エレクトロニック・アーツ株式会社は、SFミリタリーシューティング「クライシス 2（Crysis 2）」を3月24日に発売する。プラットフォームはプレイステーション 3、Xbox 360、Windows PC。価格はPS3版とXbox 360版が7,665円。Windows PC版がオープンプライスで、イーフロンティアストアでの直販価格は6,980円。

CryEngine3による圧倒的に美しいグラフィックス

ナノスーツの機能で透明になることもできる

　「クライシス 2」は、独Crytekが最新の自社ゲームエンジンCryEngine 3を使って開発しているSFアクションシューティング。第1弾「Crysis」、第2弾「Crysis Warhead」はPCのみでリリースされており、PC向けの大型タイトルがついにコンシューマーゲームに投入されることになる。北米では3月22日の発売が予定されており、ほぼ世界同時発売となる。

　CrytekとEAがタッグを組み、CryEngine3初採用タイトルを3プラットフォームに同時展開するというだけでも話題性十分だが、2010年4月にニューヨークでワールドプレミアを行なった際は、タイムズスクウェアでトレーラーを上映したり、シナリオライターに英国の人気SF小説家Rechard Morgan氏の起用を発表するなど、メジャー感の演出に余念がなかった。「Uncharted」や「Halo」、「Gears of War」といったコンシューマーの超メジャーシリーズに真っ向から挑戦するビッグタイトルといえる。

　ゲームの舞台は近未来のニューヨークシティ。主人公は特殊機能を備えたナノスーツに身を包み、崩壊した都会のジャングルで新たな戦いに挑んでいく。ゲームのロケーションには実在の場所が使われ、主人公は大ジャンプでビルからビルを飛び移ったり、建物の影から攻撃するカバーアクションを駆使しながら、新たな敵と戦っていくことになる。

　今回は発売日と価格に加えて、初回限定版の特典内容も公開された。特典は、海外版の「Limited Edition」と同等の内容で、主にマルチプレイで対戦が有利となるアイテムが同梱されている。数量限定でなくなり次第終了となる。特典の具体的な内容は以下の通り。

・ボーナスXP：対戦プレイの最初からボーナス経験値が与えられ、アサルト、スカウト、スナイパー、デモリション、ディフェンスの5つのクラスの装備の選択が可能になる。
・SCARデジタルカモスキン：アサルトライフル・SCARをデジタルカモフラージュ柄にカスタマイズするスキン。
・武器アタッチメント：対戦プレイの最初から、銃器に装着して敵を欺くホログラムを投影できるアタッチメントが使用可能になる。
・プラチナドッグタグ：限定特典同梱版だけのプラチナドッグタグ

【「クライシス 2」最新トレーラー】

【スクリーンショット】
シングルプレイキャンペーンに加えて、最大12までのマルチプレイも完備

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