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ポケモン、DS「ポケモン+ノブナガの野望」完成披露会を開催

「ポケモンファンからゲーマーまで楽しめるシミュレーションゲームが誕生した」


1月19日 開催

【ポケモン+ノブナガの野望】
3月17日 発売予定

価格:5,800円



会場に飾られていた等身大のノブナガ。後ろにはパートナーのゼクロムが控えている

 株式会社ポケモンは、3月17日発売予定のニンテンドーDS用シミュレーション「ポケモン+(プラス)ノブナガの野望」の完成披露会を開催した。同作の価格は5,800円。ニンテンドー3DSでのプレイにも対応している。

 「ポケモン+ノブナガの野望」は、ポケモンと「信長の野望」シリーズを手がけてきた株式会社コーエーテクモゲームスの共同開発により進められているタイトルで、これまでのシリーズとは全く違った視点で作られた意欲作。

 舞台となるランセ地方では、ポケモンと特別な絆を持つ「ブショー」という人物たちが17の国にわかれ覇権を争っていた。プレーヤーは、「ハジメの国」に所属しブショーの中でも特に優れた力を持つ「ブショーリーダー」として、ランセの滅亡をもくろむ「ノブナガ」をはじめとした数々の猛者たちと「イクサ」を繰り広げていく。

 ブショーは、パートナーとなるポケモンと“リンク”と呼ばれる絆で繋がっているが、リンクが高ければ高いほどポケモンの力を大きく引き出せる。しかし、ブショーとポケモンの相性によりリンクの上限が決まっているため、プレーヤーの目的の1つはより相性の良い「ベストリンクポケモン」を探し出すことになる。

 「イクサ」では、最大6人のブショーがポケモンを1匹ずつ繰り出し、フィールドにてバトルを繰り広げる。バトルの基本は、「ポケモン」でお馴染みの「タイプ相性」や「とくせい」などを活かしたものとなる。相手のポケモンをすべて倒すなど、決められた勝利条件をクリアした軍が勝利となる。攻め込んだ側が勝てば、相手の城を奪うことができる。

【あらすじ】

 舞台となるランセ地方では、ポケモンと特別な絆を持つブショーと呼ばれる人物たちが17の国に分かれ、お互いに覇権を争っています。

 主人公はハジメの国のブショーリーダーとして、ランセの滅亡を目論むノブナガを筆頭に、数々の猛者たちとイクサを繰り広げることになります。


可愛らしいブショーのデザインは「戦国無双」シリーズのデザインチームによるものだという



【ブショー】
オイチ ケンシン
シンゲン ノブナガ
【スクリーンショット】

 発表会の冒頭でポケモンの代表取締役社長を務める石原恒和氏は「『ポケモン』と『信長の野望の』の異例の組み合わせ……私自身は異例とは思ってなくて、正統な組み合わせと思っている」と切り出した。

 引き続き登場したコーエーテクモゲームスの襟川陽一代表取締役社長は、今回のコラボレーションが実現した経緯について説明。口火を切ったのは襟川氏の方だったという。襟川氏は「石原氏と機会があるごとにゲーム談義に花を咲かしてきた中で、石原氏が『信長の野望』の大ファンだと知って感激した。私もポケモンのファンでいずれ何かしようと話していた」と下地があったことを明かした。結果的に3年前から具体的にプロジェクトがスタートし、このほど完成したわけだ。

 一方石原氏は1983年にPC-8801 mkII用として発売された「信長の野望」にはじまり、ファミコン版の「全国版」などずっと好きでプレイしていたのだという。今回のコラボ企画の話が立ち上がったとき、「“襟川社長”と話をするなら、『無双』シリーズなどいろいろな選択肢があるかもしれないが、“シブサワコウ”と一緒にするなら『信長の野望』しか選択肢は無い」と考えたという。こういった想いもあって、石原氏は今回のコラボレーションを「正統な組み合わせ」と表現して見せたのだろう。

 具体的に制作するに当たって襟川氏は「新しい楽しみを提供したい。わかりやすいシミュレーションゲームにしたい。同時にゲームをプレイしてきた人にも『手応えあるね』と思われるゲームにしたい」と石原氏に話したという。石原氏は「自分が面白いと思うゲームが1番面白いゲームだと今も思っている。シミュレーション好きとして凝り始めるときりがない。難しいところを乗り越えていく楽しみとか、そういったところをグッとこらえて、どれだけ多くの人たちに楽しんでもらえるか、難しくならないよう全年齢対象で多くの人に楽しんでもらえるようにした」と、子供から普段シミュレーションゲームをプレイしない人にも楽しめるよう作り上げていったようだ。

 ここで同作のプロデュースを担当した鯉沼久史氏が登壇。よりゲームの内容に踏み込んだ話題へと進んでいった。

 「信長の野望」は史実を元にしたシミュレーションゲームで、歴史の勉強になるほどのリアリティを持っている。しかし石原氏は「戦国時代を無くしたい。どこまでなくせますか?」とコーエー側に打診。これに襟川氏も呼応し「戦国時代と言うよりは、戦国時代を新しいファンタジーの舞台と捕らえ、城や衣装のデザインを工夫した」のだという。

 一方ゲームのシステムとして、「ポケモン」シリーズと構造的共通点が見られるという。「ポケモン+ノブナガの野望」では城に攻め入りクリア条件をクリアすることで攻略していくが、鯉沼氏は「『ポケモン』で新しい街まで移動しジムリーダー戦を行なうが、流れとしては同じ」とし、ストーリーを進めることで各城を攻略していきステップアップしていくことは、これまでの『ポケモン』シリーズの流れと同じで、ポケモンファンでもゲームとしてすんなり入っていけると説明した。

