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PS Vita/PSP「ゴッドイーター2」

使い込むことで進化する銃形態の新要素「ブラッドバレット」紹介

2013年 発売予定

価格:未定

 バンダイナムコゲームスは、2013年に発売を予定しているPlayStation Vita/PSP用ドラマティック討伐アクション「ゴッドイーター2(以下、GE2)」の新情報を公開した。

 「GE2」は、2010年に登場した「GOD EATER」シリーズの続編となるタイトル。前作から3年後の世界を舞台に、プレーヤーはアラガミ討伐部隊「ブラッド」の新人隊員として、アラガミと戦いを繰り広げていく。「GE2」では接近武器形態に必殺技(ブラッドアーツ)の概念が加わったことが大きな進化ポイントとなっているが、銃形態にも必殺技に等しい新要素があることが判明した。今回はこの新要素と、銃使いなら誰もが気になる「GE2」のバレットエディットの情報をお届けする。

あらゆる攻撃アクションが進化する近接武器形態

 「GE2」の近接武器神機パーツは、「ロングブレード」、「ショートブレード」、「バスターブレード」、「チャージスピア」、「ブーストハンマー」の5種類があり、それぞれに固有の特殊アクションとブラッドアーツが用意されている。攻撃アクションがプレイを重ねるうちにブラッドアーツに進化していき、使い込むほどに成長・覚醒する。今回は新たに判明したショートブレードとロングブレードのブラッドアーツを紹介する。

【ショートブレードのブラッドアーツ】
後方に下がりながらオラクルの斬撃を放つ、空中コンボの3段目のブラッドアーツ
【ロングブレードのブラッドアーツ】
ゼロスタンスから△ボタンを入力すると△攻撃の1段目が特殊な突進斬りに変化する。突進斬りがアラガミにヒットするとヒットした位置に無数の斬撃が発生し、追加ダメージを与える

使い込むことで進化する銃形態 必殺弾「ブラッドバレット」

 ブラッドバレットとは、銃形態での射撃を使い込むことで獲得できる特殊なバレットのこと。近接武器形態の必殺技がブラッドアーツに対し、銃形態の必殺弾はブラッドバレットということになる。ブラッドバレットは各銃身ごとに獲得できるものが異なり、段階的に様々なバレットを手に入れることができる。どのブラッドバレットも特殊な機能や挙動を持っており、これによって4つの銃身はさらに特徴的な戦闘スタイルをとることができるという。

【アサルトのブラッドバレット】
射撃時に拡散した弾丸がアラガミを追尾する「マルチホーミング弾」
壁や障害物に反射する性能を持つ「跳弾」
【ブラストのブラッドバレット】
味方を巻き込まずにアラガミだけを攻撃する「誤射解除弾」

 ブラッドバレットは単体でも強力だが、その真価は“バレットエディットに組み込める”ことにある。ブラッドバレットを獲得すると、ブラッドバレットの性能を司る特殊なチップ(バレットの部品となるもの)がバレットエディットでも使用可能になる。つまり、各銃身を使い込んでブラッドバレットを獲得すればするほど、使用できる特殊チップのバリエーションが増加し、その銃身ならではのバレットエディットが発展するということになる。

バレットエディットとは?

バレットエディット画面

 銃に装着するバレットはお店で購入することもできるが、各モジュールにバレットの部品であるチップを組み合わせていくことで自分好みのオリジナルバレットを作成することができるのがバレットエディットの醍醐味。モジュールはバレットの動きを決定するもので、射撃時の角度や発射のタイミングを設定できる。設定したモジュールに子接続モジュールの設定することで、“最初の弾が敵に当たった2秒後に次の弾が発動”などといった細かい設定を行なうことも可能になる。

「GE2」のバレットエディットはこうなる!?

 銃身はパーツカテゴリが4種類となり、基本バレットの概念が取り入れられた「GE2」の銃形態。この変更点を受けてバレットエディットにも変化が現われている。

・バレットの管理は銃身パーツ毎に独立

バレット管理画面

 前作までは3種の銃身カテゴリで全てのバレットを共有していたが、「GE2」では基本バレットやブラッドバレットの登場により、銃身カテゴリによって使える弾種が異なるためバレットは各銃身で独立して管理することになる。自分の得意とする銃身をメインにバレットを用意していこう。

 特殊アクションによって各銃身の戦闘スタイルに特徴が現われたように、バレットエディットの内容も各銃身ごとの戦闘スタイルを掘り下げることに特化した真価を遂げている。各銃身のバレットエディットの特徴は以下の通り。

・アサルト
 連射弾を起点にエディットしていく。使用できるチップは近~中距離程度の弾種がメイン。
 連射できるぶんモジュールの上限は少なめ。

・スナイパー
 狙撃弾を起点にエディットしていく。敵を自動で狙うチップは使えない。

・ブラスト
 使用できるチップで自由にエディットしていく。モジュール上限が多い。
 威力が高いためチップごとの消費OPが大きい。

・ショットガン
 使用できるチップで自由にエディットしていく。近距離射程の弾種がメイン。

 銃身カテゴリ毎に使用できるチップやモジュール数に違いがあるため、エディットのコツにも違いが表れるだろう。また、各銃身専用のブラッドパレットと新たなバレットエディットにより、「GE2」の銃身形態は前作とは異なり、より“自分の戦闘スタイルを追求する”型に進化したといっていいだろう。

ブラストのバレットエディット画面
モジュール接続時の角度設定画面。前作では固定の角度でしか接続できなかったが、「GE2」では1度ずつの角度調整が可能になった

体験版の配信日が決定!

 本作の体験版の配信が決定した。PS Vita版が7月25日、PSP版が8月1日より配信される。体験版から製品版への引継ぎに関しては、今後発表が予定されている。

(志賀康紀)