「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」千葉・浜野でイベント開催

エースパイロット3名+カバパン大将とシャッフル大会などで盛り上がる


6月16日 開催

会場:スポーツウェーブ鉄腕24(千葉県千葉市中央区)



 テレビ東京、BSジャパンで放送中の「機動戦士ガンダム 第07板倉小隊」の「REV.2」初、通算4回目となるイベントが、6月16日、千葉県千葉市中央区浜野町の「スポーツウェーブ鉄腕24」にて開催された。

 今回のイベントには、エースパイロットのAKATUNA少将、アカツキ少将、KEN・G少将と、カバパン大将が登場。撮影秘話や来場者の質問に答えるトークショー、そしてカバパン大将による生の「エースパイロットへの道」、そして来場者と一緒に店内対戦を行なうシャッフル大会が行なわれた。

 また、司会には、第10回の放送に登場した絆ジェニックの佐藤さくらさんが抜擢された。


絆ジェニックとして出演した佐藤さくらさんが司会を務めた雨天で足元の悪い中、80名弱の来場者が集まった

■ トークショーではエースパイロットの撮影秘話が!

 第1部は、エースパイロットたちによるトークショー。

AKATUNA:いつの間にか食いしん坊キャラになっちゃったんですけれども、さすがに今日は(食べ物は)出てこないと思います。今日は皆さんと絆を楽しめればと思っていますので、よろしくお願いします。

KEN・G:こんなに皆さんに集まっていただけると思っていなかったので、メチャクチャうれしいです。今日は会場の皆さんと絆を感じていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

アカツキ:こんなに大勢の前でしゃべるというのはすごく緊張することなんで、結構もうてんぱっちゃってますけれども、今日は皆さんと一緒に絆を楽しめたらいいと思っていますので、よろしくお願いします。

カバパン:イベント何回か行っているんですけれど、最近板倉小隊ではプレイさせてもらえないんで、ここでは一発見せてやろうかなと思います。よろしくお願いします。

● まず最初は4人に板倉小隊の裏話を聞いちゃいましょう。よろしくお願いします。まずは、「REV.2」になって入隊したときの感想は?

KEN・G:いやもう、板倉さんに声をかけていただいたときは、「こんな自分でいいのかな」と。皆さんから大バッシングを食らうんではないかと心配していたんですけれども、「絆」が大好きで、これ以上ない興奮に包まれてしまいました(笑)。

アカツキ:最初はスタッフさんから電話を頂いて、1番最初に思ったのは「僕でいいのかな?」、「大丈夫かな」というプレッシャー。でも「やってみたい」という気持ちも強くて、ちょっと考えてすぐ「お願いします」と返事して。出演してみて、いろんな経験ができて楽しかった。よかったと思います。

AKATUNA:最初は1stシーズンのときに対戦相手として出演させていただいたんですけれど、(REV.2で)声をかけられたときは複雑な心境でした。どちらかというと対戦相手として出たかったんですけれども。いざやってみるといろんな経験ができて楽しかったです。

● 板倉小隊を監督する立場になったカバパン大将。皆さんの戦いぶりを見ての感想は?

カバパン:僕も本当は戦いたかったんですけれどね。最初は一緒にプレイする立場だったんで。今は皆がプレイするところを見てダメ出しする立場になって、最初は見えなかったことが見えてきて、板倉さんや森本さんの動きとかも、成長しているんで、そう言うのを見ていくのが面白いですね。

● 続いて、板倉さんと森本さんについての感想はどんな感じですか?

KEN・G:カメラの回っていないときでも、皆さんを爆笑に巻き込むようなことをしていて、「さすがプロは違うな」と。一緒にいて笑いが止まりませんでした。

カバパン:お前よくウソつくな(笑)。板倉さんはタバコを吸いながら真剣に作戦を考えてますからね。

KEN・G:森本さんはスタッフさんと爆笑の渦でしたよ!

