「キャラホビ2012 C3×HOBBY」幕張メッセで開幕
ホビーの祭典は盛況も、ゲーム出展は控えめ
C3×HOBBY2012実行委員会が主催するキャラクター&ホビーイベント「キャラホビ2012 C3×HOBBY」(キャラホビ2012)が幕張メッセ1~3ホールで8月25日~26日の日程で開催されている。入場料は前売り券が1,300円、当日券が1,500円で小学生以下が無料。
「キャラホビ」は、キャラクターをメインにトイ・ホビー・ゲーム、映像などの様々な関連企業がブースを構え、多くのゲストが登場するメインステージやイベント限定の直販ブースなどで注目を集めるイベントとなっている。
今年はゲーム関連の出展が控えめで、バンダイナムコゲームスブースで「機動戦士ガンダムAGE コズミックドライブ/ユニバースアクセル」、「TIGER & BUNNY オンエアジャック!」の2本のPSPタイトルがプレイアブル出展。
また、発売済のPlayStation Vita「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」も出展。ほかには、アーケード「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト」が出展されており、25日には32チームによる2on2トーナメント大会、そして26日には「ガンダムシュピーゲル」の先行試遊が行なわれる。
さらに、「時と永遠 ~トキトワ~」の初回限定版の内容一覧が展示されているほか、きゅんキャラの「トキ」と「トワ」が参考出展。告知のみだが、「とある魔術の科学の群奏活劇(アンサンブル)」がPSPでゲーム化されることも発表されている。
バンダイブースでは、「AKB0048 ARカードダス」の実機デモと、カードの一部が展示されていた。また、スマートフォンアプリでフィギュアをカメラ越しに眺めると、エフェクトが発動する「HYBRID GRADE」も多数が展示されていた。
■CHAR AZNABLE × TOYOTAのコラボで「オーリス」のシャアコンセプトモデルが発表
シャア・アズナブルとトヨタ自動車のコラボレーションにより、「オーリス」(リンク先はCar Watchの発表会記事)のシャア・アズナブルコンセプトカー「シャア専用オーリス CONCEPT」が会場で初お披露目となった。デザインは株式会社トヨタモデリスタインターナショナルの手によるもの。
新型オーリスでは7グレードが用意されているが、スポーティグレードの「RS」の「S Package」がベースとされている。ボディカラーはシャアの最後の乗機といえる「サザビー」をイメージしたもので、モビルスーツらしさを追及するというマット仕上げ。ルーフやリアスポイラーはカーボン仕上げになっており、エアロキットでボディ下周りをドレスアップ。前後のエムブレムはジオン公国軍の点灯式のものに変更。さらにサイドに巨大なジオン公国軍のマークが入っており、かなり目立つ。随所に「MS-186H-CA」とマーキングがあり、ルーフ後部には指揮官機用のアンテナを模した「ツノ」が儲けられている。ホイールは18インチアルミで、「ZEON」の文字が入ったブラック塗装のものだ。また、リヤディフューザー&ビルトインマフラー、そしてボンネットにダクトがもうけてあり、アクセントとなっている。
室内を見てみると、スタートスイッチが黄色に白のジオン公国軍マークが入った独自のものに変更。シフトブーツが赤のものに、さらにダッシュボードやステアリング部なども赤をコーディネート。アクセル、ブレーキ、クラッチペダルもアルミ製のものに交換されており、フロアマットもオリジナルのものになっていた。
発表会終了後には、整理券が配られ、実際にシートに座ることができるようになった。新型オーリス、そしてコンセプトモデルが気になる人は、トヨタブースに足を運んでみるといいだろう。
■ 企業出展、GK・フィギュアゾーンとも充実したホビー展示/販売
「電脳戦機バーチャロン」、「~オラトリオ・タングラム」の立体化をボークスが手がけることに |
ホビー関連のアイテム出展が充実しているのも「キャラホビ2012」の特徴。バンダイ、バンプレストをはじめ、海洋堂、グッドスマイルカンパニー、ハセガワ、フジミ模型、メガハウスなどがずらりとブースを構える。
また、R.C.ベルグ、アトリエ彩×EXIT TUNES、ボークスなどのガレージキット、フィギュアゾーンも多数のアイテムが出展&販売されている。
ゲーム発祥ものとして気になるのは、セガの「電脳戦機バーチャロン」と「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」の2作品の立体化をボークスが手がけることが発表されたこと。詳しくは10月28日に開催されるホビーラウンド8にて発表されるという。
■ バンダイブース
■ バンプレManiaXブース
(2012年 8月 25日)