ウェーブ、「ギャラガ」の“自機”を2013年3月下旬に発売
ジョイントパーツにより、2つ揃えれば合体も可能!
ウェーブは、プラモデル「ギャラガ ファイター GFX-D002b」を2013年3月下旬に発売する。価格は3,780円。スケールは、独自サイズのノンスケールとなっている。
2つ揃えることで、デュアルファイターを再現できる |
「ギャラガ ファイター GFX-D002b」は、1981年にアーケードゲームとして登場したナムコ(現:バンダイナムコゲームス)の「ギャラガ」に登場する自機“ギャラガ ファイター”を立体化したプラモデル。立体化に際してのデザインは、イラストレーター/モデラーである横山宏氏が担当している。
敵が編隊を組んで飛んでくるという、「インベーダー」にはない新しいゲーム性を実現させたナムコの「ギャラクシアン」は大きなヒットとなったが、「ギャラガ」はそこからさらに多くのゲーム性を盛り込み、人気を集めた。
「ギャラガ」では、敵が編隊を組んで飛来してから陣地を構成する。数発当てないと倒せない敵が存在し、自機が敵に捕まってしまう場合もある。捕まった自機を救出すると合体して「デュアルファイター」となり、攻撃力が倍加する。こういった様々な要素は、その後のゲームに大きな影響を与えた。アーケードゲーム初期の名作の1つである。
「ギャラガ ファイター GFX-D002b」はドット絵で描かれたシンプルなデザインの「ギャラガ」の自機を、横山氏ならではのなめらかな曲線を活かしたフォルムで表現している。装甲に覆われていないインテークや後部のバーニア部分などは、メカニクスがあらん限りに描かれており、内部機構の複雑さを実感させてくれる。SF映画に登場する宇宙戦闘機のようなデザインだ。
キットには専用のスタンドが付属しており、飛行状態で飾っておくことができる。また、マーキングデカールも付属している。そして本作の最も面白いところは、機体側面の装甲を取り外すことで“ジョイント”が現われるところだ。2つの「ギャラガ ファイター GFX-D002b」を用意し、ジョイントを使用することで、ゲーム内のデュアルファイターを再現できる。
バンダイナムコゲームスは2011年より「ギャラガ」生誕30周年を記念して「ギャラガウェブ」をオープンしている。ギャラガ30周年記念ソフト「ギャラガレギオンズ DX」などの情報の他、シリーズの歴史など様々な情報が掲載されている。SPECIALのページでは横山氏による「ギャラガ ファイター GFX-D002b」が活躍するコミックも見ることができ、「ギャラガ」ファン必見のページである。
【ギャラガ ファイター GFX-D002b】 | |
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なめらかな曲線を描くフォルムと、細かいメカ描写は、横山宏氏ならでは |
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※写真は公式ページのものです
(2012年 11月 21日)