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ピーター・モリニュー氏設立会社が新作モバイルゲーム制作を発表

「神」視点シミュレーションの「GODUS」。Mobage用タイトルとして開発中

5月21日 発表

 ディー・エヌ・エーと22cansは、スマートフォン版Mobage用ゲーム「GODUS(ゴッダス、日本語名称未定)」を欧米、日本、韓国向けに配信すると発表した。それぞれの配信開始日は未定。

 22cansは、英国のゲームデザイナー、ピーター・モリニュー氏の立ち上げたゲーム開発スタジオ。「ポピュラス」や「テーマパーク」、「フェイブル」など、「神」の視点でプレイするいわゆるゴッドゲームの第一人者として知られている。

 「GODUS」は、プレーヤーが「神」となり、下界の人間に対して力を使って文明を育てていくというシミュレーションゲームとなる。文明が栄えるほど「信仰心」が強まり、プレーヤーは大地を形作ったり文明をより強大にできるようになる。敵対する神々とは、敵のエリアで地震や火山噴火、竜巻を起こしたり、軍隊を送り込んだりして争っていく。

ピーター・モリニュー氏のコメント

 DeNAがモバイルゲームの世界で出した成果には多大な敬意を抱いています。「GODUS」でDeNAのノウハウ、そして22cansのパッションを組み合わせることにより、ゴッドゲームというジャンルの新しい形を提示したいと考えています。モバイルゲームの開発・配信で世界をリードするDeNAは、当社の理想的なパートナーと言えます。「GODUS」をモバイル端末向けに配信するに当たり、DeNAが持つ外部ゲーム開発会社との協業ノウハウは大変貴重なものになると考えています。

DeNA WestのCEO、Clive Downie(クライブ・ダウニー)氏のコメント

 私がゲーム業界に入って最初に携わった仕事のひとつが、ピーターの「ポピュラス2」のクオリティーチェックの仕事でした。「ポピュラス」シリーズは、その後のゲーム業界に大きな影響を与えたと思います。2013年になり、「GODUS」で再びピーターと一緒に仕事ができることを光栄に思います。当社のチームは、モバイル世代の新基準となるゲームを22cansと共に提供することを非常に楽しみにしています。

【プロジェクトムービー】

(安田俊亮)