EA、PS3/Xbox 360/WIN「バトルフィールド 3」発売記念イベントを開催
20台の試遊台とラッピングバスでアピール。麒麟の2人も戦場を体験
エレクトロニック・アーツ株式会社は11月3日、東京のベルサール秋葉原にて、プレイステーション 3/Xbox 360/Windows用ミリタリーファーストパーソンシューティング「バトルフィールド 3」の発売記念イベントを開催した。イベントでは20台の試遊台が設置され、自由にプレイすることができた。また、お笑いコンビの麒麟(川島明さん、田村裕さん)がゲストとして登場しトークイベントも行なわれた。
お笑いコンビ麒麟の川島明さん |
田村裕さん |
来場者の関心は高く、各試遊台にはプレイ待ちの行列ができた |
「バトルフィールド 3」は、EAの開発子会社であるDICEが開発しているFPS。11月2日に発売されたばかりで、価格はPS3版とXbox 360版が7,329円、Windows版が7,665円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。最新ゲームエンジン「Frostbite 2」を採用し、高い画質や大量破壊表現を実現するとともに、ダイナミックな音響にもこだわって開発された。
歩兵、戦車、戦闘機が入り乱れる巨大な戦場を再現し、近未来の国際紛争が描かれる。プレーヤーは米軍のエリート海兵隊員となって、パリやテヘラン、ニューヨークなど世界各地で戦う。シングルプレイのほか、2人による協力プレイ、Windows版では最大64人、PS3/Xbox 360版では最大24人でのオンライン対戦が可能で、さまざまな戦場で陸・海・空の戦いが繰り広げられる。
本日11月3日は祭日と言うこともあり、開始直後から多くの来場者が姿を見せ、イベントは盛況だった。会場前には50人以上のユーザーが列を作り、その後もプレイ待ちの行列は尽きることがなかった。今回のイベントは、前もって情報を知っているというよりも、たまたま通りかかったら、面白そうだから並んでみた、と言う人が多かったようだ。来場者は男性が多かったが、女性の姿や、家族連れも見られた。この日は「バトルフィールド 3」のラッピングバスが周辺を巡回しておりタイトルをアピールしていたことも奏功したのかもしれない。
イベント場では20台の試遊台が設置されていた。20台のうち16台がPS3版で、4台がXbox 360版だった。PS3版は2人でのCO-OPを楽しむことができ、Xbox 360版はキャンペーンプレイをすることができた。「バトルフィールド 3」はマルチプレイが大きなセールスポイントだが、ゲームを知らない人にいきなり対戦というのは敷居が高いのではないか、ということでキャンペーンとCO-OPの出展としたという。残念ながらWindows版の出展はなかった。
トークイベントで麒麟の2人は、迷彩服にガスガンのライフルを持って登場。2人は「バトルフィールド 3」をニコニコ生放送のゲーム番組で既に体験済とのことだ。司会のゲームの感想を聞かれると川島さんは、「実写のようなリアルな臨場感と、攻撃で建物が崩れるところがスゴイと思った」と答えた。「このゲームのような戦場のような過酷な仕事はあったか?」という質問に田村さんは「雪山でふんどし一丁になり、2人で相撲をとれといわれて、唯一暖かく感じたのが相方の体。ホモかと突っ込まれながらずっと抱き合っていた」と語った。
トークの後はキャンペーンモードを2人で体験することになった。最初の川島さんは何かがあるとすぐに安全なスタート地点に逃げ帰るような逃げのプレイ。RPGを撃ち込んでくる敵や、狙撃してくる敵に隠れ場所を探しているうちに撃たれてしまう事が多かった。川島さん以上に後ろで見ていた田村さんがビビりまくっていて、「そこにおる、ヤバイ、ヤバイ、逃げないと!」と声を上げていた。川島さんはあたふたする田村さんに「そんなに声あげたら見つかってしまうやろ!」と冗談交じりでツッコミを入れていた。
次に田村さんが操作。田村さんは植木鉢を撃つと砕け散ったり、壁を撃つと弾痕が残るところなどに盛んに感心し、「早く前に進めよ!」と川島さんに突っ込まれていた。田村さんは匍匐前進する前の兵隊の股間にカメラを近づけたり変なところばかりに夢中になってたが、最後はロケットランチャーでテロリストの潜むビルを破壊。爆炎を上げるビルを指さし田村さんは、「見てこの煙、これヤッたの俺!」と大はしゃぎ、「メチャクチャ気持ちよかった」と、体験プレイを終了しようとする司会に止められるまで「まだやりたい」とコントローラーを握り続けていた。
ゲームの感想を聞かれた川島さんは「油断するとあっという間に倒されてしまう。一瞬も油断できないというのはまさに戦場という感じでした」。田村さんは「上官の言うことをちゃんと聞かないと危険になるところとか、本当に軍隊の一員になった気持ちになれる」と語った。川島さんは「戦闘機に乗ってみたい」と言うことで、「家でこのゲームをもっとやりこみたい」と語った。
トークショウ終了後もイベントには多くの人が訪れた。秋葉原に来る人達はゲームに強い興味を持っている。通りがかった人達は会場をのぞき込み、ゲーム画面に感心したり、友人と連れ合ってプレイ待ちの列に加わったりしていた。ベルサール秋葉原は開放型の会場のため、ゲームの試遊イベントをしてるととても目立つ。場所に合ったゲームイベントだと感じた。
川島さんと田村さんのデモプレイ。田村さんは川島さんのプレイ時にも大騒ぎ。ビルを破壊したときは「見てこの煙、これヤッたの俺!」と大はしゃぎ | ||
会場ではキャンペーンと、CO-OPが楽しめた。戦争がテーマなだけに来場者は男性が多めだった | ||
イベント中周辺を走っていたラッピングバス。会場のコンパニオンもゲームの世界観をアピール |
【スクリーンショット】 | ||
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歩兵、戦車、戦闘機が入り乱れる巨大な戦場を再現し、近未来の国際紛争が描かれる |
(2011年 11月 4日)