ニュース
「ゼビウス」の自機「ソルバルウ」プラモを4月に発売
ボス「アンドアジェネシス」をイメージしたベースが付属
(2013/1/11 16:15)
ウェーブは、プラモデル「ソルバルウ」を2013年4月下旬に発売する。価格は3,360円。スケールは、独自サイズのノンスケールとなっている。接着剤不要のスナップフィットタイプで、敵のボスキャラクター「アンドアジェネシス」をイメージしたベースが付属している。
ソルバルウは1983年に登場したナムコ(現:バンダイナムコゲームス)のアーケードゲーム「ゼビウス」の自機である。当時のゲームとしては珍しい作り込まれたストーリーと背景、個性的な敵キャラクター、そしてボスキャラクターとして圧倒的な存在感を誇る「アンドアジェネシス」。さらに隠しキャラクター等さまざまなポイントでユーザーを魅了し、大ヒットとなった。
プラモデルは巨大な2つのバーニア、前方に突き出した砲口、特徴的な主翼の形状などソルバルウのシルエットを忠実に再現している。機体全体を覆う細かなモールド、バーニア周辺の密度の高いメカ描写など表現は緻密で、“ファンが夢見たソルバルウの立体モデル”を実現したような完成度となっている。
コクピットハッチはクリアパーツとなっており、中にパイロットの姿が確認できる。主翼は立たせることで空気抵抗を増やす「エアブレーキ」があり、開閉は選択式になっている。付属品はボスキャラクターのアンドアジェネシスをイメージしたものとなっている。当時のアーケードゲームの常識を覆す巨大さと、緻密な書き込みがなされていた「アンドアジェネシス」を、プラモデルでは中央のコアや周りの砲台も雰囲気たっぷりに再現している。
ちなみに先月紹介した「ギャラガ ファイター GFX-D002b」はイラストレーター/モデラーである横山宏氏が新たに設定したが、ソルバルウは1983年の時点でイラスト化されていた。敵キャラクターの設定なども細かく設定されており、こういった緻密な設定はその後のゲームにも影響を与えた。
また、凝った世界観とメカデザインはその後「ゼビウスの」様々な続編で継承されていく。1991年には敵キャラクターを3D化しコクピット視点で展開するアーケードゲーム「ソルバルウ」も発売されている。
(C)NBGI
(C)WAVE CORPORATION