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【ChinaJoy 2013】盛大、「FFXIV: 新生エオルゼア」中文版を初出展

キャラメイク部分がプレイ可能に。種族やクラス名など固有名詞もすべて中文化

7月25日〜29日開催(現地時間)

会場:上海新国際博覧中心(Shanghai New International Expo Centre)

 盛大(ShandaGames)は、スクウェア・エニックスが現在開発中のMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の中文版「最終幻想XIV」を初公開した。ビジネスモデルやサービス開始時期は未定。

初公開された中文版「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」
キャラクターメイキング画面。テキストがすべて簡体字化されている
盛大では特設サイトもオープンしているが、まだ本格始動といった感じではない

 盛大による「FFXIV」の中国サービスは、旧「FFXIV」の正式サービス初期に発表したもので、その契約が「新生エオルゼア」でも引き継がれている形になる。当初の発表通り、中国の規制に則って別サーバー、別運営で行なわれることになっている。このため現在、βテストが実施されている日欧米のサービスとは直接関わり合いになることはなく、中国ユーザーが日欧米のサーバーにログインしたり、逆に日欧米のユーザーが中国サーバーにログインすることはできない。

 なお、昨年のChinaJoyでは、プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏も盛大のイベントに姿を見せていたが、今年はβテストの準備やフィードバックの対応で忙しいためか早々と不参加を表明していた。

 今回盛大出展されていたのはβテスト初期のクライアントをベースにしたChinaJoyスペシャルバージョン。キャラクターメイキング部分のみを3台の試遊台で自由にプレイすることができた。

 ランチャーやタイトルロゴはβ版をベースにしたものであるためか日本語版のままだったが、今回試遊可能だったキャラクターメイキング部分では、説明文はもちろん、種族名、クラス名に至るまですべて簡体字にローカライズされていた。ワールドはShanghai固定となっていた。

 気になる固有名詞のローカライズは、ヒューランは人族、ララフェルは拉拉菲爾族、ルガディンは魯加族、グリダニアは格里大尼亜と言った具合で、ケースバイケースで当て字や省略形を用いて簡潔に表現されていた。

 「ファイナルファンタジー」は、コンソールゲーム市場が存在しない中国では基本的に展開されていないシリーズだが、実際には中国の多くのゲームファンは海賊版や並行品などによって「ファイナルファンタジー」シリーズをプレイしている。

 試遊者を観察していると、「FF」シリーズは知っているものの、「FFXIV」は初めて見たという雰囲気のユーザーが多く、そのキャラメイクの細かさ、クオリティの高さに感心した様子だった。人気キャラは見ていた感じでは特になく、強いていえばミコッテ♀が人気というレベルで、様々な種族を満遍なく試しながら、その出来映え具合を確かめていた。中にはキャラクターを全項目に渡って作り込み、その仕上がりをスマートフォンで撮っている人などもおり、中国でも大きな可能性を秘めたタイトルだと感じた。

【試遊台の様子】

【中文版「FFXIV: 新生エオルゼア」】
キャラメイクまでしか見れなかったため全体の出来映えはわからないが、予想よりかなり作り込まれているという印象を受けた。最終的な判断がどうなるかは不明ながら、日欧米からそれほど遅れずにサービスを開始することは可能そうだという印象を受けた

(中村聖司)