キュー・ゲームス、PS3「PixelJunk 4am」
PS3+PS Moveで音とビジュアルを演奏し、ライブを楽しむ
インターフェイスの概念図 |
有限会社キュー・ゲームスは、プレイステーション 3用オーディオビジュアルコンポーザー「PixelJunk 4am」を6月5日よりPlayStation Networkにて配信する。価格は1,000円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。
「PixelJunk 4am」は、PlayStation Moveのモーションコントローラ(PS Move)を操作し、テクノ、ハウスミュージックとビジュアルを演奏することができるライブパフォーマンスをテーマとしたタイトル。そのライブ演奏はPSN上でオンライン配信され、本作を持っている世界中のPS3ユーザーに自分の生演奏を披露できる。他のパフォーマーたちのライブを観客として楽しむことも可能。
プレーヤーの周りにサウンドで満たされたバーチャルオーディオ・キャンバスと呼ばれる空間が設定され、PS Moveを使い周辺の空間からサウンドをつかんでキャンバスに引き入れて音楽をミキシングしたり、叩くことによって楽器のように気軽に演奏したり、空間内で操ることで様々なサウンドエフェクトを加えることができる。
PS Moveを2本使えば、2人同時プレイにも対応。両手で2本のPS Moveを操るテクニカルなプレイもでき、2本ならではのサウンドエフェクトも用意されている。
本作には5曲の楽曲が用意されており、それぞれの曲にはドラム、ベース、リズム、シンセの4つのトラックがあり、各トラックには4つのループサウンドと4つのワンショットサウンドがある。つまり(4つのループサウンド+4つのワンショットサウンド)×4トラック×5曲=計160通りの違なるサウンドがプレーヤーの周りの空間に存在し、これらを自由に組み合わせてミキシングを行なえる。また、任意のトラックをミュートしたり、ソロにすることも自由に行なえる。
さらに、エフェクトもリバーブ、ローパス/ハイパス・フィルター、フランジャー、リングモジュレーター、コーラスなどを装備。PS Moveの操作(上下、左右、前後、ひねり)それぞれに別のエフェクトが割り当てられ、4つのトラックそれぞれに別のエフェクトをかけられるため、計16個のエフェクトを同時に使用可能。
また、ワンショットサウンドをダビングしてオリジナルのループを作ることができる。エフェクトをかける際のPS Moveの軌跡をダビングすることも可能で、エフェクトのループをかけて再生することも可能。
本作のビジュアルはユニークなものが用意されており、プレーヤーの演奏によって生まれるサウンドに反応し、様々に変化する。
【ビジュアル】 | ||
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ライブ配信のイメージ |
プレーヤーはライブでプレイする際、楽曲やビジュアル、サウンドエフェクトがあらかじめ組み合わされているイベントを選択できる。イベントは計10種用意されており、プレーヤーの演奏経験に応じて新しいイベントがアンロックされる。
プレイのライブ配信は、リアルタイムで行なわれる。ライブビューワーにより、現在ライブパフォーマンス中のプレーヤーを表示し、ライブを観ることができる。一方、パフォーマーはプロモーションメッセージを記入して、多くの観客に自分のライブイベントをアピールできるようになっている。
お気に入りのパフォーマーをフォローしたり、友達が観ているイベントを一緒に観たりすることも可能。TwitterやFacebookにメッセージの投稿も可能となっている。
なお、「PixelJunk 4am - Live Viewer」(無料)をダウンロードすることで、PS3とPSNがあれば、誰でもライブを見ることができるようになっている。
また、本作を「ミュージック・ビジュアライザー」として使うこともできる。PS3に保存されている音楽ファイルを再生すると、その音楽に合わせてビジュアルが変化する。ビジュアルは本編をプレイすることでカラーやスタイルのバリエーションが増えていく。
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(2012年 6月 4日)