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キュー、「XenepicOnlineRevo」大型アップデート「ウォルマー帝国第2章」レポート
「ウォルマー帝国」の更に深部へ。タイムアタック形式の新ダンジョン「バルログの祭壇」が追加
(2012/12/7 16:42)
キューエンターテインメントは、Windows用MMORPG「XenepicOnlineRevo」において、大型アップデート「ウォルマー帝国第2章」を12月12日に実装する。
今回のアップデートは、7月に実装された大型アップデート「ウォルマー帝国」の続編となるアップデートで、「ウォルマー帝国」、そして「深淵魔法会」をテーマとしている。
もう1つの大きな追加要素が「バルログの祭壇」で、これは2チームに分かれ、先に奥にたどり着いたチームがボスと戦える新たな形式のダンジョンだ。単純な競争ではなく途中でモンスターとの戦闘や、PvPも発生するので、様々な戦い方が考えられる。
この記事では追加される新要素について、ディレクターの中村友洋氏からお話を伺うことができたので紹介する。
戦いの舞台はウォルマー帝国城の中へ。深淵魔法会の首領へ戦いを挑む
反乱した竜族「ライクン」を追ってウォルマー帝国へたどり着いたゼネピック大陸の冒険者達。今回のアップデートでは遂に前線の抵抗軍が拠点としている地下水路へたどり着き、新たな協力者「神官ロマノフ」の力を借り、深淵魔法会の首領へと挑むというあらすじ。
今回のアップデートでは深淵魔法会のストーリーの核心へと迫る、8個のメインストーリークエストが追加される。
前回のアップデートで追加された「溶岩の山-入り口-」から続くマップが新たに10エリア62マップ追加され、冒険の舞台は「ウォルマー帝国城内」へと移っていく。石畳の街道や、城内の庭園マップなどが登場し、活気があった頃のウォルマー帝国の姿を垣間見ることができる。
新マップはレベル155以上のキャラクターを対象としており、レベル170以上という過去最強レベルのモンスター達が登場する。
更に追加マップには「高難易度エリア」が10個用意されており、出現するボスモンスターを倒すことができれば、新しい装備アイテムや製造素材アイテムを入手できる。
勝ったチームがボスと戦える。タイムアタックPvPダンジョン「バルログの祭壇」
「バルログの祭壇」は今回のアップデートで追加される、新しいタイプのインスタンスダンジョンだ。
プレーヤーたちは2チームに分かれ、ダンジョンの奥に設置されている「守護石」を破壊することが目的。先に相手チームの「守護石」を破壊したチームはボスモンスター「バルログ」と戦う事ができる。
参加方法は毎週土曜日19時~20時の間に南ブリンヒルドのNPC「バルログの祭壇案内員」に話しかければ参加できる。
参加資格は1次職以上のキャラクターで、職業によってマッチングされる(1次職は1次職同士など)ので、一方的な展開にはならない様になっているという。
ブルーかレッドのどちらかのチームを選択し、チームごとに最小5人、最大15人まで参加できる。選択するチームを合わせればギルドメンバーや友人と一緒に挑戦することも可能だ。
各チームのスタート地点からダンジョン奥に設置されている「守護石」のエリアに行くには大きく2つのルートに分かれる。
片方のルートは距離が短めで、途中出現するモンスターも弱めだが、途中で相手チームと遭遇するルート。もう片方のルートは距離が長く、出現するモンスターも強いが相手チームと遭遇しないルートとなっている。
ルートの途中途中には通行を妨げるオブジェクトが設置されており、モンスターを倒すことで30秒間だけワープポータルが出現する。ポータルが登場して初めて移動できるようになるので、モンスターを倒さずに奥まで進むことは不可能だ。
個人戦ではないので仲間と協力し、どちらのルートを選択するのか、相手チームをどう妨害するのかなど作戦を練って奥に向かうのが攻略のポイントとなる。
中村氏によると「このPvPは単純に相手プレーヤーを倒せば良いといったものではなく、いかに相手プレーヤーの足を引っ張れるかが重要になってきます。そういう意味ではこれまであまり人気のなかったスキルなどの新たな使い道が生まれるかもしれません」と話していた。
ルールは制限時間30分以内に相手チームの守護石を先に破壊したチームが勝利というもので、勝利チームはボスモンスター「バルログ」の出現するエリアへ、敗北したチームは街に移動する。なお敗北しても時間内であれば、NPCに話しかけることで何度も挑戦できるとのことだ。
バルログとの戦闘は15分の制限時間があり、制限時間内にバルログを倒せればレアアイテムを制作するための素材を入手できる。