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サン電子、YS NET、セガ、ディー・エヌ・エー
ソーシャルゲーム「シェンムー街」制作発表会を開催
ゲストに俳優の藤岡弘、さんが登場


11月15日 開催

会場:秋葉原UDXシアター


 サン電子株式会社、株式会社YS NET、株式会社セガは、株式会社ディー・エヌ・エーが運営する「モバゲータウン」と「Yahoo!モバゲー」にておいて展開する「シェンムー」シリーズのソーシャルゲーム「シェンムー街」の制作発表会を秋葉原UDXシアターにて開催した。

 「シェンムー街」は、ドリームキャスト(以下:DC)でリリースされたアクションアドベンチャー「シェンムー」を題材としたソーシャルゲーム。サン電子が運営と配信、YS NETが企画と開発、全体監修をセガがそれぞれ担当する3社共同プロジェクト。サン電子代表取締役社長の吉田喜春氏は「セガさんとは、業務用ゲーム機の参入やファミコン時代からのお付き合い。そのセガさんの重要なタイトル『シェンムー』のライセンスをいただいた。ゲーム性が一杯盛り込まれている本作。長い眠りについていたタイトルだが、ソーシャルネットワーク時代に(真価を)再度世に問うてみたい。鈴木裕さんがプロジェクトを直接指揮する。大変素晴らしいゲームに仕上がっており、今後もブラッシュアップしていく」とコメント。

 セガ モバイルニューメディア事業部 事業部長の宮崎浩幸氏は「1999年12月29日にリリースされたDC『シェンムー 一章 横須賀』。10年前のお話。世の中にまだ、ソーシャルネットワークサービスという言葉がなかった時代。そういう時代に『シェンムー』は生まれた。既存のゲームカテゴリでは表現不可能だった作品で、裕さんから“FREE(Full Reactive Eyes Entertainment)”という言葉が提示された。意味はわからなかったが、当時ぼくは凄いな! と思った。コンシューマゲームに新しい概念を堂々と持ち込んだ」と、先鋭的なゲームデザインがすでに成されていたことを説明。10年間支持し続けてくれたファンに感謝を述べた。

 ディー・エヌ・エー取締役ソーシャルメディア事業本部長兼COOの守安功氏は「ユーザーさんの反応を見ていると、多くの方々が大きな期待を寄せていることが改めてわかった。プラットフォーマーとして責任の重大さも感じている。今回の取り組みに期待していることは、大きくふたつある。ソーシャルゲームという新しいジャンルに、ゲーム制作のプロ中のプロである鈴木裕さんが関わることで、どんな科学反応が起こるか。ユーザーがどういう反応を示すか。もうひとつは、コアゲーマー層が『シェンムー』をキッカケにソーシャルゲームと接点を持ってくれること」とコメントした。


吉田喜春氏 宮崎浩幸氏 守安功氏



 会場では、YS NETの鈴木裕氏と株式会社ブルズアイ取締役の竹内宏彰氏が「シェンムー街」のゲーム内容を説明。11月1日より事前登録の受付を行い、本日(15日)より制限付で開放したが、発表会の時点で「最初にオチがついてしまいますが……なんか、もうサーバーが落ちちゃってるみたいですね。予想より多くアクセスがあり、いまサーバーの増強に努めている状況です(鈴木氏)」とコメント。利用料は基本プレイ無料のアイテム課金制。現時点では回復アイテムやガチャメダルなどで、価格設定を含め調整中としている。

 TOP画面に表示されるメインのイメージ画像は、ほのぼのとした1980年代の日本をイメージしたもの。既報のとおり、本作は「シェンムー 一章 横須賀」の世界観を踏襲。プレーヤーキャラクタは「芭月武館」の門下生となり、涼と協力しながら「シェンムー」のストーリーをフォローしていく。鈴木氏は「できれば、I、IIで描けなかったストーリーみたいなものを、少しでもいれていけたら」と説明。二章以降は「約束はできないが、このゲームがみなさんに愛されて継続できることになれば……」と含みを持たせた。


鈴木裕氏 竹内宏彰氏

タイトルロゴ

イメージイラスト

タイトル画面 オープニング

 ゲーム開始時、プレーヤーは「拳士」、「機士」、「仙士」の3タイプから好きなものを選択。鈴木氏によれば「3種族と、男女を選ぶ。拳士は、中国の伝統的なカンフーを使う人たち。機士は、道具を使う現代風のストリートファイター集団。仙士は、魔法とかが得意。簡単にいうとジャンケンのようなグー、チョキ、パーの関係。3種族でプレーヤーが協力して試合をするなど、ソーシャル性のある部分で特徴を出していく」と説明した。