アカツキ:森本さんはすごくいいお兄さんですね。ほんとに。作戦に行き詰ったときも、自分と板倉さんが「どうしよう……」ってなっているときも、声をかけてくれて、落ち着かせてくれる感じの。板倉さんはずっとタバコ吸いながら作戦を考えてます。困ったら下ネタでどうにかしようとするところがあったんですけれども、場が和んで楽しかったです。

AKATUNA:板倉さんというか、個人的には、ジャア少佐がツボです。僕は。森本さんはムードメーカーなので、ありがたいお兄さんという感じですね。

● 次は豊崎少佐についてですが……。

KEN・G:僕もいち視聴者として第1回、2回の放送を見て、最初は本当にどうなることかと思っていましたけれども、タックルから始まり、果てには連撃を決められるようになり、この間はタンクに乗り、どんどん成長していって……すごい人だなあと。努力量はハンパじゃないんだなあと。僕はある種尊敬していますね。収録中以外はキャッキャして、すごく「板倉小隊の華」という言葉がぴったり当てはまる感じですね。

カバパン:こっちにも華はいるんだよ。上村さんが(笑)。

アカツキ:豊崎さんはとにかく努力家でしたね。このゲームをプレイしている人で努力をしていない人はいないんじゃないかと思いますが、豊崎さんの場合は練習時間も本当に限られていました。その少ない練習時間の中で、教えたことをどんどん吸収していって、できることを増やしていって。最終的には1人の戦力として見られるところまできましたね。彼女が撃破したシーンは僕らもうれしかったし。

AKATUNA:彼女なりに一生懸命にがんばっているので、それで十分です。努力して、できることを一生懸命やろう、という思いはたぶん1番強い。それで十分。

● どんな風に教えていたんですか?

AKATUNA:1番簡単に素早く教えられることを、わかりやすくものに例えて、ニューヤークだったらドームは「東京ドームだよ~」とか言いながら、「六本木ヒルズがあるよ~」とか例えながらですね。

● 私が1番気になっていた質問なんですけれど、勝てないときの気分はどうだったんですか?

KEN・G:へこみます。それはもう。皆さんの想像以上にへこんでいると思います。小隊をあげてへこんでる(笑)。ただし、「今の戦闘はこうすればよかったんじゃないか」、「次はこうしたほうがいい」とか、「こういう作戦はどう?」とか、常に前向きで建設的な話もできたので、そこに関してはすごくプラスだったなと思っています。

アカツキ:勝てないときはね、このゲーム、皆さんプレイしておわかりかと思いますけれども、雰囲気悪くなりますよ。本当に。1人1人がプレッシャーを感じながら収録に臨んでいると思うんですけれども、「あのときこうすればよかった」というのがあるのは当たり前のことなんですけれど、カメラが回っているから、やろうとしていることを忘れちゃったりすることもありました。そういうときは、やっぱり話を振っても返ってこない、振られても自分も答えられない、結果負けにつながる。終わってから「ああしておけばよかった」、「こうしておけばよかった」っていうことはすごくありましたけれども、その負けを超えて、僕が出た回は勝つことができたので、ただの失敗じゃなくて、負けた試合も糧にできたんじゃないかと思います。

AKATUNA:みんな勝てないとモチベーションも落ちちゃうんですけれども、何かしら考えないと厳しいので、皆で必死にテンションをあげながら、言葉をかけあって結構やってましたね。唯一勝てたときは皆で大喜びしていたので、そういう意味でも勝てるように、負けるのも糧にするようにってことですかね。

カバパン:今回は僕は見ているだけなんで……。1stシーズンのときに一緒にやってて、作戦を一緒に考えるのも「絆」の醍醐味なんで。個人で何ができるかと、個人でやりたいことを皆で話しながらやっていって、それが形になったときが面白い。1stシーズンなんか、形にならないことばっかりだったんで、毎回負け続けて毎回反省会をして。それぐらい真剣に考えていて、「絆」が共通の話題になったんですよね。休み時間もずっと「絆」の話をしていて、「どうやったら勝てるか」、「あの時どうすれば勝てたのか」っていうのを考えてましたね。そういう意味では負けた試合もよかったんですね。そこで皆が仲良くなった気がします。

● 他のエースパイロットが勝利したときの率直な感想は?

KEN・G:まだ1勝もしていないKEN・Gです(笑)。AKATUNAさん、アカツキさんが勝利されて、1番最初に出たのが、心の底から「やった!」、「よっしゃ!」と思いました。で、次に来るのは「さて、俺の番か」と。なので、次はKEN・Gの総力を上げて勝ちに行こうかなと。なので、「おめでとう」の一言ですね。

アカツキ:僕はKEN・Gさんみたいな大人のコメントはありません。放送でも言ったと思うんですけれども、「ふざけんな」と。「何勝ってんの?」と。プレッシャーが余計にかかっちゃって。ネガティブな感じですけれども、「僕が出た回だけ勝てなかったらどうしよう」というのは本当ありました。幸い、AKATUNAさんの次の回で勝つことができて、勝ったときはすごくうれしかったです。ガッツポーズは真剣なガッツポーズです。KEN・Gさんにはがんばって1勝をあげてもらいたいですね。

AKATUNA:僕はKEN・Gさんにこのテンションで戦ってもらって負けてくれると面白いと思います(笑)。でも、もちろん勝ちを目指してもらいたいです。アカツキ君が勝った回もすごくうれしかったんで。

● カバパンさんはそれを見ていてどう思いますか?

