株式会社コーエーテクモゲームスは、3月2日に発売を予定しているWindows用歴史シミュレーションゲーム「三國志12」において、スピンオフタイトルとなる「三國志12 対戦版」のサービスを今春より開始する。ビジネスモデルは基本無料で、有料サービスを行なうかどうかは、今後検討していく。今回の発表に合わせて本日よりクローズドβテスターの募集を開始した。募集期間は1月27日より1月31日24時までで、クローズドβテスト実施期間は2月16日より2月22日までを予定している。GAME Watchでも募集枠を頂いたので、「三國志」ファンはふるってご応募いただきたい。

【募集要項】
βテスター募集期間：1月27日～1月31日24時
βテスト実施期間：2月16日～2月22日
募集人数：3,000名
応募条件：GAMECITY市民、日本在住者

※βテスターへの応募データおよび抽選結果は、すべてコーエーテクモゲームスで管理されます。弊誌では応募内容や当選確認についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

「三國志12 対戦版」メニュー画面。レベルやランクの概念があり、勝てば上昇していく

　「三國志12 対戦版」は、現在開発中の「三國志12」の戦闘システムをベースに、1対1のカードバトルが楽しめるオンラインゲーム。ゲームクライアントは無料でダウンロード可能なほか、「三國志12」本編にもあらかじめ同梱される。「三國志12」本編と「三國志12 対戦版」の連動機能などはなく、あくまで別個のタイトルとなる。開発は「三國志12」本編のスタッフが担当し、運営に関しては同社のオンラインゲームの運営チームが担当する。

　「三國志12 対戦版」ではプレーヤーは君主ではなく、君主を含む三国志武将のカードを持つ“マスター”として、武将カードを集め、複数の武将カードを組み合わせたデッキを作り、オンライン上のライバルとの戦いに挑んでいく。マッチングは実力の近いユーザー同士を結びつけるオートマッチングにより行なわれ、1回当たりのプレイ時間は、戦闘の流れやマップによって多少差は出るものの、だいたい10分程度を想定。「三國志」シリーズの醍醐味である戦闘だけを何度も繰り返し楽しめる内容となっている。

　「三國志12 対戦版」のサービス開始時期は今春を予定し、3月2日の「三國志12」本編発売時点では、βテストのままとなる見込み。本編購入者への特典については現在検討中としている。

　2月15日より実施が予定されているクローズドβテストでは、「三國志12 対戦版」の戦闘など一部仕様を実際にプレイすることができる。データの正式サービスへの引き継ぎは行なわれず、期間中は不具合によりテスト期間が変更になったり、負荷テストを目的にログイン制限を実施する場合があるとしている

【スクリーンショット】
オンライン対戦時のゲーム画面。戦闘システムは本編と同じということだが、対人戦ならではの駆け引きが楽しめるようになっているという

【スクリーンショット】
曹操（そうそう）	趙雲（ちょううん）	典韋（てんい）
荀攸（じゅんゆう）	程イク（ていいく）