キュー、「XenepicOnlineRevo」大型アップデート「ウォルマー帝国」レポート

新大陸突入でイメージを一新。「這いよれ!ニャル子さん」とのコラボも


7月25日実装予定



 キューエンターテインメント株式会社は、Windows用MMORPG「XenepicOnlineRevo」において、大型アップデート「ウォルマー帝国」を7月25日に実装する。

 「XenepicOnlineRevo」はサービス開始が2005年という息の長いタイトルで、プレーヤーの大多数がかなりの高レベルになっている。その為、今回のアップデートは高レベルプレーヤー向けのエンドコンテンツを想定しているという。

 今回のアップデートで追加される新エリア「ウォルマー帝国」はレベル140以上のキャラクターが対象で、数多くの新モンスター、クエスト、新装備が実装される。

 後にあらすじも紹介するが、「ウォルマー帝国」では冒険の舞台が「ゼネピック大陸」から新たな大陸へと移る。これは新たな大陸に物語を移すことで、「XenepicOnlineRevo」を新章に突入させたかったというキューの思いも込められている。

 今回は実装前にプロデューサーの椿祐氏とディレクターの中村友洋氏にアップデートの詳細を伺うことができたので紹介する。



■ 冒険の舞台は「ゼネピック大陸」から新たな大陸へ。新エリア「ウォルマー帝国」


「ウォルマー帝国」のキービジュアル

 まずは今回登場する「ウォルマー帝国」のあらすじを紹介しよう。

 今の物語の舞台である「ゼネピック大陸」は、遙か昔に巨大な大陸が2つに別れて誕生した大陸だ。もう1つの大陸は「ウォルマー帝国」が人々を統治しており、平和を謳歌していた。しかし女神の力が弱まったとき、帝国に異変が起きた。

 川の水は枯れ、穀倉地帯は砂漠へと変わり、大陸中に飢餓と伝染病が広がった。そこに「深淵魔法会」と呼ばれる者達が現われ、砂漠には雨を降らし、病に苦しむ人には治療をしていき、人々の信頼を得た。

 その後「深淵魔法会」はウォルマー帝国の皇帝を失脚に追い込み、国の主導権を得た。「深淵魔法会」はウォルマー帝国各地に魔王を奉る杜を建て、人々に魔王の信仰を強要し、拒否する者は異端者として処罰されていく。

 難から逃れた人々は「深淵魔法会」に対抗するため「帝国守護団」を結成するが、自らの命を守るだけで精一杯だった。

 そこに現われるのが、前回追加された「竜の浮遊島」から逃げ出した竜族を追っていた、プレーヤー達ゼネピック大陸の遠征隊。ウォルマー帝国の惨状を知った彼らは「帝国守護団」と共に「深淵魔法会」と戦うことになる……。



■ レベル140以上のキャラクターが対象の高難易度エリア「ウォルマー帝国」


今回のアップデートでは新たな設計図が追加され、顔や頭装備のアイテムが作成が可能になる

 「ウォルマー帝国」はレベル140以上のキャラクターが対象の高難易度エリアだ。入場はレベル100から可能だが、前回の大型アップデートで追加された「竜の浮遊島」のストーリークエストを完了させる必要がある。

 マップは2つの街エリア、35の通常エリア、6つの高難易度エリアから構成されている。高難易度エリアには近隣のモンスターよりも強力なモンスターや、ボスモンスターが配置されている。基本的にまっすぐ先へ進むだけであれば、必ずしも高難易度エリアを攻略する必要はないが、クエストによっては高難易度エリアのクリアが必要であったり、素材アイテムなどが入手できる可能性がある。

 35の通常エリアも独自の世界観を持ったいくつかのエリアに分かれており、世界観毎に登場するモンスターもユニークな物になっている。通常のエリア追加であれば同系統のモンスターが追加されるが、今回は様々な系統のモンスターが追加される為、ボスだけでも10種類以上、通常モンスターも200種類以上追加されるという。

 例えば原始の森の様なエリアでは、鬱蒼と生い茂る森の中を恐竜の様なモンスターが闊歩していたり、砂漠の様なエリアではウォルマー帝国の原住民らしきモンスターを見ることができた。


【スクリーンショット】
左上からそれぞれ「ゲフレキャンプ」、「パンシディア神殿」、「渇望の盆地」、「深淵の滝入口」、「蒼門」、「溶岩の山」というエリアだ。バラエティに富んでいるのがよくわかるだろう

 また通常エリアの一部では、毎日特定の時間になるとボスモンスターが出現するという仕組みもある。出現するボスモンスター毎に固有の素材アイテムや装備アイテムをドロップし、同じ場所で狩りをしていても、飽きる事なく楽しめそうだ。

 モンスターの戦い方も今までとは違うパターンになっていて、例えばヒットポイントが減ってくるとバフが掛かったり、攻撃パターンが変化したりと、一筋縄ではいかなさそうだ。プロデューサーの椿氏は「ぜひパーティを組んで倒し方を研究してみてください」と話していた。

 また各エリアにはモンスターだけでなく様々なNPCが配置されている。彼らに話しかけることで、ウォルマー帝国に何が起きたのかなど、ストーリーをより深く楽しめるという。この大陸でのストーリーはこれで終わりというわけではなく、今後予定されているアップデートのストーリーにも繋がっていくそうだ。


【登場するモンスターの一例】
ドラゴンの様なモンスターや、火の精霊の様なモンスター、魔法使いの様なモンスターなどバラエティに富んだモンスターが登場する

【追加される頭装備の一例】
今回追加されたボスモンスターなどがモチーフになっているようだ


■ アニメ「這いよれ!ニャル子さん」とコラボ。ラグ問題の進捗についても


アニメ「這いよれ!ニャル子さん」のキービジュアル

 大型アップデートの一週間後の8月1日から、アニメ「這いよれ!ニャル子さん」とのコラボが行なわれる。メインキャラクターの4名+ペットのアバターや制服のアバターなどが実装される他、クエストを用意しているという。タイアップをする以上、「XenepicOnlineRevo」のユーザーにも、アニメのファンにも楽しんでもらえる様なクエストを実装する予定だ。

 また、3月に行なわれた「Qonline Fiesta 2012」で話題になった「初心者が何をやって良いかわからない」という問題と「プレーヤー同士で遅延が発生する」という問題について椿氏、中村氏に伺った。

 まず「初心者が何をやって良いかわからない」という問題について椿氏は「GM座談会などを行ないユーザーと運営が話せる機会を作っています。そこで得たユーザーの意見などを参考に大型アップデートの内容で調整しています。今後は長くプレイしているプレーヤーが多くなるので、新規プレーヤーと一緒に遊ぶ機会を作り、プレーヤー同士で楽しさを教えあって頂けるような環境を作ろうと考えています。アニメとのタイアップもその1つです」と語った。

 もう1点の「遅延が発生する」という問題について椿氏は「現在調査を続けていて、随時疑わしい箇所の調整や修正を行なっています。そのため少しずつ軽くなっている部分もあると思います。ただ原因は単純ではなく、1カ所を直したから全てが直るというものではないので、これからも引き続き対処していきます」と話した。

 最後に椿氏は「『XenepicOnlineRevo』は息の長いタイトルなので、平均的な運用が多いと考えられるところですが、どんどんチャレンジしていきたいと思います」、中村氏は「今回のアップデートから『XenepicOnlineRevo』のイメージを一新します。守りから攻めに転じていきたいです」と熱く語ってくれた。


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(2012年 7月 18日)

[Reported by 八橋亜機]