株式会社コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 3用歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・天道 with パワーアップキット」を5月26日に発売する。価格は10,290円でCEROレーティングはA（全年齢対象）。

　「信長の野望・天道 with パワーアップキット」は、2010年3月に発売された「信長の野望・天道」に追加要素を加えたパワーアップキット。大名家の思考を自由にカスタマイズできる「AIエディタ」や、戦略の幅が広がる「文化」など様々な要素が追加されている。

　今回は文化について説明する。「信長の野望・天道 with パワーアップキット」では、武家、公家、寺社、南蛮の4つの「文化」が登場。振興することで、朝廷の権威を利用して新たな外交ができるようになったり、それぞれの文化の系統により様々な効果が見られる。文化によって得られる効果が違うため、ゲームの進行によってどの文化を振興していくか、戦略的に考えて行動していく必要がある。

　文化を修得するには、それぞれの文化系統に対応した名声上昇施設を必要なだけ建設しなければならない。

文化選択画面。どの文化を振興するかを選択。文化は32種類あり、どの文化をどの順番で振興していくかは重要な戦略の1つとなる。自制力の特徴を考え、適切な文化を振興させれば優位に立てることだろう	南蛮文化「教会堂」を修得したシーン	公家文化「浪士斡旋」を修得した場面
武家文化の文化施設「八幡宮」を建てると、攻撃系の戦法を使った時、付加効果で複数の敵部隊を状態異常にできるようになる	寺社文化の文化施設「黄金大仏」。募兵で集まる兵士の数が増える	文化施設「大社」を建てると、毎年9月に勢力内で祭りが発生するようになる。祭りがあると、1年間は国の金銭・兵糧による収入、軍馬、鉄砲の生産量が増える。

　また、教練という項目があり、教練を実行すると、武将の持つ統率、武勇、知略、政治といった能力や適性が上昇する。

・鷹狩　：「統率」が上昇。
・能楽　：「武勇」が上昇。
・歌会　：「知略」が上昇。
・茶会　：「政治」が上昇。
・剣術　：「足軽適性」が上昇。
・馬術　：「騎馬適性」が上昇。
・弓術　：「弓適性」が上昇。
・砲術　：「鉄砲適性」が上昇。
・設計術：「兵器適性」が上昇。

教練「馬術」の結果画面

　「朝廷コマンド」は公家文化を修得すると実行することができるようになる。朝廷コマンドには以下のようなコマンドが用意されている。

・献上：勢力全体の金銭収入から一定の割合を朝廷に献上し、朝廷への貢献度を上げる。貢献度は他の朝廷コマンド（斡旋、招待、和解、仲立、朝敵）を実行すると、消費する。
・斡旋：全国に点在する浪人を朝廷に紹介してもらい、登用する。
・招待：季節初めに朝廷の使者（公家）が訪れるよう、招待する。
・和解：朝廷に仲介してもらい、侵攻している勢力と停戦する。
・仲立：朝廷に仲立ちをしてもらい、他勢力と同盟を結ぶ。
・朝敵：他勢力を朝敵にする。朝敵になると、様々な不利益が発生する。