アトラス、PSP「ペルソナ2 罪」
映画が現実になる!? 「クライマックスシアター」を紹介


4月14日 発売予定

価格:6,279円(UMD版)
   4,980円(DL版)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 アトラスは、4月14日に発売を予定しているPSP用RPG「ペルソナ2 罪」の新情報を公開した。

 「ペルソナ2 罪」は、噂が現実となる奇妙な現象が発生する「珠閒瑠市」を舞台に、主人公「周防達哉」とその仲間たちの戦いを描いたRPG作品。今回はオリジナル版「ペルソナ2 罪」には搭載されていなかった新システムの1つ、「シアターモード」の情報を紹介する。

 シアターモードとは、珠閒瑠市にある施設「クライマックスシアター」で、映像作品を鑑賞することができる(クエストをプレイすることができる)というもの。クライマックスシアターでは最新鋭の映画技術を利用しており、その映像の美しさから、巷では“本当に体験しているようだ”という噂があるという。不思議なことにそれぞれの映像作品の中では、実際にキャラクターを操作することが可能になっている。シアターモードでは、映像作品を視聴完了する度にポイントが加算され、ポイント数に応じて会員のランクがブラックラズベリー、ホワイトグローブと徐々に上がっていく。

【クライマックスシアター】
シアターは赤をベースにしたシンプルなデザインとなっている

■ ミツギ モトコ

 クライマックスシアターの案内人(シアターガイド)を務める女性。シアターモードの会員のランクが上がるにつれて、彼女のプレーヤーへの対応が変化するという噂もあるが……?

 イラストは「ペルソナ3」、「ペルソナ4」のキャラクターデザイナーである副島成記氏による描き下ろし。映画に関わる様々な要素を混ぜ込んだという、ユニークなコスチュームデザインにも注目してほしい。



3Dメガネにフィルムの形をした衣装が印象的なミツギ モトコによるシアター案内も見逃せない!

■ 収録シナリオ紹介

 今回は、クライマックスシアターに収録されているいくつかのクエストの中から「カリスマ教室」を紹介する。なお、「カリスマ教室」は「デビルサマナー 葛葉ライドウ」シリーズでディレクターを務めた山井一千氏が担当しており、本作の世界観をより一層盛り上げてくれる内容になっている。

【カリスマ教室】

 舞耶に付き合わされて、ある学園のカリスマ的な教師・仮屋崎の取材を行なう事になった達哉たち。仮屋崎は、「アンブロシア」というクラス専用のプロフサイトに生徒たちの「理想の自分」を入力させ、入力データを元に指導を施す、という教育方法を実践していた。

 結果、クラス全員が常に全国模試でトップを占めているという。しかし、クラスの雰囲気はどこか変わっていた。取材が終わって帰りかけたそのとき、謎の声が聞こえて、達哉たちのペルソナが共鳴をはじめた……。


■ 登場キャラクター紹介

■ 仮屋崎 直純(かりやざき なおずみ)

 カリスマ教師と謳われている男。自分が担当するクラスに対し、「アンブロシア」というかなり変わった教育方針を実践している。


■ 鳥霧 結(とりきり むすぶ)

 達哉たちを学園内に案内してくれた女教師。人見知りなのか、素振りが少しおどおどしている。


■ 湊(みなと)

 初老の教師。頑固者で口が悪い。


■ 双葉ローズ(ふたば ろーず)

 仮屋崎が担当するクラスの女子生徒。やけに鼻息が荒い。クラスの隠された事情について、何か知っているようだが……。そして彼女の着ている制服はどこか見覚えがあるような……!?


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Published by ATLUS

(2011年 2月 24日)

[Reported by 志賀康紀]