で『良かったですよね』という感じではあります」とコメント。続けて田浦氏が「METAL GEAR RISING REVENGEANCE」のスーパープレイをギャラリーに披露した。

 是角氏と稲葉氏が揃って絶賛した田浦氏のスーパープレイは「なるほど、ここまで華麗で爽快、なおかつダイナミックに動けるものか!」という凄まじいもの。実は田浦氏、途中で敵メタルギア「月光」が登場する高難易度ルートを選択しており「かなりやばい所があった(是角氏)」ものの、逆境をものともせず見事に突破していた模様。なぜあいまいな表現かというと、あまりにも素晴らしい動きに、はためには全然“やばい所”には映らなかったからだ。

 体験版ボスにも冷静沈着に「サバキ」を決めまくる田浦氏。ほぼノーダメージという圧巻のプレイに、ギャラリーから拍手が自然発生。いきなり難易度ノーマルでプレイして、度重なるコンティニューの末に時間切れとなった筆者は、ただただ呆然と口をあけて「凄いなぁ……」とつぶやくのが精一杯。PS3「ZONE OF ENDERS HD EDITION」限定付属、もしくは年内予定の体験版配信のあかつきには、田浦氏のクオリティにほんの少しでも近づけるよう精進したいと思う。



(C)(C)Konami Digital Entertainment

■ PS3/Xbox 360「DEAD OR ALIVE 5」

 他が製品概要など“トーク主体”の内容に対し、「DEAD OR ALIVE 5」の一遊入魂ステージイベントはDJの煽り以外トーク皆無という、実に好対照な内容。「DEAD OR ALIVE 5」ディレクターの新堀洋平氏が、10分間のCPU戦を行ないどれだけ勝てるかという、一風変わったデモンストレーションが披露された。

 使用キャラクター、対戦相手ともにランダムという設定で、どれだけ勝てるものか? いくらディレクターでもキャラクターの得意不得意は……と思った矢先、初戦でCPU相手に黒星をつけられてしまう新堀氏。容赦なく煽ってくるDJに対し、苦笑いの新堀氏。このイベントはニコニコ動画で中継されており、視聴者もガンガンつっこみを入れてくる。

 緊張しているのか、シビアな反応を見せるCPU相手に連敗を喫してしまった新堀氏。得意と思わしきキャラクターを引き当てると、俄然動きがよくなる。「水着女性の扱いは得意だ~!」など鬼のようなDJの煽りにひるむことなく、怒涛の10分間が終了。結果、新堀氏は計4勝を記録した。これがはたして多いか少ないかは、読者諸氏の判断にゆだねたい。



(C)コーエーテクモゲームス Team NINJA All rights reserved.
Akira, Sarah characters (C)SEGA.
Virtua Fighter is either a registered trademark or trademark of SEGA Corporation.

(2012年 9月 23日)

[Reported by 豊臣孝和]