カプコン、PS3/Xbox 360/PS Vita「UMVC3」ユーザー体験会を秋葉原で開催
新妻プロデューサー、椿姫彩菜さん、古木のぞみさんがゲストに登場



1日限定のプレミアイベント。体験会のほかスペシャルステージを実施

 株式会社カプコンは、現在開発中のプレイステーション 3/Xbox 360/PlayStation Vita用ファイティングアクション「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」(UMVC3)の体験会を、東京のコトブキヤ秋葉原館5F イベントスペースにて開催した。会場には、本作のプロデューサーを務めるカプコンの新妻良太氏、タレントの椿姫彩菜さん、古木のぞみさんがゲストとして登場。本稿では、イベントで行なわれたスペシャルステージの模様をお届けする。

 本イベントは、発売間近となった「UMVC3」が直接体験できるユーザー向けイベント。10月30日限定で、入場料は無料。会場にはプレイステーション 3/Xbox 360/PlayStation Vitaの試遊台・計12台が用意され、整理券順に並んだユーザーが発売前の最新作をプレイ。何度も整理券を貰って列に並びキャラクターの性能などを細かくチェックするコアユーザーの姿も散見されるなど、会場の熱気は時間が経つにつれて高まる一方。キャラクターのファン、カジュアルに楽しむ人など、それぞれ「UMVC3」を堪能していた。


新妻良太氏椿姫彩菜さん古木のぞみさん

 スペシャルステージは、マウスプロモーション付属の声優養成所および「アルティメットガール育成プロジェクト」企画で修行中の古木さん、凄腕格闘ゲーマーとしてつとに有名なタレントの椿姫さんがユーザーと対戦イベント「スペシャルバトルチャレンジ」からスタート。勝者には超レアグッズがプレゼントされるとあって、ユーザーのモチベーションもグンとアップ。先陣をきった古木さんは、修行中の身ということもあってか、健闘するもあえなく敗退。シリーズの熱心なファンである椿姫さんもいいところを見せたかったが、初戦のユーザーには秒殺に近い一方的な展開でやられてしまい、あえて新キャラ3人を選んだという次戦のユーザーにも惜敗。古木さんに勝った人には海外イベント用に作成されたポスター、椿姫さんに勝った人にはゴーストライダー・ストライダー飛竜・ホークアイ・レッドアリーマーのアイコンがプリントされた非売品Tシャツがそれぞれプレゼントされた。


熱心なユーザーが大勢集まったうえに、勝てば超レアグッズがもらえるとあって会場は一気にヒートアップ!

PS Vita版は12月17日発売予定

 対戦後は、新妻プロデューサーが12月17日発売予定のPS Vita「UMVC3」をプレゼン。「ロンチで発売決定になりました。PS3/Xbox 360と同等のコンテンツが遊べますし、PS Vitaならではのタッチパネルを使った操作、機能、コンテンツがたくさん入っています。携帯機なので持ち寄って対戦もできます」と魅力をアピール。

 続けて、株式会社HORIから「UMVC3」対応スティックが発売されることが明らかにされた。ゲームソフトと同日の11月27日発売予定で、価格はPS3用が13,800円、Xbox 360用が15,800円(どちらも税込)。価格の違いは「Xbox 360版はヘッドセットなどが付属するため。スティック自体はどちらも同じ仕様(新妻氏)」だという。格闘ゲームは操作デバイスも非常に重要なファクターを占めるため、気になる人はぜひチェックしていただきたい。


【HORI「UMVC3」対応スティックが発売決定】
11月27日発売予定。価格はPS3用が13,800円、Xbox 360用が15,800円。スティック、ボタンなどの本体の基本仕様は同一で、価格差は付属品などの違いによるものだという

 最後にコメントを求められると、古木さんは「これからまだまだ続く『アルティメットガール(修行中)』。もっともっと頑張って成長していきますので、応援をよろしくお願いします」とコメント。椿姫さんは「本当はそっち(ユーザー)側で来たいくらいこのシリーズが大好き。前作(3)は解放率95パーセントまでやったくらい。このゲームはキャラ愛でもできる。(弱いキャラでも)Xファクターで勝てないこともない。従来のキャラも調整されて、リュウなんかは別キャラみたい。別作品としても、オールスターゲームとしても楽しめるので、また私もやりこんで皆さんに勝てるくらいになります。私も修行したいと思います」と熱心なユーザーらしいコメント。

 新妻氏は「日本ではなかなかこうした機会が少ないんですけど、発売前に上手くみなさんに伝えられる機会ができた。良かったかなと思います。マーヴルさんとのゲームだし、アメリカとの調整も大変なんですけど、日本のユーザーさんともコミュニティを作りながら色々やっていければいいなと思います。頑張って色々やっていこうと思いますので、今後もよろしくお願いします」とコメントした。


1日限定なのがもったいない。なかなか難しいかもしれないが、今後もこうしたイベントが増えることを願ってやまない

TM & (C) 2011 Marvel & Subs.
(C)モト企画 (C)CAPCOM CO., LTD. 2011, (C)CAPCOM U.S.A., INC. 2011 ALL RIGHTS RESERVED.

(2011年 10月 31日)

[Reported by 豊臣孝和]