3つの種族は、かつての「シェンムー」になかった新要素。3すくみの関係にあるといい、他ユーザーと補い合うことでソーシャルゲームとしての特徴を打ち出していくという

 マイページ画面には「探索」、「イベント」、「功夫」、「試合」、「収入」といったメニューが並ぶ。「探索」は、ケータイ中央にあるボタンを押すだけで、現時点で31あるステージを探索できるというもの。運がよければ「シェンムー」に登場するキャラクタに会えるといい、そこで「父親の死の謎」などストーリー進行に関わる情報の獲得、ミッション(イベント)、ザコとのバトル、必殺技の伝授などが行なわれるという。ミッションはシーケンシャルではなく、探索で見つけたものが「イベント」にリストアップされ、順不同で挑戦し達成率をあげていく仕組み。ちなみに、最初のボスは犬(ドッグ)。敵ではなく、涼や福原が門下生を鍛えるために用意したハードルとのことだ。


探索はボタンひとつでオーケー。現時点で31あるステージをワンアクションで歩き回れる

探索の結果リストアップされたイベントをこなして達成率をあげていく(ちなみに左の犬が最初のボスだと言う)

探索のおおまかな流れ。スクリーンショットを散見すると、動き回るたびに体力を消費していくシステムになっているようだ

 「功夫」、「試合」、「収入」は、ゲームスタート直後など最初は選べないメニュー。これは「いきなり選べるものが多いとユーザーの方々が迷うかと思った。ちょっとずつできることが増えていく(鈴木氏)」と説明。「功夫」は、探索でリストアップするだけでは使えず、このメニューから修練を積んで技の熟練度をあげていく。現時点では4レベルまで設定されており、マスターするとバトルや試合でプラスの効果が得られる。

 「試合」は、相手を探してバトルを挑むというもの。相手の詳細な能力は一切不明で、攻撃力や防御力など予測に必要なおおまかな情報だけが表示される。なお、試合を行なうには「道場」を持っていることが条件。ゲームを進めていくと道場を持つことが可能になり、他ユーザーを招いたり、門下生を増やしたり、違う種族を入れてバランスをとるなど、強化にむけてさまざまな運営を行なっていく。試合は5対5の団体戦で、先鋒、中堅、大将などの序列は自分で決められる。「『バーチャファイター』の段位認定システムを参考にした」という道場ランクシステムもあり、勝ち続ければ昇格、負けが込むと降格。試合をせず放置していると格下げになることもあるが、それを防止する「護符」といったシステムが用意される。


他プレーヤーとの試合は熱いものになりそう。有利に進めるためには、上画像・左のように秘伝をマスターしておきたいところだ

個人と道場。どちらも研鑽を怠ってはならない。そのためにも他プレーヤーとの交流は大切なものになるだろう

 「収入」は、ゲーム内マネー「木札」を稼ぐというもの。現在オープンされているのは「おこづかい」、「駄菓子屋」、「新聞配達」の3種類。「おこづかい」は、ファンにはおなじみの稲さんのおこづかい。「駄菓子屋」は、ガチャゴンを設置して売上を得るというもの。「新聞配達」は、最初は徒歩だが“自転車”を買うと行動範囲が広がって収益アップ。スーパーカブを購入できれば、より稼げるようになる。

 「シェンムー」で多くの人が稼ぎを投入し続けたガチャポン。今作には「シルバーメダルガチャ」、「ゴールドメダルガチャ」の2グレードが登場し、それぞれ必要とされるメダル枚数が異なる。会場では「ハングオン」、「バーチャファイターKIDS」、「セガシリーズ」といった3種類の景品シリーズが公開され、コンプリートすると封印された“技書”がもらえるといったコレクション以外の実利も明らかにされた。


「シェンムー」といえばガチャ。おこずかいや稼ぎをすべてつぎ込んだ、あの熱い日々が再び……

 操作に関しては「(携帯電話の)真ん中のボタン、できれば上下のボタンくらいで(完結させたい)。理想論としては、真ん中のボタンだけ。でも、そこまではなかなか難しい。要素が多いといえば多いので、もう少し整理したい。でも、慣れてもらうしかないかな」と、やや迷っている様子がうかがえた。ソーシャル性については、他ユーザーとのバトル、道場の門下生集めのほか、“礼(礼をかわす、の礼)”と呼ばれるシステムが用意される。また、同じエリアを探索している他ユーザーと礼をかわしたり、メッセージ交換などができるという。

 「Yahoo!モバゲー」版は、現在鋭意開発中。昆虫を捕獲してお金を稼ぐ、ドブ板にある赤字ゲームセンター「ゲームセンターYOU」を運営し経営を立て直すといった、現時点ではモバイル版にない要素が登場。ただし、これはあくまでも開発中のもので、ブラウザ画面の構成も含め先々変更される可能性があるという。


【スペシャルゲストは藤岡弘、さん!】
セガサターンのCMキャラクタ「せがた三四郎」や「シェンムー」の芭月巌役など、鈴木氏はもとよりゲームファンとも縁が深い俳優の藤岡弘、さんがスペシャルゲストで登場。自ら実践し続ける武道の奥深さ、道徳心、人間力とからめつつ「シェンムー」を熱く語った



(C)SEGA (C)YS NET (C)SUNSOFT

(2010年 11月 15日)

[Reported by 豊臣和孝]