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コーエーテクモ、海外メディア向けに発表会「Team NINJA NIGHT 2012」を開催

稲船氏の新作「YAIBA」はTeam Ninjaとのコラボ作品だった!!


9月19日 発表



冒頭挨拶を行なった、襟川陽一代表取締役社長
重要な発表を行なった、Team Ninjaの早矢仕洋介氏

 株式会社コーエーテクモゲームスは、東京ゲームショウ2012開催前夜となる9月19日の夜に都内で海外メディア向けにTeam Ninjaの新作を発表するイベント「Team NINJA NIGHT 2012」を開催した。

 同イベントでは毎年海外メディアが来日する「東京ゲームショウ」の会期に合わせて行なわれている。昨年は「DEAD OR ALIVE 5」が発表され話題を集めた。今年はコーエーテクモの代表取締役社長を務める襟川陽一氏が冒頭に挨拶を行なった。襟川氏は「我々のミッションは最高の品質のゲームを提供すること。今後ともTeam Ninjaをよろしくお願いします」と語り、最後に「今日は大きな大きなサプライズがあるので、見逃さないで欲しい」と含みを持たせて、ゲームのプレゼンテーションを行なうTeam Ninjaの 早矢仕洋介氏にマイクを譲った。

 早矢仕は「Team Ninjaの今と未来についてお話ししたい」と切り出し「あるゲーム開発者が『日本のゲームは終わった』と言ったが、Team Ninjaがある。それを示したい」と、数年前に稲船敬二氏が語った言葉を引き合いに出し、挑発的なまなざしで切り出した。


 まず最初に紹介されたのは、発売間近となった「DEAD OR ALIVE 5」。格闘エンタテイメントを目指して制作され、「試行錯誤の果てにそれを具現化することができ、みなさまにお届けできる。来週から皆さんと、プレイすることができることを楽しみにしている」と早矢仕氏は語った。

 ここで紹介されたのが、ディレクターの新堀洋平氏。新堀氏は「僕のような格闘が大好きな人も、そうで無くても、誰でも楽しめるゲームに仕上がっている自信作」とコメント。また、アートディレクターの齋藤豊氏も「未来を作るためにビジュアルの進化が必要だった。毎日失敗と試行錯誤の繰り返しだったが、自分の感性を信じ、待っている人が楽しんでくれることを信じてここまでたどり着けた。今回のキャラクターは、プレーヤーと一緒に汗をかき、埃まみれとなって闘ってくれるでしょう。大きく進化した『DEAD OR ALIVE 5』をぜひ体験して欲しい」と、制作を振り返りながら語り、「この作品を作ることができて、本当に嬉しい」と嬉しそうに語り締めくくった。

 「DEAD OR ALIVE 5」に関しては、ダウンロード版の配信が決定していると早矢仕氏から発表が行なわれた。プレイステーション 3版については、発売と同日からPlayStation Storeで配信が開始となる。Xbox 360版については3カ月ほどでリリースとなると言うことで「もっと早くして欲しいと思う人は、Microsoftにアピールして欲しい」と語り会場の笑いを誘った。ちなみに会場には日本マイクロソフトの泉水敬氏も来場していた。

【ローンチ・トレーラー】

発売間近となった「DEAD OR ALIVE 5」からプレゼンテーションはスタート 会場には試遊台が置かれており、開発者と対戦を楽しむこともできた
それぞれ挨拶を行なったディレクターの新堀洋平氏(写真左)とアートディレクターの齋藤豊氏(写真右)

グラフィックスはもちろん、ゲーム的にもハードなWii U用「NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge」

 次に紹介されたのは、Wii Uと同時発売となる「NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge」。早矢仕氏は「『NINJA GAIDEN 3』をリリースしたことで、ファンが何を求め、どんな体験を求めていたのか再認識できた」と語り、「新しいファンに向けすぎで、これまでのファン向けではなかった」と反省の弁から入った。その上で「このシリーズが、どう愛してもらっていたのかわかったので、『NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge』で再挑戦したい」と力強く語った。

