グリー、FlashコンテンツをiOSに表示させる技術を独自開発
「踊り子クリノッペ」で採用。パートナー企業にも順次提供
グリー株式会社は7月11日、FlashコンテンツをiOS端末上で表示させる技術を、開発パートナー向けに順次提供すると発表した。
iOSではFlashコンテンツが再生できないため、Flashで作られたフィーチャーフォン向けのコンテンツをiOSに移植するには、HTML5で作り直す必要があった。そこでグリーはFlashのSWFファイルをHTML5に変換する技術を自社開発し、iOSへの移植を容易にした。これにより、パートナー企業が開発コストと期間を低減できるとしている。
この技術を採用した最初のタイトルとして、グリーが自社開発・運営し、7月5日よりiOS向けに配信されたソーシャルゲーム「踊り子クリノッペ」が挙げられている。フィーチャーフォンで表現されているFlashコンテンツの魅力はそのままに、「お世話」や「ダンス」などをスマートフォンならではのタッチ操作で行なえる。「踊り子クリノッペ」の利用は基本無料で、アイテム課金制を採用している。
【踊り子クリノッペ】 | |
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手のひらサイズの謎の生き物「クリノッペ」との生活を楽しむコンテンツ。お世話やダンス、着せ替えなどが可能 |
(2011年 7月 11日)