 ここで、実機を使ったデモンストレーションが行なわれた。火炎の国でほのおタイプのポケモンを仲間にし、くさポケモンのいるアオバの国に攻め入るシーンがプレイされ、城に攻め入った。ここでは全ての敵を倒す必要は無く、勝利条件として3カ所の旗を手に入れれば勝利となる。シミュレーション部分はターン制で、15ターンの間に攻め込んだ側が勝利条件を満たせば勝利となるが、逆に達成できなければ敗北となる。実機プレイではフィールド上に落とし穴があったり、蔓が伸びていき道ができるなどギミックが置かれていることが紹介された。こういった地形の変化など要素をきちんと押さえることで戦略的な攻めを展開することができる。

 このほかにも「こうかはばつぐんだ!」といった「ポケモン」シリーズではお馴染みのセリフも見られ、ポケモンファンでもすんなり入っていけるような工夫がされている。また、様々な効果を発するブショーパワーと呼ばれる要素もある。実機デモではイーブイを1回だけ早さをアップさせるブショーパワーが披露されていた。ほかにも体力を回復できるといったブショーパワーを持つブショーもいる。

 質疑応答の時間でさらなる付随情報も明かされている。シミュレーションゲームには外交や内政といった要素があるが、「ポケモン+ノブナガの野望」ではこれらについて「ブショーを派遣したり、城下町にある施設を育てていくなどエッセンスはちりばめられているので楽しんで欲しい」と襟川氏がアピール。

 プレイ時間について鯉沼氏は「メインエピソードが20時間ほどで、それをクリアするとフリーシナリオがたくさん出てくる。そういったやりこみ要素をプレイしていくと200時間は遊べるかな」とかなりのボリュームが用意されていることが明らかになった。一方で、登場ポケモンについて石原氏は「全てのポケモンが出るわけではないが、200以上のポケモンが登場する」と答えている。

 最後に石原氏は「みんなが楽しめるゲームができたので楽しんで欲しい」とコメント。襟川氏も「ポケモンファン、シミュレーションファン、ベテランのゲーマーも皆さん楽しんでもらえるゲームを作った。通信対戦も可能なので、親子でも対戦を楽しんで欲しい」と語った。鯉沼氏は「最初はなんだろうと思うかもしれない。しかし、初めてのシミュレーションゲームという位置付けでポケモンとマッチしている。楽しんで欲しい」とポケモンファンにアピールし締めくくった。


【登壇者】
石原恒和ポケモン代表取締役者著 襟川陽一コーエーテクモゲームス代表取締役社長 襟川氏が登壇し、がっちりと握手を交わした
鯉沼久史プロデューサー 発表会では実機によるプレイデモが行なわれた
【初回限定特典】
初回限定特典は、「ポケモンカードゲームBW」の限定カード「信長の黒いレックウザ」。ここでしか入手することができないレアカードとなっている。カードのタイプは「ドラゴンタイプ」

 発表会の後半には、大のゲーム好きでも知られるタレントの南明奈さんがオイチのコスプレで登場。衣装については「コスプレはあまりやらないけど、テンション上がりますね」と満更でもない様子。

 ポケモンは小学生からずっとやっているシリーズだという南さん。ポケモン……中でもピカチュウが好きすぎて、あだ名が「ピーちゃん」だったというエピソードも披露。「自宅の庭にポケモンセンターがあればイイのに」と常々考えていたのだとか。その好きなポケモンの映画に声優として出演できたときは嬉しかったというが、同時にかなり緊張したのだという。そんな南さんの1番のお気に入りのポケモンはフリーザー。綺麗だし強いところが理由だと力説していた。

 一方で、「信長の野望」はタイトルは聞いたことはあるがプレイしたことはないというが、「戦国無双」シリーズは好きで、今でもWii版をプレイしているという。勉強が嫌いな南さんにとって歴史の勉強は全て「戦国無双」から学んだと言うほど。真田幸村と加藤清正が男らしくルックスもよく好きと言うことで、「ニヤニヤしながらプレイしています」と明かした。

 事前に「ポケモン+ノブナガの野望」をプレイした南さんは「シンプルだけど奥深い。小学生でもプレイできるほどやりやすくわかりやすいけど、ゲーマーでも楽しめる。ポケモンファンが見ても可愛さが出てるし幅広い年齢の人に楽しんで欲しい」と語った。

【ゲストトークショー】
ゲームファンとしても知られる南明奈さん。「ポケモン+ノブナガの野望」についてアピールした
南さんの好きなポケモンは「フリーザー」。綺麗で強いからだとか 「戦国無双」で好きな武将は真田幸村と加藤清正。ルックスが重要な要素なのだとか




■ オリジナルグッズも発売

 ソフトの発売に合わせ、3月17日からオリジナルグッズが発売される。ポケモンセンターや全国の展開店舗などで発売される。


「ゼクロム+ノブナガ」、「フリーザー+ミツヒデ」のフィギュア。全2種類で各2,800円
「根付ストラップ」。全4種類で各650円
「てぬぐいハンカチ」。全2種類で各650円
「miniクッション」。全3種類で各1,200円(ポケモンセンターでのみ販売)
「タンブラー」。台紙は2種類付属しており、取り替えが可能となっている。1,200円(ポケモンセンターでのみ販売)

(C)2012 Pokemon. (C)1995-2012 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
(C)2012 コーエーテクモゲームス
ポケモンは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
※画面はすべて開発中のものです。
Amazonで購入

(2012年 1月 19日)

[Reported by 船津稔]