カバパン:僕は参加権がないんで、遠くから見ているだけなんですけどね。誰かが勝った試合は、ジェラシーと憎悪ですね(笑)。こいつが勝つせいで、俺の出番がどんどんなくなる(笑)。……実際本当はうれしいですね。リプレイとリアルタイムの中継を見ることで、番組内で別々に収録していると思っている人も多いと思うんですけれども、別の場所でオンタイムで見ているので、生の空気が伝わってくるんですよ。勝つときのみんなのテンションの上がりっぷりを聞いていると、こっちも興奮してきますし。盛り上がりますね。負けた試合は盛り下がって「ざまあみろ」って思いますけど(笑)。「いや、エースパイロットないわー」とか、全然違うこと言ってますからね(笑)。

● 普段はエースパイロット同士で話し合ったりするんですか?

KEN・G:話し合いますね。

アカツキ:内容的には相談ですよね。「こんなことをやろうと板倉さんと話しているんだけど、どう思う?」って感じで。やっぱり、いろんな考え方があるので、それを照らし合わせて、何をやられるのがいやか、ということを考えすぎて裏目に出てしまったりもしましたけど。そういうところを相談しあって。同じ収録のときはいてくれると心強かったです。

● アカツキさんは心配性とうかがったんですけれども?

アカツキ:そりゃそうでしょう。TVの前ではコケられないですからね。

カバパン:面倒くさいぐらい心配性ですね(笑)。「カバ君、大丈夫かな俺……」っていちいちメールを送ってきて、「そんなもん知らねえわ!」って。

アカツキ:マメって言えよ(笑)。

カバパン:本当に心配性。「俺は何をしたらいいの?」って聞いてくるなって(笑)。

● カバパンさんから見て、エースパイロットはどんな印象ですか?

カバパン:アカツキさんは1stシーズンの頃に番組に出ていただいて、その頃の板倉小隊の空気が、当然連敗が続いていたんでめちゃくちゃ重たくて。そこでアカツキさんと話をしたら、皆を褒めてくれたんで、それでみんなのテンションが上がって、いい動きができるようになったという経緯があって。やさしいだけがとりえなんで(笑)。アカツキさんはいい人で、KEN・Gさんはすごいいい人。いい人以外ないんじゃないかというぐらいいい人。AKATUNAさんはAKATUNAさんだなと。彼はすごく考える人なんで、僕みたいに楽観的な人じゃないんで。学ぶものがありますね。

● 逆にエースパイロットの皆さんから見て、カバパンさんはどんな感じなんですか?

KEN・G:僕なんかにとっては、AKATUNAさんやアカツキさんのようなレジェンド系とはまた違った、雲の上の人がこんな近くに来た、という印象ですね。いやもう、めちゃめちゃうまいです。どちらかといえば本能的なプレーヤーさんですね。なんかべた褒めですね。

カバパン:俺もなんか言ってやろうと思ってたら、べた褒めされて何も言えなくなっちゃった(笑)。

アカツキ:もうね、怖いですよ。いつも怒ってて、こんなニコニコしてないですよ。(カバパン:そんなことないわ)いやー、本当にね、板倉さんとかも「カバに何て言われるんだろう?」って言いながら、「これ絶対カバに怒られるわ~」って言いながらやっているぐらい、プレッシャーのある人ですね(カバパン:そんなことはない、です)。

AKATUNA:見ての通り自由ですよね。もうしゃべりも芸人さん並の子なんで、自由にやってもらってますね。

● 収録のときに困ったことってありますか?

KEN・G:困ったことはほとんどなくて、本当に心の中がお祭り状態で「わっしょいわっしょい」みたいな。収録が10時間ぐらいかかったとしても、終始わっしょいわっしょい状態ですね。「AKATUNAさんだ! アカツキさんだ! ユウさんだ!」と。

カバパン:ウソつくなよ!(笑)

アカツキ:これはウソですね(KEN・G:ひどいっ!)。収録中困ったことは、天候が悪かったときですね。屋外での収録だったので、僕が出たときは幸い小雨程度だったんですが、他のときは結構雨が強くて機材が……というときがあったり。逆に晴れたときは、光が強すぎて作戦テーブルが反応しなくなっちゃって何度か撮り直したり、ということがありました。大変でした。