 ここで紹介されて登場した安田文彦氏は開口一番、「『NINJA GAIDEN』に欠損表現が帰ってきました」と語り、さらに「今回はあやねが参戦します。あやねが返り血を浴びて闘う姿はこのゲームを象徴するものだと思う」と続け、かなりハードな描写が行なわれていることを示唆した。

 安田氏は「『NINJA GAIDEN』はリュウ・ハヤブサのプレイアビリティ、優れたAIを持った敵のやり応えのあるゲーム」と語り、今回は表現だけでなくゲーム的にもやり応えのあるゲームに仕上がりつつあるようだ。新規要素としては「ニンジャスキル」が挙げられる。集めたカルマを使用することで武器や忍法、奥義などを購入することができる。最後に「強みであるバトルアクションで勝負に出たい」と意気込みを語った。

 ちなみに、「NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge」は東京ゲームショウ2012には出展されない。理由はもちろんバイオレンスが激しすぎるため。早矢仕氏はラストに新発表要素として「発売後に大規模な無料のダウンロードコンテンツを用意している。詳細はまだお伝えできないが、ファンの皆さんには必ずや驚いて楽しんでもらえる」と語り、自信のほどを見せた。

 さらにはPlayStation Vita用タイトルとして「NINJA GAIDEN Σ 2」を発売することを明らかにした。発売時期は2013年の早い時期。また、「NINJA GAIDEN」フランチャイズでは、Mobage用の「100万人のNINJA GAIDEN」も海外展開も考えているといい、東京ゲームショウ2012で紹介するという。

【トレーラー】

挨拶を行なった安田文彦氏 PS Vita用「NINJA GAIDEN Σ 2」の発売も発表された

かなりド派手に血しぶきが飛びまくるゲーム画面。トレーラーとして公開されたものより、もう一段階ハードな描写だったようだ
会場では、Wii Uの試遊台も設置され、プレイするための行列ができていた

早矢仕氏と稲船氏

 そしてラストに紹介されたのが、発表会冒頭で早矢仕氏が引き合いに出した「日本のゲームは終わった」と発言した稲船氏と共同で制作が進められている「YAIBA NINJA GAIDEN Z」だ。先日公開された「YAIBA」のPVのロングバージョンが流され、来場者の度肝を抜いた。

 早矢仕氏は「稲船氏とのコラボで、新しい『NINJA GAIDEN』を展開していく」とかたり、稲船氏を招き入れた。稲船氏は「パートナーとしてTeam Ninjaと一緒に制作していることをここで発表します」と切り出した。氏は「僕自身ゾンビがだいすきで、新しいゾンビゲームを作りたいと思っていたので、すごく興奮している。ただのゾンビゲームではなく、忍者も出て来る。僕は侍のゲームも作ったし、忍者も大好きで『NINJA GAIDEN』もだいすき。一緒にコラボして『NINJA GAIDEN』の中でゾンビが出てくるゲームを作ることができて本当に嬉しい」と語った。

 また、「ゲームクリエイターみんなが、作りたいと思っているものを作れるわけではない。やりたいことをやらせてもらっていることに感謝している」と語り、「数年前、『日本のゲームは終わった』と言ったが、チャレンジを続けていくというTeam Ninjaと共に、日本のゲームは死んでいないと証明するために戻ってきてゲームを作っていく」と宣言。「YAIBA NINJA GAIDEN Z」は、海外のスタジオ「SPARK」と共同制作している。稲船氏は「海外の人と一緒に作る日本のゲームはまだまだ行けると証明したい。スゴイ作品に仕上げていきます。必ず皆さんの期待に応えます」と語り締めくくった。

 早矢仕氏はゲームのヒントとして「主人公はタイトルにある“YAIBA”。この主人公キャラクターがリュウ・ハヤブサを追っていく新しいアクションゲームとなる」とコメント。気になる発売時期については「開発は順調ですが、まだ言えません」と発言を控え、プラットフォームについても「据え置き型ゲーム機向け」と語るに留めた。

 ラストに、早矢仕氏は今回の発表会について「世界に向けて挑戦し続ける意思を示したもの」と、その趣旨を再度提示し、今回発表されたタイトルの自信を示して見せ、会を締めくくった。

【トレーラー】

【YAIBA NINJA GAIDEN Z】

(2012年 9月 20日)

[Reported by 船津稔]