米Zynga、ジンガジャパンの閉鎖計画について言及
全世界で5%の従業員を削減、13タイトルのサービスを終了
ソーシャルゲーム大手の米Zyngaは、現地時間の10月23日、同社の従業員に宛てたメールの全文を公開し、業績不振に伴う戦略転換の一環として、全世界で大規模なレイオフを実施することを明らかにした。
レイオフの対象は北米のみならず、英国、そして日本も含まれ、「The Ville」を手がけたZynga Boston Studioは閉鎖、Zynga Austin Studioは規模の縮小とし、日本および英国の法人については「閉鎖を提案している」と微妙なニュアンスでその計画の内容を記している。今後、全世界で従業員の5%に相当する人数をレイオフするとしている。
これに合わせて、現在提供しているタイトルの中から13タイトルのサービスを終了し、同社がフラッグシップタイトルとして位置づける「The Ville」に対しても投資額を大幅に減らすとしている。終了する具体的なタイトルについては現時点では明らかにしていない。
なお、日本法人の閉鎖の可否や、日本開発タイトルの運営継続の有無についてジンガジャパンは、「現時点では一切コメントできない」としている。
(2012年 10月 24日)