セガ、PSP「シャイニング・ハーツ」
頼れる3人の仲間と戦闘中の感情を左右する「バトルM.O.E.S」などを紹介


12月16日 発売予定

価格:6,279円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


パッケージイラスト

 株式会社セガは、12月16日発売予定のPSP用RPG「シャイニング・ハーツ」において、3人の新キャラクターのプロフィール、バトルシステムの新情報を公開した。

 今回紹介する3人のキャラクターは、人間とは異なる種族のキャラクター。彼らは人間にはない特殊な力を持ち、バトルでも個性的な能力を発揮するという心強い仲間達。また、一部のキャラクターは「相棒」の精霊と行動を共にしている。本作における精霊の存在は、キャラクターの能力に大きな影響を与えるものとなっているだけに、その存在が気になるところだ。

■ 登場キャラクター紹介

■ きまぐれ黒猫盗賊 シャオメイ~怪盗ブラックテール~

『お城の地下にお宝が眠ってるって情報よ。さっそく盗みにいくわよ!』

種族:獣人族
クラス:モンク
武器:グローブ系
主要魔法:回復魔法
年齢:17歳
性別:女性
立場:骨董屋の店主
CV:斎藤千和

 普段は骨董屋の店主、その実態は怪盗ブラックテール。宝石に目がない気まぐれ猫娘と裏稼業の日々。

 普段は村の骨董屋の店主として鉱物やコインなどの鑑定をしてくれる。身軽で素早い、神出鬼没の猫娘。世間を騒がせている怪盗ブラックテールとして暗躍中。勝気でずるがしこい性格と持ち前のマイペースさで主人公たちを振り回す存在。シャオメイの物語では、主人公たちがなりゆきで盗賊稼業を手伝わさせられることに。

【シャオメイ】
全身バストアップ戦闘カットイン
【バトルスタイル】
戦闘タイプ:すばやい動きで回復魔法も使える近接格闘タイプ。アイテムを盗むスキルを持つ。
必殺技の系統:暗殺猫拳法。
特殊技の系統:敵のアイテムを盗む技「どろぼう猫」が使える。

■ ツンドラ魔女 メルティ~アイスの国の魔法使い~

『わがしもべ、三十一の精霊を従える氷の王たち。やっちゃいなさい!』

種族:ハーフエルフ
クラス:魔導師
武器:ワンド系
主要魔法:氷の攻撃魔法をメインに暗黒系魔法も使える
年齢:310歳
性別:女性
立場:洋館に住む魔女
CV:釘宮理恵

 魔女は甘いものが大好き。でもワガママぶりは甘くない。身も凍るツンデレお嬢様をご賞味あれ。

 村はずれの怪しい洋館に住むひきこもり魔女。氷の魔法が得意でアイスクリームが大好き。人と接するのが苦手で、太陽の下に出たがらないメルティを心配したソルベエのお願いで究極のアイスクリーム研究の素材探しに付き合わされることに。性格はワガママで素直じゃないツンデレお嬢様で、ソルベエをいつもこまらせている。

【相棒】使い魔 ソルベエ

 メルティお嬢様の使い魔で執事のような存在。メルティにぶたれても踏まれてもめげずにけなげに仕える姿がいじらしい謎の生物。

【メルティ】
バストアップ戦闘カットイン
【メルティ&ソルベエ】
全身使い魔 ソルベエ
【バトルスタイル】
戦闘タイプ:全キャラ中最大級の魔力を誇る攻撃魔法のエキスパート。耐久力と防御力に乏しいのが弱点だが、ソルベエが身代わりになって攻撃を受けてくれる特殊技を持っている。また、必殺技は全てアイスクリームで攻撃するという、おちゃめな魔女キャラ。
必殺技の系統:アイスクリーム技。
特殊技の系統:しもべガード(一定回数ソルベエが身代わりに攻撃を受ける)。

