ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン（SCEJ）は、2010年11月25日に発売したプレイステーション 3用オンラインカーライフシミュレーター「グランツーリスモ5」（GT5）の大型アップデートを2月18日に実施した。

　大型アップデートでは、「東京ゲームショウ2010」で発表された「リモートレース」の実装をはじめ、オンライン対戦でのマイコース（コースメーカーで作成したコース）の使用やフレンド間でのレンタカーシステムなどを実現。さらに、マルチモニター表示への対応も行なわれている。

　「リモートレース」は、「GT5」の「Bスペックモード」で育成したマイドライバーをオンラインに公開し、フレンドがオンラインに公開しているマイドライバーと全自動で行なうBスペックレースで、賞金や経験値を獲得できる。また、レース中継を観戦したり、リプレイを保存して後から鑑賞することも可能となった。

　さらに、オフィシャルWebサイト「グランツーリスモ・ドットコム」にログインすることで、ウェブブラウザから自宅のPS3を遠隔操作し、ブラウザ上でレースのスタート、レースのモニタリング、結果の確認などが行なえる。

　レンタカーシステムでは、フレンドがオンラインに公開しているクルマをフレンド間で互いにレンタル可能。これにより、条件によっては自力での獲得が困難なクルマでも、フレンドが獲得しオンラインに公開していれば借りてドライブを楽しめる。

　このほかにも、オンライン対戦での「パフォーマンスポイント」の導入、マシンセッティングの拡張、操作性の改善/拡張など、多岐に渡って追加/調整が実施されている。詳しくは、「グランツーリスモ・ドットコム」内のこちらのページをご覧いただきたい。