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タミヤ、日本配備仕様の「オスプレイ」プラモデルを発売
米海兵隊所属の隊長機を含む6機分のマークをセットにした限定キット
(2013/1/16 15:11)
タミヤはプラモデル「1/48 V-22 オスプレイ 国内配備機マーク付き」を発売した。価格は4,200円。サイズは全長28.9cm。
オスプレイはエンジンとローターの角度を変更できるティルトローター方式を採用した垂直離着陸機。昨年アメリカ海兵隊の輸送機として沖縄普天間飛行場へ配備され、日本でも話題を集めた機体であり、ニュース等で1度は耳にしたことがあるだろう。
プラモデルはイタリアのイタレリが製造したもので、今回発売されたものは、日本国内に配備されているオスプレイのデカールが付属した限定キットとなっている。デカールは日本に配備されている12機のオスプレイのうち、赤い尾翼の隊長機をはじめ、ロービジ塗装が施された01~05番機までの機体、合計6機分のマークがセットされている。また、2001年に海兵隊で使用されていた際のマーキングも1種類付属している。キットの組み立てには接着剤が必要で、さらに塗装することで日本に配備されているオスプレイを再現できる。
プラモデルはヘリコプターと固定翼機の特徴を併せ持つオスプレイならではの独特のフォルムを再現している。コクピットや荷室内部もきちんと再現しており、荷室後部のカーゴドアは開閉選択式となっている。ドアを開けた状態でも組み立てることが可能だ。説明書にはミリタリーファンがたのしめる日本語実機解説が入っており、イタレリ説明図の塗装指示に対応するタミヤカラーを記載した補足説明図も付属している。
オスプレイはズーが2012年10月に発売したWindows版フライトシミュレーター「フライトシミュレータ X プレイン 10 日本語版」にも収録されている。垂直離着陸機であり、従来のヘリコプター以上の航続距離を持つオスプレイならではの飛行特性を体験できる。