■ 孤高の精霊使い アルヴィン~久遠の森の守護エルフ~

『誇り高きエルフ族をそんな下等生物と一緒にされては困るな』

種族:エルフ
クラス:精霊使い
武器:弓系
主要魔法:攻撃魔法&補助魔法
年齢:119歳
性別:男性
立場:エルフの森の護人の長
CV:神谷浩史

 クールでプライドの高いエルフの護り人。彼が心を通わせるのは精霊のみなのか。

 エルフの森を守る護人の長。精霊と意思を通わせることができる精霊使い。他種族には冷たいが、心を許している精霊にはやさしい。世界に異変が迫っているという精霊の声を聞いたアルヴィンは、主人公たちとともに調査に乗り出すことにする。

【相棒】風の精霊プリンセス ケフィア

 アルヴィンの相棒で、風の精霊の女の子。ユルい表情とはうらはらに実は強い精霊力を持つ?

【アルヴィン】
全身バストアップ戦闘カットイン
【バトルスタイル】
戦闘タイプ:弓と魔法が使える後方支援攻撃タイプ。木属性魔法(ドレイン)ほか多彩な状態異常魔法が使える。
必殺技の系統:精霊ケフィアを召喚して放つ風の精霊魔法。
特殊技の系統:複数の矢を同時に放つ攻撃。




■ ペット精霊

 物語の舞台となるウィンダリア島には、様々な精霊たちが暮らしている。精霊は、今回紹介したキャラクター「アルヴィン」の物語に大きく関わってくるという。イベントやモンスターを倒すなどの方法で“精霊の卵”を入手したら、ホームシップにある「精霊の巣箱」で孵化させよう。主人公は精霊を1匹だけ連れて歩くことができ、連れ歩く精霊によってステータスが上昇したり、使えるスキルが増えたり、“精霊技”が使えるようになるといった様々な恩恵を受けることができる。

【ペット精霊】
連れ歩く精霊を選択することは、主人公のスキルをカスタマイズするということ。精霊の中にはレアな能力を持つものも存在するようだ。“精霊の卵”を集めて、精霊を誕生させるという楽しみも

【登場する精霊】
月の精霊ルナリス炎の精霊サラマンダー水の精霊ウンディーネ
木の精霊ドライアード雷の精霊カーバンクル土の精霊ノーム
光の精霊ウィル・オ・ウィスプ風の精霊シルフ氷の精霊ペンゴオル


■ 戦闘中にも友情と恋のかけひきが!「バトルM.O.E.S」

 本作の特徴にもなっている、キャラクターの感情を左右する制限時間付き選択肢システム「M.O.E.S(Mind Over Emotion System)」が、戦闘中にも導入されていることが判明した。戦闘中に一定の確率でクリティカルボーナス的な意味を持つ合体技の選択画面が出現し、選んだ相手と主人公の連携技を発動させることができる。連携技の効果は選んだキャラクターにより、単体超ダメージ、全体攻撃、回復など様々。

 普通に考えれば、戦闘効率だけを考えて最も効果的なキャラクターを選ぶと思うが、本作にはそれだけではうまくいかない要素がいくつか存在している。また、キャラクター選択に登場するキャラクターは、好感度が一定以上を超えていないと出現しないという。これは好感度が高くなければ連携技が使えないということを意味し、戦闘時のマイナス要素となってしまうだろう。さらに好感度により選択タイマー時間が異なったりと、バトルM.O.E.Sには様々な要素があるようだ。

【バトルM.O.E.S】
選んだキャラクターの好感度はアップするが、選ばれなかったキャラクターの好感度は下がってしまう。好感度が上がることで、戦闘中にもパーティキャラクターの感情を表現したアクションを楽しむことができる(例えば、主人公の攻撃する姿にうっとりしたり、守られると喜んだりなど)


(C)SEGA

(2010年 10月 22日)

[Reported by 志賀康紀]