AKATUNA:初回が38.6℃ぐらいの高熱で挑むことになりまして、死にかけてました。自己管理の悪さから来てますが、死にかけてました。京都に行ったときは朝5時ぐらいに東京を出て、寝ずに夜まで収録だったので、僕は寝られないタイプなので、そのまま起きっぱなしで収録だったのがきつかったですね。

● 八つ橋はどれぐらい食べたんですか?(第11回)

AKATUNA:八つ橋は重ねると薄く見えるというか、重ねて盛ると見た目より多くて。食べても食べても減らない(カバパン:八つ橋で盛り上がるってなかなかないよね(笑))。あんなに食べたことはないですけれど。あと、味が1つだったのもきつかったです。

● カバパン大将は?

カバパン:僕は別の場所での収録だったんで、それが難しかったですね。リアルタイムで物事が進んでいって、指示出しや反省会をオンタイムでやるんで、イヤフォンやスピーカーから会話を聞くことで空気感をつかんで……「今どんな空気になってるんだろう?」って向こうの雰囲気を察しながら会話するというのは初めての経験だったんで。難しかったです。

● エースパイロットになって変わったことはありますか?

KEN・G:そうですね。変わったことといえば、板倉小隊の皆さんと収録の合間の練習を含めて、より絆が深まって広がったということが1番ですね。

アカツキ:変わったことはやっぱり、野良で出撃したときに番機指定で「撃破」、「ありがとう」、「発見」って言われることが増えましたね。あと、この番組深夜なのに結構見てくださっている人が多くて、駅を歩いているときに「ガンダムの番組に出ている人だよね」って知らないおじさんに声をかけられて、「あ、はい」ってことがありましたね。

AKATUNA:僕の場合は体重だけです。増えました。はい。

カバパン:僕もまず太った。あと、本名で呼んでいた周りの知り合いが「カバパン」って呼ぶようになった。それがちょっといやです。電車とかで呼ばないで欲しい(笑)。

● カバパン大将はどこかでトークを学んだりしてたりしてたんですか?

カバパン:それはないですね。適当にしゃべってるだけですね。

● カバパン大将は板倉さん、森本さんとプライベートでも遊んでらっしゃるようですが、どんなことをしてるんですか?

カバパン:板倉さん、森本さんにご飯に連れて行ってもらったりしてますね。1stシーズンの頃は「絆」の話が多かったんですけれども、そればかり話していても飽きちゃうし、根詰めてもいいものが出てこなくなったりもするんで、普通の会話をしてますね。若干くだらないほうの話ですね。

● 放送が10回まで終わりましたが、今後どういう風にやっていきたいなあ、という考えはありますか?

KEN・G:私はとにかく、チームのみんなと1勝を狙っていきたいなと。

アカツキ:僕はKEN・Gさんのサポートができたらいいなと。勝ったら「おいしいな~」って嫉妬するかもしれませんけれども。

AKATUNA:これから呼ばれましたらやれることは全力でやります。

カバパン:「REV.2」が終わるまでに、大将の座を捨ててもいいんで、板倉小隊のメンバーに戻りたいです。何とかして入りたいなと。また戻れないかなと。皆仲良くなっていくんですよね。俺を置いて。あれがつらい(笑)。なんで、戻りたい(笑)。



■ 「エースパイロットへの道」では、「クイックドロー外しの対処法」を伝授

実際にその場で教えてもらえた「エースパイロットへの道」

 生「エースパイロットへの道」では、来場者からのアンケートに応える形で、本編でも「クイックドロー外しの対処法」を実際にカバパン大将がP.O.D.で直々に伝授。相手が連撃中にジャンプ(斬られている側はジャンプ、ダッシュが可能)し、相手がクイックドローを出すタイミングで着地することで、相手も着地させることにより硬直させることで、クイックドローを外させないようにする方法をまず紹介。斬られている間に軽くジャンプしておき、着地のタイミングを覚えることなどをポイントとして教えていた。

 続いて、本編でも紹介した格闘攻撃の判定の広さを使った、格闘攻撃を相撃ちさせる方法を伝授。クイックドローを外された後、次に来る方向をレーダーなどで予測し、旋回して画面内に捉えることができれば、例えロックオンしていなくとも、相手が格闘攻撃を仕掛けてきたところに格闘攻撃を振ることで相撃ちさせられるという方法だ。あらかじめ抜刀しておくことで、即座に格闘を出せるようにすること、相打ちを取った後の行動を落ち着いてやることなど、ワンポイントアドバイスも忘れなかった。


