株式会社ズーは、Windows用フライトシミュレータ「フライトシミュレータ X プレイン 10 日本語版」を10月26日より発売する。価格は10,000円。

　「X プレイン 10 日本語版」は、エンジニアリングツールとしても機能する本格フライトシュミレータ。固定翼や回転翼航空機の飛行を高精度に予測でき、ほぼ全ての航空機の性能を扱えるため、パイロットや新開発の航空機の飛行品質を予測したいエンジニア、また航空ファンに最適だという。

　飛行速度は亜音速から超音速まで設定が可能で、ベル206ジェットレンジャー、セスナ172、スペースシャトル、B-2爆撃機など、35機の航空機が収録されている。またインターネット経由でX-Plane.orgなどにアクセスすれば、1,400を超える型式の航空機がダウンロード可能となる。

　発着できる場所は北緯74度から南緯60度までをカバーし、世界33,000カ所の空港や、空母、石油掘削現場、フリゲート艦、ビル屋上のヘリポートなども含まれる。また天気も設定可能で、雷雨では風力、ウインドシアー、乱気流、マイクロバーストがシミュレーション可能となる。実際の天候情報をダウンロードすれば、リアルタイムな天気の中を飛ぶこともできる。

　このほか故障のモデリングも行なっており、計器、エンジン、フライトコントロール、制御ケーブル、アンテナ、着陸ギアなど、様々なシステムを手動で故障させたり、ランダムで故障を発生させられる。

【稼働環境】
対応OS：Windows XP/Vista/7。
CPU：デュアルコア 2GHz以上、クアッドコア 3GHz以上推奨
メインメモリ：2GB以上、4GB以上推奨
HDD空き容量：最大80GB以上
DirectX：9.0以上
ビデオカード：DirectX 9.0に対応したVRAM 512MB以上のPixel Shader 3.0に対応した3Dビデオカード、DirectX 10以上に対応したVRAM 1GB以上の3Dビデオカード推奨
ドライブ：DVD-ROMドライブ
サウンド：Direct Sound 100％互換サウンドカード

【スクリーンショット】