東京ゲームショウ 2011レポート
Take-Two、PS3/Xbox 360「Bioshock Infinite」の日本発売を決定
音声は日本語英語の同時収録! エリザベス役に沢城みゆきさんなど、一部声優陣も発表
Take-Two Interactive Japanは東京ゲームショウ初日の9月15日、ホテルニューオータニ幕張にてプライベートショウを開催し、米国の開発子会社2K GamesおよびIrrational Gamesが2012年の発売に向けて現在開発中の「Bioshock Infinite」の日本語版を発売することを明らかにした。発売プラットフォームは英語版と同様に、プレイステーション 3およびXbox 360の予定で、発売時期は価格は未定。日本語版の詳細については改めて後日発表予定としている。
プライベートショウの出展タイトルは「Bioshock Infinite」のみ。ポスターの男性が主人公ブッカー・デュイット、女性が謎のヒロイン エリザベス |
「Bioshock Infinite」の舞台は空の上。コロンビアと呼ばれる空中に浮かぶ都市で巻き起こる不思議な物語となる |
「Bioshock Infinite」は、2K Gamesの名を広く世界に知らしめた名作サイコスリラー「Bioshock」の続編に当たるタイトル。「Bioshock 2」は2K Marinが中心となって開発した追加エピソード的作品だったが、「Bioshock Infinite」は初代「Bioshock」の開発を担当したIrrational Gamesが開発を担当しており、同社のゲームクリエイター ケン・レヴィン氏のクリエイティビティを隅々まで発揮させた待望のシリーズ最新作となる。
今回正式発表された日本語版の仕様は、日本語音声、日本語字幕の完全日本語版で、さらに原作の雰囲気で楽しみたいという“字幕派”のゲームファンのために英語音声も同時収録するという。
吹き替えについては現時点で3人の声優が公開された。ゲームの主人公となるブッカー・デュイット役は藤原啓治さん、ヒロインのエリザベス役には沢城みゆきさん、そして役名非公開ながら重要な役柄の人物役としてパク・ロミさんが起用されている。
気になる発売時期については、英語版の発売時期が2012年としかアナウンスされていないため、まずは北米の発売日が確定してからということになりそうだ。ただ、すでに日本語が組み込まれたビルドは存在しており、英語版の発売はそれほど離れない見込みだ。
なお、プライベートショウでは、日本語が組み込まれた「Bioshock Infinite」最新ビルドによるデモンストレーションおよびIrrational Gamesの開発者に対するインタビューが行なわれた。その模様については後ほど詳しくお伝えしたい。
【日本語吹き替え声優】 | ||
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左から順にブッカー・デュイット役の藤原啓治さん、ヒロイン エリザベス役の沢城みゆきさん、役名非公開のパク・ロミさん |
□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ 2011」のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/index.html
□Take-Two Interactive Japanのホームページ
http://take2games.jp/
□「Bioshock Infinite」のホームページ
http://bioshockinfinite.com/
(2011年 9月 15日)