スパイク、PSP「喧嘩番長5~漢の法則~」完成披露発表会
番長スタイルで南明奈さんが登場「500人ダチを作った!」
「喧嘩番長」シリーズの集大成と言うことで、ボリュームはもちろんのこと、システム的にも数多くの要素が詰め込まれている |
株式会社スパイクは、1月27日発売予定のPSP用アクションアドベンチャー「喧嘩番長5~漢の法則~」の完成披露発表会を開催した。同作品を手がけた渡辺一弘プロデューサーと、イメージキャラクターを務めたアッキーナことタレントの南明奈さんが出席。ゲームの魅力についてアピールした。
「喧嘩番長5~漢の法則~」は、2005年から続くシリーズの最新作であり、PSP版「喧嘩番長」シリーズの集大成にして最終章となるタイトル。舞台は5つの高校、3つのグループが抗争を繰り広げる阿弥浜沿線。プレーヤーである主人公・成瀬直人がこの地に引っ越してきたことで、群雄割拠のこのエリアにおいてエリア制覇に突き進んでいくこととなる。
渡辺プロデューサーは、今作のテーマについて「拳によって紡がれる男達の絆」としており、「自分のプライドを賭けて戦う中で、本当の強さとは何か」を問う内容となっている。この男達の物語が、過去最大級とも言われる“登場キャラクター”、“マップ”、“コレクション”で語られることとなる。渡辺氏によれば「マップはとにかく広いし、登場するキャラは多い。マドンナも6人用意して、様々なキャラを用意した」ということで、ボリューム満点な仕上がりとなっている。
同作のイメージキャラクターを務める南明奈さんは、かなりのゲーマーで知られ、同時に「喧嘩番長」シリーズの熱烈なファンとして1作目からプレイしている事も知られている。南さんは初めて見たとき「なんだろうと思ったんですが、タイトルに惹かれました。アクションゲームが好きなので、“喧嘩”と聞いてプレイしてみて速攻ではまりました」という。
「喧嘩番長」の魅力については「たくさんありすぎて……」と迷いながらも、「喧嘩の後に手を取り合って“ダチ”になるシステムに惹かれる」と答えた。実際に事前にテストROMで正月中ずっとプレイしていたというが、すでに500人とダチになったと言い、ランキング1位にも輝いたという。これを聞いた渡辺氏は「男の感覚だと思っていたので、女の子にわかってもらえて嬉しい」と語った。
このほかにもシリーズ恒例とも言える「タンカバトル」について渡辺氏から話を振られた南さんは、「……今回不思議な言葉が多くないですか? 喧嘩の前に『石の上にも3年』とか言うんですよ。普通言わないですよね」とつっこみながらも「そこも面白い」とフォロー。ちなみに、同作では犬を育てることができるが、自分の飼っている犬の名前“レオ”と名付けてかわいがっているという。
髪型を変えられたり服を着替えられたり、キャラクターの豊富なカスタマイズ要素も魅力の1つ。南さんは「制服を着崩すのか? 特効服などを着るのか?」と悩みながらも、結果的には私服系の服装に髪を今風にしてメッシュを入れ「とにかくさらさらな髪の人が好きで、(作り上げたキャラクターも)結局自分好みの男性のタイプになった」という。
南さんをイメージキャラクターに採用した経緯について渡辺氏は「南さんがピッタリはまっており、南さん以外に考えられないと思い、すんなり決まった」という。南さんは「またやらせてもらえると言うことで、初めて聞いたときは、嬉しい気持ちがハンパなかった」と振り返った。CMは番長に扮した南さんがメンチビームを発射するシーンが印象的だが、CM制作の監督から「もっと低い声で!」と何度もダメ出しがあり、声が枯れてしまったという。渡辺氏は「前回のCMでは可愛らしく『メンチビーム』と言ってもらったが、今回は真剣にやってもらったので、目力が若干怖かったですね」と満足行く仕上がりだったようだ。
南さんは最後に「スゴイボリュームで、楽しめるゲームで、男の人は絶対にやらなきゃ。女の子も是非プレイして欲しい」とプッシュして締めくくった。渡辺プロデューサーも「集大成なのでよろしくお願いいたします」とアピールして、発表会を終えた。
【ヒロイン】 | |||
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少しツッパリ風(?)な娘から優等生、今風の女の子からメガネっ娘までバリエーション豊かなヒロインが登場する |
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(2011年 1月 26日)