■ カバパン大将全敗の危機!? シャッフル大会

同イベントではおなじみのカテゴリークジ

 最後は当イベントではお約束の来場者の中からチームメンバーを集って戦うシャッフル大会。さらにエースパイロットは搭乗カテゴリーをクジ引きで決めるというルールが設けられている。リアルタイム解説には本番組の副音声でもおなじみの「193!」が登場した。

 今回は、事前に大尉以下(A)と少佐以上(B)に参加者を分け、必ずA、Bそれぞれからクジを引いてメンバーを集める形式となった。また、じゃんけんに勝ったチームは、「板倉小隊アプリ」を使って作戦を練ることができた(負けたチームは別室で口頭で作戦を練ることに)。ステージはニューヤークとなった。

 まずはAKATUNA少将チームとカバパン大将チームの対戦。Aの参加者から2人、Bの参加者から1人という方法でクジを引いた。カテゴリークジはAKATUNA少将が射撃型、カバパン大将が遠距離砲撃型となった。カバパン大将は小学生ながら少将を、残りの2人は今回初めて「戦場の絆」をプレイするという2人を引いた。AKATUNA少将は大尉と大佐の2人を引き、1人はこれまた今回のイベントで初めて本作をプレイする、というパイロットを引いた。結果はどちらも2拠点を撃破したものの、やはり経験の差が影響し、AKATUNA少将チームが勝利。

 続いてアカツキ少将チームとKEN・G少将チームの対戦。アカツキ少将は射撃型、KEN・G少将は遠距離砲撃型のクジを引いた。アカツキ少将チームは中将のタンク乗りと大佐、少尉の3名が、KEN・G少将チームは少尉が2人、中尉が1人というチーム構成となった。フルアーマーガンダム(TYPE-B)で援護を重視しながら戦うKEN・G少将と、乗り慣れない射撃型に搭乗することになったアカツキ少将の対決は、アカツキ少将が「射撃型は難しいわー」と悲鳴を上げつつゲルググで2落ちするも、中将のギガンの的確なラインコントロールとダメージコントロールによりアカツキ少将チームが勝利。

 3戦目はカバパン大将チームとKEN・G少将チームの1敗ずつの対戦となった。カバパン大将は近距離戦型、KEN・G少将はまたまた遠距離砲撃型。KEN・Gチームには、「エースパイロットの道」でカバパン大将から直々に指導を受けた中佐と、今回初めて「戦場の絆」をプレイするパイロット、そしてこのイベントの前に始めてバナパスポートカードを作ったという二等兵が参加。対するカバパンチームは1stシーズンで出演した大佐と、またまた初めて本作をプレイするというパイロット2名が参加した。結果は2拠点対1拠点、そしてアレックスに乗った「エースパイロットの道」参加者の活躍により、KEN・Gチームの勝利となった。

 そして第4戦。1勝同士の戦いとなったAKATUNA少将チームとアカツキ少将チームの戦いは、「REV.2」で参戦した少将と、大佐、軍曹というAKATUNAチームに対し、中佐、少佐、大尉を引いたアカツキチームの対戦となった。カテゴリークジではAKATUNA少将は狙撃型(ジム・スナイパーカスタム)、アカツキ少将は遠距離砲撃型(ギガン)を引き、いよいよ対戦に。B.D.2号機(NS)、ゾゴック、ザクII(S)と3機によるアンチを仕掛けたアカツキチームがアレックス、ジム・ストライカー、ジム・キャノンのAKATUNAチームに勝利した。

 今までのイベントで数々の勝利を手にしてきたカバパン大将がなんと全敗という結果になったが、初めてプレイする人に場所をナビゲートするために敵に背を向けて「こっちですよ~」、「どんどん撃っちゃってください」などなど、エースパイロットたちがアドバイスする姿は、本作を初めてプレイした当時(当時は強制バースト(同店舗同タイミング出撃)だった)を来場者も含め、思い出させるほほえましい光景だった。「板倉小隊」のイベントは、初心者も含めて幅広い層のプレーヤーが集まることもあり、こういった初心を思い出す出来事に出会えるのも魅力の1つだろう。

 最後はエキシビジョンマッチとして、サイド7にてAKATUNA(ズゴック(S))、KEN・G(ザクII(S))チームとカバパン(アレックス)、アカツキ(陸戦型ジム)チームとの対戦が行なわれた。結果は赤い機体2機が瞬間的に数的有利を作る堅実なプレイで勝利した。


(C) 創通・サンライズ

(2012年 6月 19日)

[Reported by 三番町第20小隊]