東京ゲームショウ 2011レポート
Endor Japan、「Forza 4」公式ライセンス製品Fanatec「Forza Motorsport CSR」を今秋発売
オンラインによる直販のみ。PS3やPCにも対応したXbox 360用ハイクオリティドライビングコントローラー
ドイツEndor AGの日本法人Endor Japanは、東京ゲームショウの日本マイクロソフトブースにおいて、現在開発中のFanatecブランドのドライビングコントローラー「Forza Motorsport CSR」を参考出展し、日本でも販売することを明らかにした。「Forza Motorsport CSR」はXbox 360及び「Forza Motorsport」公式ライセンス製品で、接続はXbox 360ゲームコントローラーと同じワイヤレス。また、USBケーブルで接続することでプレイステーション 3やWindows PCでも利用することができる。発売時期は今秋を予定し、価格はホイールとペダルの最小構成で38,315円。Eliteモデルでフルセットそろえた場合で86,090円。販売は近日オープン予定のFanatecの日本公式サイトを通じて行なうとしている。
日本マイクロソフトブース「Forza Motorsport 4」コーナー |
その一角に参考出展されていたのが「Forza Motorsport CSR」 |
「Forza Motorsport CSR」製品ラインナップ |
「Forza Motorsport CSR」は、E3 2011で「Forza Motorsport 4」と共に正式発表され、同作初の公式ライセンス製品として話題を集めたドライビングコントローラー群。Xbox 360レースゲームファンとしても待望のフルスペックのドライビングコントローラーとなる。急遽発売が決定したため、10月13日に「Forza Motorsport 4」との同時発売は間に合わないということだが、日本でサポートが受けられる正規品の発売は朗報だ。なお、後述する「Forza Motorsport CSR Elite」は欧米でも12月1日に発売がずれ込む見込みと言うことで、こちらは日本でももう少し発売が遅れる可能性がある。
製品はドライビングホイールとフットペダル、シフターセットで構成され、それぞれが別売りとなっている。最小構成はホイールとフットペダルの2つ。Xbox 360との接続はワイヤレスで、電源はホイールにACアダプタを接続して供給する形となる。
ホイールには東京ゲームショウに出展されていた「Forza Motorsport CSR Wheel」と、その上位モデル「Forza Motorsport CSR Elite」があり、Eliteはハンドル部分の素材がアルミニウム製からアルミニウム+カーボンファイバーとなり、フォースフィードバックエンジンも強化、さらにDirectSensor技術によりステアリングフィールの精度の劣化を防いでくれるという。
共通要素としてはロックトゥロックは90°から900°で設定でき、フォースフィードバックエンジンはラジコンにも採用しているMabuchi RS550 Motor製、ホイール表面には中央に様々な情報が確認できるLEDディスプレイを設置し、その周囲にはメニュー操作が行なえるようにXbox 360準拠のアナログスティック1つと、10のボタンを配置している。価格はForza Motorsport CSR Wheelが31,490円、Forza Motorsport CSR Wheel Elite: 62,990円を予定。
さらにオプションとしてホイールの左右いずれかに取り付けられるシフター「CSR Shifter Set」を用意している。メタル仕様の6速Hパターンシフト+リバースギア、もしくはシーケンシャルギアの2種類のアプローチで、よりリアルなドライビングが堪能できるようになる。「CSR Shifter Set」の価格は5,250円を予定。
フットペダルについても通常版「CSR Pedal Set」とその上位モデル「CSR Elite Pedal Set」の2種類がある。東京ゲームショウに出展されていたのは「CSR Elite Pedal Set」ということだ。アクセル、ブレーキ、クラッチペダルを備え、Eliteはアルミニウム製となる。持ち運びに便利なようにペダルはベースから外すことができ、オプションの「CSR Pedal Inversion Kit」を使えばペダルの位置を変えることができる。価格はCSR Pedal Setが6,825円、CSR Elite Pedal Setが13,650円、CSR Pedal Inversion Kitが4,200円をそれぞれ予定。
会場の参考出展で注意したいのは値段のところ。31,490円という価格はハンドルのみで、フットペダルやシフターは別売となる。また、会場にはXbox 360ワイヤレススピードホイールや、Bluetooth対応の新型ヘッドセットも展示されていた。「Forza」ファンはお金がいくらあっても足りない感じである |
□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ 2011」のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/index.html
□Endor(Fanatec)のホームページ
http://www.fanatec.de/
(2011年 9月 18日)